
iOSだけでなく、macOSもアップデートされた。
こちらもバージョンが西暦連動となり、macOS 26 Tahoeとなった。
Mac Studioは慎重に更新したいが、離れのminiは悩まずに上書きで更新することにした。
アップデートは問題なく、さくっと完了し、エラー等はなし。
特に不具合の出た周辺機器などもなかった。

ただ、勝手にFileVaultが有効にされたので、手動で無効に戻す。
また、Default Folder Xが最新版へのアップデートを促すので、その通りにした。
これなら、自宅のMac Studioも問題無さそうだが、Wacom Tabletなどに注意しよう(既に対応しているようだが)。
相変わらず離れのMini PCがイマイチだ。
起動直後にエクスプローラを開いただけで応答無しでフリーズすることがある。シャットダウンにも時間を要する。
応答無しの状態でタスクマネージャを起動したら原因が判明した。SATAの増設HDDが使用率100%で張り付いていた・・。


相性なのか、このHDDがイマイチなのか・・。
いずれにしてもストレスになるので、HDDを除去した。
動作は快適になった。
替わりのSATAデバイスを搭載するかは、別途検討することにする。
余談だが、HDDを取り外しの際にあらためて標準搭載のSO-DIMMのメーカーを確認すると、KINSOTINと言うメーカー名だった。

Kingstoneじゃあるまいし、こんなメーカーあるのか・・と思って検索したら、メーカーサイトは見つからないが、このブランドのメモリは売買されている。
金士漿と言う中華なメーカーのようだ。
チップ自体はMicronのものが使用されている。
予備のSSDもオークションで落札したので、離れのミニPCに元々バックアップサーバ用に購入して使わなくなったHIKSEMI WAVE 256GBを実装する事にした。

FirebatのMini PCは、メモリとSATAには簡単にアクセスできるが、NVMeスロットはメイン基板の背面にあり、アクセスがちょっと面倒。ハングル語だけど、以下のサイトが大変参考になった。

https://tokis.tistory.com/446
このサイトで指定されていたネジを除去して、Firebatを分解する。




厄介なのは、メイン基板を固定しているカバーを外すところと、メイン基板自体を裏返すところ。
前者は背面のトップカバーのロック機構が邪魔して外し辛い。力技でやると破損しそうだけど、それしかなかった。何とか割れる事なく外せた。
後者ははめ殺し・・まではいかないけど、側面二箇所の端子の突起部分が邪魔して外すのに苦労した。


また、メイン基板はWi-Fiアンテナのケーブルがケースに固着されているので、切れないように注意深く裏返す必要がある。


裏返すとようやくNVMeスロットにアクセスできる。
メーカー名はWicgtypと言う聞いたことのない会社だ。一応、Webサイトは存在していた。

ここまでいけばSSDの交換は簡単。小ネジを外してSSDをHIKSEMI製に交換する。
交換後は、逆の手順で注意深く組み立てる。
マザーボードのコネクタ部をケースにはめ込むのが一番苦労した。

組み上げ後、インストールUSBを装着し、UEFIでブートドライブを変更してインストールを実行。
問題なくインストールは完了した。
インストール後、Windows 11の最終設定を行い、各種ベンチマークを取得した。
特に動作に異常は感じられない。
ちなみに除去したWicgtypブランドのNVMe SSD。
相当状態は悪かった。NVMe-USBケースに装着して、スキャンディスクでもかけようか・・と思ったが、Windowsのディスク管理でアクセス使用としたら、ディスクの初期化を要求された。
しかも、初期化をしようとしたが、エラーで実行できない。
完全にご臨終の様相だ。よくこれでOSが動いていたもんだ・・と感心してしまう。
離れでTV録画ファイル視聴に使っているMini PCが相変わらず不調だ。
内蔵SSDに問題があるのだと思うのだが、何かの拍子にエクスプローラが応答なしになったり、起動時のグルグルから先に進めなくなったりする。
何度か強制電源断、再起動を繰り返すと復旧するのだが精神衛生上よろしくない。
イベントログを確認すると、diskのエラーがたくさん記録されているのだが、

