
オカムラ肘パッド交換







オカムラの肘パッドを交換。パーツ販売サイトの注意書きから、それなりのコツが要りそうな感じはしていたので、注意深く対応。
まず、ヒビの入ってるパッドを外す。爪で固定されており、なかなか外れそうにないので、ヒビの部分にカッターで切り込みを入れ、バキバキと割っていく。
バッドの下には白い干渉部材が入っていて、これが下部の部材と爪で固定されている。少し時間をかけパッドも、白い緩衝材も取り除くことができた。
そして、新しいバッドを取り付ける。爪で固定されるはずなのだが、完全にはまらず、1,2箇所爪が浮いているような感じだ。爪の受け側の方が少し損傷を受けているのかもしれない。
しかしまあ、パッドが取れるわけでもないので良しとしよう。
反対側のパッドはさらに注意深く剥がしたが、やはり爪のハマりはイマイチ。まあしかし、こちらも外れることは無さそうなので良しとした。
余談だが、すっかり忘れていたのだが、この肘置きパーツ。本来のアトラスのものではなく、バロンのものにカスタマイズで交換していたことを思い出した。
なので、互換性のあるパッドを買った・・のではなく、そもそも取り付けていたバロンのパッドを純正品で交換した、ということになる。
バロン/ゼファー共通 肘パッド:左肘用〔アジャストアーム〕A14589X/G721ネオブラック 2,376円@オカムラサポートアンドサービス
バロン/ゼファー共通 肘パッド:右肘用〔アジャストアーム〕A14588X/G721ネオブラック 2,376円@オカムラサポートアンドサービス
送料:972円



10年前から愛用しているオカムラのチェア、アトラス。気づいたら左の肘掛けの部分に亀裂が入っている。
補修用パーツはないのか・・
と、Webで探してみると本家オカムラに存在した。
アトラスの姉妹モデル、バロン用で、ポリッシュの有無で2万円前後で2種類ある。
よくよく見ると肘パッドの部分だけの販売もあり、左右別々に売られている。
注釈を見ると、途中で仕様変更で材質が変わっており、交換時は左右同時を推奨するとある。また、取り外し時は、アームの取り付け部側の爪を折ることがあるので注意、とも書かれている。
Webてさらに調べると、バロン系の肘パッドの亀裂はアルアルのようで、恐らくオカムラも材質選定ミスと判断して、途中で仕様変更してのだろう。
という事で左右一緒に肘パッドを発注。送料入れると5千円オーバー。
Webでは、バロンやアトラスで、キャスター部や座部の破損の報告もあるようだが、幸いにも自分のとこは肘パッドのみ。肘パッドしたのポリッシュ部に一部剥げがあるが、まあこれは許容出来るだろう。
高かった椅子なので、もう10年は使い続けたい。
クルーズ&アトラスの導入が完了したので、周辺機器整備の仕上げを開始する。
まずは新しいDVIのKVMスイッチ。このスイッチ、本体ボタンでの切り替えはできるのだけど、キーボードでの切り替えがうまくいかない。ScrLkキー二度押しを使うのだけど、今使っているFKBのミニキーボードが、ScrLkはFnキーとの組み合わせのため、うまく動作しない。Ctrlキーにキーアサインを切り替えできるのだが、切り替えるためのセッティングモードがNumLockキーを使い、ミニキーボードにはNumLockは付いてないので根本的に設定モードに入れない。ATENのサポートに問い合わせたら、ミニキーボードだとそういことが多いので、フルキーボードを使ってくれ、との事。あんまりだな・・。でもよく考えたら、セッティングだけフルキーボードを使って、一旦Ctrlキー動作に切り替えたらミニキーボードに戻せばいいんだ・・と当たり前の事に気づく。早速古いPS2のキーボードを引っ張り出し、スイッチに付属のUSB-PS2変換ケーブルを使ってセッティングモードに入り、キーアサインを変更した。ミニキーボードに戻して、問題なくCtrlキーで切り替わることを確認。良かった。ただ、実はもう一つ問題があって、Macをスリープから復帰させると、スペースキーが連打されているような状態になる・・という症状が出てる。これもどうやらKVMスイッチの不具合みたいなのだけど、ATENに問い合わせたら、最新のファームを入れてみてくれ、と添付してきた。余談だけど、ATENのWebには、二つのファームがアップされてたけど、送られてきたのはこのうちの新しいバージョンと一緒のもので、別段特別仕様というわけでもなかった。それより驚いたのが、新品で買ったばかりのこのKVMスイッチのファームバージョンが、Webで公開されている、古いほうのファーム(一年以上前の日付)よりもさらに古かったこと。これは酷いな・・。
まあ、それはさておき、ファームアップデート。シリアル経由のアップデートなので、USBシリアル変換アダプタを用意したりと、面倒な準備を経て、更新。まあ、面倒だけどファームを自分で書き換えられるのは楽でいいな。ぷらっとホームのアナログのKVMとかは、有償で返送しないと更新できなかったりしたので、雲泥の差。
