その3・・搭載パーツ購入






まずは心臓部となる電源。あまり高いものは嫌だったので、5000円以下では定評のある、HECのWINDMILL PROにする。




HEC-400WA-TZの外観。値段の割には、ブラックボディで3年保証、高能率76%、12cmファン、各種保護回路搭載。そして、搭載コンデンサもTEAPOなどの無難な内容。12Vは14A+15Aの二系統で、低消費電力の最新HDDを載せるので、12台でも十分だろう。

【追記】・・掲示板で、+12V1は14A(ピーク16A)なので、保護回路が系統別に働くなら12台は厳しいのでは・・とのアドバイスを頂く。確かに・・。WD10EACSの消費電力がアイドル時4W、ピークで恐らく15Wくらい。とすると、12台で180W。効率も考えると、ちょっと厳しいな。9台か、10台くらいがマックスか・・? まあ、10台以上になるのは大分先なので、当分様子見。




HECの電源を、デュプリケースに載せたところ。なんか、不釣り合い。まあ、電源だけは、それなりのものにしておきたい。




これが元々付いていた怪しい電源。350Wらしいけど、異様に軽い。中を見ると、コンデンサにはKDCとかNOBLEとかっていう聞き慣れないメーカーのものが載っている。




未使用新品の筈なのに、ファンには埃がつもっている。電源を入れると、結構なファンの稼働音が・・。まあ、使う気はないからいいんだけど・・。




当初、普通のATX電源を流用しているのかと思ってたけど、そうではないみたい。12Vの4ピンコネクタのみがたくさん付いている。スイッチは、元々前面スイッチに繋ぐ事を想定してか、途中までケーブルが延びてて、変換コネクタを経由して短絡してある。




これは、ATX電源の20ピンコネクタに繋ぐアダプタ。メインコネクタのPS_ON#をCOMとショートさせているだけの代物。




後方から、同アダプタを撮影。




ATX電源にアダプタを繋げたところ。これで、電源の主電源をONにするとすぐに電源が稼働状態になる。




クーラーマスターの、4-in-3 Device Module STB-3T4-E3-GP。




5インチベイ3つ分のスペースに、4台のHDDを搭載できる。前面には12cmファンとフィルターが実装されている。




前面のフィルタはメッシュ状になっている。簡単に前面から交換できる・・ってことになっているが、実際には外すの凄い大変。




内部を撮影。HDDも一度搭載すると取り替えるには、両サイドの金具を外してから内側のネジを取り・・という手順になるので、凄い手間になる。おまけにこのモジュールそのものを5インチベイに取り付けるのが、きつくて大変。




デュプリケースに4-in-3モジュールを取り付けたところ。クーラーマスターのエンブレムが邪魔かな・・。




これが頭脳とも言える、ポートマルチプライヤ変換基板。MAXSERVEのNA-910C。同様の製品には、玄人志向のものとDECAのものがある。玄人のは玄蔵に搭載されているものと同じで、垂直に取り付ける形になるので、SCSIブラケットのところに並べて取り付けると干渉してしまう。DECAのは高い。で、残ったのがNA-910C。ちなみにこちらは、後期型からSilチップにヒートシンクが載るようになった。




NA-910Cを反対側から。SATAポートは5つついている。これを2つと、玄人のeSATA/USB複合変換基板を合わせて、3つの変換基板をケースに実装予定。合計12台分のSATA HDDが接続できるようになる。




変換基板をSCSIブラケットに取り付けたところ。




SCSIブラケット部を背面から撮影。




これはゴム足。PC専用のものには適したサイズのがなく、結局東急ハンズで汎用品を購入。




ケース底面ののでっぱりに丁度貼付けられる。