\Device\Harddisk03\DR07上でエラーが検出されました。
といったエラーだ。
Harddisk3は何か・・と調べるのだが、ディスクの管理で見ても、ディスク0,1,2までしか存在しない。
WinObj.exeと言うフリーソフトでもう少し詳しく調べられるようなの試してみたが、やはりHarddisk0,1,2しか出てこない。
ちなみにDRはパーテーションを示すそうだ。
その他、
デバイス \Device\RaidPort0にリセットが発生されました
(POD名:\Device\000000**)の論理ブロックアドレス0x******でIO操作が再試行されました
の警告も記録されている。
Harddisk#が存在しないものなのが気になるが、やはり一番怪しいのは標準実装されていた中華な512GB SSDだろう。
この日も、Windowsバックアップを取得した後に発生した。
また、最近運用を変えたが、デスクトップ(すなわち中華SSD上のCドライブ)に動画ファイルをコピーすると頻繁にこの不具合が発生した。
余剰の256GB SSDか、メインPCから2TB SSDを払い下げて換装してみようかと考えている。
暫く前から、N100ミニPCが不調だ。
シャットダウンしなくなったり、応答なし状態になって強制再起動を余儀なくされたり・・ということがあったが、再起動後は正常に動いて、CDIで見ても、SSD、HDD共に健康状態は良好だ。ただ、イベントログには不良ブロックの記録が残されている。

しかし、前日の夜、やはりシャットダウンしようとしたら、何も反応しない(固まるわけではないが、シャットダウンの選択画面が表示されない)状態になってしまった。
操作全般がうまくいかず、エクスプローラでドライブを開こうとしても応答が異常に悪かったり、コマンドプロンプトを管理者モードで開けなかったり・・と酷い状態だ。
何も操作を受け付けないので、放置して、翌朝確認。スリープしていて、復帰したら操作は受け付けるようになっていた。
それなら・・と、chkdsk /f /rでオフラインスキャンを実行する。
先起動中に、結構な時間をかけてスキャン動作が走る。
スキャンが終了して、再起動し、サインイン。
イベントログの、applicationログで、ソースがWininitのイベントを確認。ここに、スキャン結果や修復結果が記録される。

8 KB in bad sectors
の記載があり、不良セクタが存在することが明らかになった。
やはり、SSDがよろしくない状態になっているようだ。
5chでRealtekのUSB-SATA/NVMeチップのファームウェア更新が可能、という書き込みを見て、トライすることにする。
ファームウェアはRealtek本家から入手するのではなく、Station -Drivers.comという外部サイトを利用する。
少し心配もあるが、古くから使われているようで、信頼はできそうだ。
ということで、Mac mini用のORICOのUSBドックのチップ型番を調べる。
システムレポートから、RTL9210B-CGであることが分かり、Station-Driversで検索。
該当するファームウェアのパッケージが見つかった。
ファームウェア書き換えようのMac用のdmgファイルも用意されていて、マウントすると書き替え用のMPtool_Liteとバイナリが格納されている。
ツールを起動し、該当する一番新しいレビジョンのbinファイルを選択。Update Deviceで更新が始まる。
マウントしていたNVMeのドライブが強制アンマウントされたが、更新完了後、再度マウントされていた。
アップデートによる効用は分からないが、こんなに簡単にファームウェアが更新できるとは・・。今まで知らんかった・・。
MSDNからダウンロードしたArm版Windows 11をFUSION環境に導入する。
UEFIを選択し、TPMの暗号化パスワードを入力、メモリは8GB、コア数は4にする。イメージの保存場所は増設した外付けのドック内SSDにする。
仮想ディスクサイズは128GBに増やす。
ここからは、Windowsのセットアップ。
Arm版とIntel版で差異はない。いつもの通り、ネットワーク接続を回避するおまじないを入力して、セットアップを完了する。
セットアップ後、ネットワークアダプタが認識されず、インターネットに出れない。
デバイスマネージャ上に不明なネットワークアダプタがあるので、強制的にRealtekのドライバを当てるが、ダメ。