で、結局だけど、ファームを更新したけど、スペースキー連打状態の不具合は治らなかった。ATENのサポートはレスも悪く、今後の改善はあまし期待できない。キーボードの買い替えも視野に入れたほうがいいかもしれない。まあ、キーボードを変えたら治まるかも定かではないわけだが。
購入する店を決定して、価格交渉と細部確認のメールを出す。すぐに返事が来て、価格についてはオカムラに交渉するとの返事。その他、メッシュの耐久性や搬入に関しての質問にも、的確な回答をくれる。やはり凄いな。発注することには決めていたが、あらためてこの店にして良かったと確信。オカムラとの交渉結果も、翌日に返答・・ということだったのだが、当日の深夜にメールが届く。オカムラに交渉して4000円、店側でも3000円値引きをするとのことで、僅かではあるが値引きされた。286000円。まずまず、満足できる金額になった。
会社の同僚の知人がオカムラに勤めているとの事で、社員特価がいくらになるか聞いてもらう。詳細な見積もりは出てこなかったが、大体6-70掛けとのこと。創和が70掛くらいなので、それよりは安くなりそう。ただし、組立費や送料は別途とのことなので、仮に最大の60掛けになったとしても1-2万の差くらいに収まってしまうのかも。それよりも、回答が遅いので、知人のツテはやめとこうと思う。23日にクルーズだけでも納入したいので急いでいるというのもあるのだけど。
多慶屋もオカムラ製品を取り扱っていると知り、見積もり依頼を出す。多慶屋は、大昔はファミコンに始まり、家具についても今部屋にあるスライド式書棚2台と、大型書棚2台も買った事がある。自分的には、定番安売店の印象があり、期待がたかまったが、結果は散々。最安の創和と比べると、3.5万くらい高い。個々に見ると椅子のアトラスだけは最安だったりするが、オプション関係が高く、アジャストアームも同額交換ではなく、プラス費用になっている。カード支払い等も効かないので、他の店と変わらない。当然ながら、選定候補からは脱落した。
見積依頼をして以降、細かい仕様について悩んで来る。まず、座面の素材。アトラスはメッシュとクッションの座面が選べるが、一般的にはメッシュ素材はヘタリやすく、ベースフレームの体が当たり痛い・・といったトラブルがおこりやすいらしい。これは散々悩んだあげく、結局メッシュに落ち着く。まあ、どうしてもいたければ座布団入れれば良いし、最悪サービスパーツで座面だけ変えられる。メッシュの方が格好良いし、夏場の通気性にも期待できる。
続いてはキャスター。通常ハード仕様のナイロンキャスターだが、ソフトなウレタンキャスターに変更できる。これは結局、机・椅子の下にクッションマットを敷くことにしたので、標準のナイロンキャスターにすることに。
もう一つ、アトラスの脚部の仕上げ。光沢磨きのポリッシュとシルバー塗装が選択できる。他の選択肢はコストアップには繋がらなかったが、これについては、ポリッシュの方が値段が高くなる。ポリッシュの方が見栄えが良さそうなのと、傷がついても磨けば修繕できるというので、ポリッシュを選択。これでようやく、仕様が確定した。
いよいよクルーズ&アトラス導入の本格フェイズに突入。ネットで検索したオカムラ取り扱い店にかたっぱしから見積依頼。
見積依頼した仕様は、
クルーズ基本B 1000幅
フットステップ
アトラス可動ヘッドレスト、メッシュ、ポリッシュ、ウレタンキャスター、バロンのアジャストアームに変更
丁度出張だったので、行きの新幹線で5-6件見積依頼を流す。そのうち、3社くらいはその日の夕方には見積もりが戻ってきた。最安は、一番はじめに見積もりを出してきた、とある地方の店。この店はgoogleとかでもトップで検索に引っかかる。おまけに、聞いてもいないのに、バロンのアームに変更の際の注意事項や、組立手順書を添付してきたり・・とサービス精神旺盛。心証が非常に良かった。二番目の店は郊外の家具屋。電話でないと答えられない・・という返事なので電話する。先の店よりちょい高だが、組み立て費用も無料で、支払いは後払いでもいいみたい。残りの数社は、メーカーが休業のため、GW後に返信との連絡。
翌日、新設のラックの吊り下げを行う。色々検討した結果、楽天ノナカ金物店で買ったステンレス棚受けレールを使って、ホームセンターでカットしてもらったボードを吊ることにした。ボードのサイズを1cm間違えたため、再度カットし直しに行くハメになったが、それ以外は順調に進み、我ながら感心するできの良い棚が吊れた。取り急ぎ、そこにハブやルーターを納めて行く。何はともあれ、インターネット使えないと生活できないからね・・。
続いて、一番大物の、900幅のメインラックの解体はかなり大変。機器を外しながらの作業で、腰は痛くなり、辛い。何とかバラバラに解体する。ようやくこれで全てのラック解体が完了したので、あらたに1500高の新設のサブラックを組む。余談だが、ホームセンターに部材を買いに行ったら、入念に購入リストをまとめていた筈なのに、何故か1500高ではなく、1800高を買ってしまった・・。しかし、結果オーライ。1500高だったら、十分に機器が入らなかった。1800高にしたおかげで、かなりの機器を入れ込む事ができた。
