その1・・自作ケース構築以前






これまで使用していたHDDx4台収納可能な外付けケース、玄蔵。eSATAでPCと接続し、内部はポートマルチプライヤ変換基板を経由してSATAでHDDと繋がる。最多時は、この玄蔵を4台と、USB接続+内部IDE接続のドライブドアを2台、合計6台の外付けケースを使用していた。コンパクトな筐体サイズなのはよかったが、後で述べる空冷増強により、ファンの動作音が耐えられないものになってしまった。




空冷増強した玄蔵の前面部。もともと付いていたリアファンを、ainexの多方向吸気ファンもしくはxinの3000rpmの強力なファンに変え、前面には2000rpmの薄型の8cmファンを挟み込む。製品に初めから添付されるSATAケーブルのままだと、前面ファンを挟み込むスペースを確保できないので、SATAケーブルも片側L字のものに変えている。前面ファンは、当初ホットボンドで接着しようと思っていたが、前面扉とL字のコネクタがいい感じのバネになってファンを挟んでくれたので、固定しなくても大丈夫だった。




前面ファンの電源は、余っている3.5"用電源を3pinに変換して繋げている。リアファンに関しても、元々付いているファンが2pinのため、3pin-2pin変換を行い接続。




玄蔵のポートマルチプライヤ変換基板。メインのSilチップには、前期型にはヒートシンクが付いていたが、後期型では削除された。これが、チップの改良に伴うものなのか、単にヒートシンクが脱落し易かったからなのかは不明(基板が垂直に立っており、ヒートシンクは両面テープで貼ってあるだけなので経時的に自重で脱落する)。心配なので、後期型モデルのチップには全てヒートシンクを後付けした。