調べると、VMware Toolsを追加導入する必要があるようだ。そう言えば、そうだった。
しかし、このVMware Toolsの導入方法がわからない。
Arm版の場合はちょっと面倒で、インストール済みのVMwareのリソースの、以下からwindows .isoファイルをコピーする。
[Contents]->[Library]->[isoimages]->[arm64]->[windows.iso]
Windows 11仮想マシンの上部メニュー光学ドライブアイコンから、コピーしたwindows.isoを選択。
すると、VMwareの[仮想マシン]メニューからVMware Toolsのインストールが選択できるようになる。





VMware Toolsのインストールが完了すると、ネットワークアダプタが正常に認識されるようになった。
設定のネットワークアダプタでUSB 10/100/1000 LANを明示的に選択し、正常にインターネットに出られるようになった。
デバイスマネージャには感嘆符付きの不明なデバイスが二つ残っているが、VMware側の対応を待たないとArm版Windowsでは解消しないようだ。特段不具合はないようなので、そのままとする。
Mac miniにM.2 SSDも外付け増設できたので、今回のシステム更新の狙いの一つであった、VMware FUSIONとArm版Windowsの導入にトライしてみる。
まずは、FUSIONのダウンロードをインストール。
久しぶりにBroadcomのサイトにアクセスし、FUSIONのダウンロードを試みる。久しぶりのアクセスだったからか、アカウントがロックされていて、メールアドレスでロック解除を行う。
解除後、FUSIONの最新版をダウンロードする。
ダウンロードしたsetupファイルを起動して、インストールを開始する。
イメージファイルの選択画面で一旦ストップ。
Mac miniの環境構築を進める。
気になった部分から手を入れる。
まず、マウスのスクロースの方向。
MacのデフォルトがWindowsと逆なので凄く気になる。
[ナチュラルなスクロール]で設定を行う。
続いて、英語<->日本語切替のキーボードショートカット。
自分は英語の106キーボードだが、デフォルトだとCtrl+スペースで切り替えになる。キーが離れすぎなので、Alt+スペースに変更する。
[システム設定]->[キーボード]->[キーボードショートカット]
[入力ソース]->[前の入力ソースを選択]で設定を行う。
月曜日到着予定だったORICO Mini Dockが前倒しで到着した。
それなら一気にminiのセットアップを完了させよう・・と、作業を進める。
まず、開封の儀。
思ったより小さなパッケージでびっくり。
本体と短めのUSB-Cケーブル、SSD用の小ネジ、ドライバー、熱伝導シートが同梱される。




内部に実装するSSDは、死蔵していたKIOXIZ G2の500GBをチョイス。
用途未定のままキャンペーンの際に購入したものだが、丁度良い容量で、今回はIFの上限上スピードは重視しないのでピッタリだ。



底面の蓋を開け、SSDを実装。熱伝導シートを貼り、再び蓋を閉める。蓋はアルミ製で、高温のSSDでなければそこそこ排熱はしてくれそうだ。


機材を離れに持ち込み、セットアップ。
Mac mini本体は柔らかな上部の凹みにジャストフィット。傷も吐きそうもない感じだ。
Mini DockにはSDカードスロット(通常とMicro)、10GbpsのUSB-C、USB-Aが各1、5GbpsのUSB-Aが2、そして100W PDの記載のあるUSB-Cがもう一つ、そしてLANまで付いている。
SSDスロットも含めて、これで7,000円弱とは格安だと思う。質感も良く、Mac miniと調和する。


少し悩んだのは、外部電源不要で動くのか?だ。
が、結果は問題なし。HOST接続用のUSB-CにMacを付属のケーブルで接続して起動すると、Dockのインジゲータも点灯した。


起動後、内蔵したSSDがきちんと認識しているか確認。確認の前に、OSが未フォーマットのドライブがある、とアラートを出してきて、Disc Utillityを起動。
確認すると、Realtek RTL9210B-CG Mediaという名前のストレージが表示される。
なかなかストレートなネーミングだが、USB3.2 to PCIe/SATAブリッジのチップのようだ。
消去を選択し、APFSで初期化する。問題なくMac上にマウントされた。
早速、AmorphousDiskMarkでベンチマーク。
1GiBで確認すると、シーケンシャルReadで931MB/s、Writeで1016MB/sと、USB経由の接続しては十分なスピードだ。USB3.2の上限の10Gbps一杯のパフォーマンスだ。
基本セットアップは完了したので、ベンチマークをいくつか仕掛けることにする。
まずは定番のGeekBench 6。






