夜中寝ていたら、突然枕もとでけたたましいアラート音が!
な、なんだ・・と飛び起きたら、Mac用のUPSがアラートを発していた。バッテリーの劣化だ・・。
取り敢えずESCボタンを押してアラート音を停止してこの日は再度就寝。翌朝交換用バッテリーを調べる。
OMRON純正品はBWB120T。互換品があるのかは調べていないが、まあ、バッテリー関連の互換品は危険そうなので避けたいところだ。
価格は3万円弱。2年ほど前に、バッテリー込みの本体、BW120Tを実質2.8万で購入しているので同じような金額になってしまうが、今現在は本体は4万円ほどの価格になっている。
少し前に価格改定して15-30%ほど値上がりしたので、致し方ないところだ。
BW120Tに搭載のバッテリーだが、メーカーサイトの仕様だと期待寿命は5年となっている。今回、4年で逝ってしまったしまったので、1年ほど寿命が早かったことになる。期待寿命は周囲温度25度の場合の数値との事なので、夏場の30度を超す室内の状態が続いたため、寿命が減ったのか・・。
また、OMRONのUPSは本体とバッテリーに3年の保証が付いている。3年以内に寿命を迎えると無償交換可能だったわけだが、1年過ぎているので適用外。いずれにしても残念な限りだ・・。
さらに本体の寿命は7年で、それを過ぎている場合はバッテリー交換ではなく、本体ごと交換することが推奨されているが、まだ4年経過なので、今回はバッテリー交換に留める。
ということで、最安のサイトを探すと、旧NTTXストアが見つかる。POINTバックを考慮すると、ヤフショで若干安い店があるが、取り寄せとなっているので、NTTXで購入することにする。
ちなみに、NTTXの母体の法人向けのダイワボウのサイト、韋駄天で確認すると、BW120T本体は税抜き35,500円、交換用バッテリーのBWB120Tは税抜き23,100円となっている。値段は5%程度の違いで、韋駄天では在庫は0となっている。
到着次第、バッテリー交換を行う予定だが、実はプライベートでUPSのバッテリー交換をするのは初めてだったりする・・。
まず、既存バッテリーの取り外し。
オムロンのWebサイトに動画付きの交換手順が掲載されているので、それに従う。
それによると、活性交換ももちろん可能なのだが、本体を横に倒す必要がある。
裏にコンセントが繋がった状態で横に倒すのは困難だ。
どうしようかと悩んだが、縦置きのままの交換にトライすることにした。
フロントパネルを固定している爪は縦置きにすると本体下部に隠れてしまう。スペーサーで少し浮かせて、爪を押しながらフロントパネルを手前に引くと、簡単に外すことができた。
内部にある金属のカバーをスライドして取り外し、いよいよバッテリーの取り外し。
取り外し用のテープを引っ張り、手前にバッテリーを取り出す。ホットスワップで簡単に外すことができた。
オムロンのUPSは、このBWシリーズになってからBYシリーズより格段にバッテリー交換が楽になった、と聞いていたが、本当に簡単だ。
既存のバッテリーにはPanasonicのロゴが入っている。
交換品のバッテリーは・・と開梱すると、CSB Energy Technologyという初めて聞く会社のロゴが印刷されていた。ベトナムの会社のようだ。
交換品も簡単に挿入することができた。取り外しと逆の工程を踏むだけだ。縦置きでも全然問題なかった。
しかし、ここから少し暗礁に乗り上げることに。
手順によると、交換後、自己診断テストとバッテリ寿命カウンタリセット操作が必要となる。
フロントに二つある選択と決定ボタンを使って操作するのだが、なかなか面倒。
LCD表示を確認しながら、ボタン長押しなども使う。
自己診断テストはスムーズに完了したのだが、最後のカウンタリセットで躓く。
動画の手順だと、C00表示で、選択スイッチを長押しすると、C01点灯状態になる・・とあるのだが、C00のままだ。
もう一度自己診断に戻り、二回くらいやり直してようやくC01表示に切り替わる。
このようにして、無事にバッテリ交換が完了した。
もう一台あるBW120Tは仮想基盤で使っていて、使用開始して既に1年以上経過している。こちらは何とか、5年以上もって欲しいもんだな・・。
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