解体したメインラックの一部。
10年以上・・多分15年くらいはこのラックを使っていたのだと思う。
新規に吊った棚。サイズもぴったりで、かなりしっかりしている。
クルーズ&アトラス導入の前哨戦として、周辺環境の整備に入る。今現在PCデスクとして使っているのは、900x450x1200のマンテンのジャンボファングル。これに、8台のPCとモニター、プリンタ、ハブなどがぎっしり詰まっている。机の脇の、900高のプリンタ台とレコードラックを解体。あらたに1500高のラックを立てて、ここに半分くらいのPCを移動。残りは従来のデスク収納位置の上部に二段の棚を吊ることにした。
部屋にスペースがあまり無いので、ラックを解体、組立しながら大量の機材の移動をするのは至難の技。入念な移行計画を立てる事にする。当初、サイドのラック解体と、新設のラック組立を行い、メインのジャンボファングルの機器を移して行こうと思ったが、ファングルのパーツの流用をしたいため、一度に全てのラックを解体しなければならない。かなり面倒で、かつ一気に作業を行わなければならないが、観念して作業に入る。
まずは、レコードラックを解体。これはオクで売る。余談だが、意外とこのラックは高く売れた。続いてはプリンタ等の載っていた900高のラックの解体。これもあっさり完了する。
撤去したレコードラック。これが二つあった。
これはプリンタ等を置いてたラック。 一年前に組み立てたばかりなので、ちょっと勿体ない。
クルーズ&アトラスと、エルゴトロンのアームの寸法を調べ、入念に設置レイアウトを検討する。幅がギリギリで、大型のモニターを二つ置けるかが微妙な感じだ。機器の配置レイアウトと配線も大幅に変える事にして、十分に検討する。こういう過程って、もの凄く楽しいな・・。
Illustratorで作った設置レイアウト。
最終的にも、このレイアウトにかなり近いものとなる。
30型の液晶モニターを買ったら、液晶モニターアームが欲しくなり、液晶モニターアーム買ったら良い椅子と机が欲しくなり・・という悪循環で、今、PC用の机と椅子が、自分的な最大の関心事。物欲ターゲット。
当初は、アーロンチェアという有名な前傾姿勢型の椅子が気になって、大塚家具とかに座りに行ったりしたのだけど、自分の使い方だと、ホームシアターでの観賞用も兼ねたいので、前のめりのアーロンはちょっと厳しい。
ということで候補に上がったのが、オカムラのクルーズ&アトラス。これは、もの凄く低い座位に、もの凄くリクライニングした状態で座って、机の天板も傾斜させて楽な状態でPCをいじれる・・という代物。
値段も凄くて、基本の机と椅子のセットで40万くらいする。しかし、気になると後戻りはできなくて、まずは部屋に入るか検討。標準のラウンドタイプの天板のだと入らないけど、1000mm幅のBタイプという非ラウンド型のやつならギリギリ入りそうなことがわかった。最近、モノも減ってきたので、なんとか設置スペースも確保できそうなので、本格的な検討に入る。
ということで、行ってきたのがオカムラのショールーム。赤坂のニューオータニの中にある。前々からここにオカムラがあるのは知ってたが、高い什器や家具を買おうと思った事もなかったので特に気にしてなかった。受付で内線電話を入れると、受付嬢が出てきて記帳。説明員付けますか?と聞かれたのでお願いする。気さくな感じの社員のおじさん(同じ年くらいか?)が出てきて、広いショールーム内を移動して、目的のクルーズ&アトラスのところへ。
ちょい残念だったのは、ラウンドタイプのタイプAしかなく、自分の買おうとしているBは置いてなかった。まあ、構造は一緒なんだけど。なんでも、タイプBは設置スペースを最優先で、直角的に配置するためのバージョンらしい。タイプBはラウンドフォルムで、デットスペースが生じるけど、見た優先。
まずは座らせてもらい、コックピットのような感覚に感激。半分寝るような姿勢になれる。凄く楽。特に、机のクルーズは、天板が傾くのがいい。ショールームの液晶モニターを15型が2台で、アームはオカムラ純正だったが、これが回転性があましよくなくイマイチなのだが、自分はエルゴトロンのを使うので、もっとしっくりきそうだ。
椅子のアトラスもリクライニングや高さ、ヘッドレストの向き等、かなり細かく調整できる。オプション品もかなり色々用意されていて良い感じだ。バックの素材はメッシュで、座面の方はクッションとメッシュから選べる。単体の椅子として販売されている、バロンというのも座らせてもらう。こちらは、通常のデスクと組み合わせるものなので、アトラスのように座位を低く出来ない。
サブ天板の下を覗き込む。ここに、KVMスイッチとかおけそうだ。
オカムラ純正のモニターアーム。 エルゴトロンのを使うから、これを買う事はないけど。
またまたサブ天板の下あたり。
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