そして、内蔵SSDのパフォーマンス確認のため、AmorphousDiskMark。

同じく、メモリパフォーマンス確認のため、AmorphousMemoryMark。

CineBench R23も確認する。



全般にパフォーマンスは良好だ。これが10万円を切るエントリーPCのパフォーマンスとは思えない。
離れでMac miniのセットアップを行う。
まず、既存のMacBook Airをシャットダウンして、Plugableのドックやケーブルを撤去する。

そして、Mac miniとTB4ドックを机上に配置する。
TB4ドックの配置と向きに悩んだが、TB4端子側を背面に、USB-A側を前面に配置する。少し斜めにして、TB4ホストケーブルの抜き差しもし易く考慮する。社用のWindows PCとの繋ぎ変えも想定してのことだ。



TB4端子から、ELECOMのHDMIアダプタを介して、既設のUDMI極細ケーブルでモニタまで配線。USBハードディスクは前面のUSB-A端子に接続。
マウス、キーボードはAnkerのハブを介して接続する。


TB4ドックとMacの電源を接続して、Mac miniの底面にある電源ボタンを押す。起動音が鳴り響くが、画が出ない。
TB4ドックのインジゲータを見ると、何も点灯していない。電源ボタンを押してみるが変化無し。ドック初期不良か・・と嫌な予感が頭を擡げたが、の何度か繰り返していたら、グリーンのLEDが点灯し、画が出た。良かった・・。



そのまま、いつものウイザードでMacのセットアップを進める。データ移行はせず、クリーンインストールだ。ここで一つ失敗。いつも、MacのユーザーアカウントはZun Tetsuya(zun)にしていたのだが、今回うっかり本名にしてしまった・・。まあ、Appleアカウントの表示も本名なので良いか・・とも思うが、少し気になる・・。
ハードウェアのセットアップは上々で、ディスプレイは2面とも認識し、キーボード、マウスも正常に動作する。Thunderboltドック、素晴らしいな。
基本セットアップ後、OSのアップデートと、Microsoft 365のインストールを行う。これをしないとOneDriveへのアクセスもできず、必要な共有リソースにアクセスできない。


ここまでやってちょっと外出して、再考。
やはり、冒頭のユーザーアカウントが本名なのが気になり、再度セットアップをやり直すことにする。
一旦Macを初期化して、再インストール。
OSアップデートは適用済みなので、Microsoft 365のインストール、ベンチマークアプリのインストールを行う。
仕事がキャンセルになって週末に時間が出来たので、Mac miniのセットアップを前倒しすることにした。
週明けの到着予定だったThunderboltドックも予定より早く到着している。
ORICOのスタンド型ドックは未着だが、セットアップはできそうだ。
まずは、開封の儀。
Mac mini本体から。Amazonでの発注だが、Amazon梱包の内側にAppleの茶段が入っている二重梱包状態。
ペリペリを剥がしていくと、化粧箱がお目見え。化粧箱もペリペリを剥がす。




中身はMac mini本体とACパワーケーブルのシンプルな構造。
前面にはTB4端子、LAN端子、AC入力が並ぶ。前面はUSB-Cとオーディオ出力だ。
AppleTVを大きくしたイメージ・・というのは本当にその通りだ。
今回、付属のACケーブルは使用せず、サードパーティの1mのケーブルを使用する予定だ。







続いて、UGREENのTB4ドック。化粧箱ではあるが、流石にApple製品と比べるとショボい感じ。
でも、本体はずっしりと重みがあって、まずまずの質感。


前面にはUSB-A端子、背面にはTB4とDC入力、LAN端子が並ぶ。
ACアダプタに加え、TB4ケーブルも一本付属する。





その他、小間物も開封。
ELECOMのUSB-C to EDMI変換アダプタが2つと、AnkerのUSB-C to USB-Ax4ハブ。
ハブはプラ筐体だがしっかりした質感で好感が持てる。



物を離れに移送して、セットアップに移行する。
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