第12世代Intel Coreプロセッサ・Alder Lake-S Core i5プロセッサを選定した、サブPC構築の記録。
 ・・クリックで詳細が見れます・・
・メインPCコンフィグレーション(2024年1月現在)
Sub PCの内蔵パーツの接続構成図
サブPCをリニューアルセットアップしたばかりだが、11月の早々に、もう少し遅れると思っていたWindows 11 23H2が正式リリースされた。
まだサブPCにはDVDFab程度しかインストールしていないので、折角なので23H2であらためてクリーンインストールすることにした。
どうせクリーンインストールするなら・・と、先日購入していたThermalrightのSSD用ヒートシンクも取り付けてみる。







Thermalringhtのヒートシンクは600円以下という破格ながら、しっかりした作りで驚かさせる。上面と下面両方に熱伝導シートが付いていて、挟み込んでネジ固定する。
SSDへの装着は難なく完了して、準備完了。
クリーンインストール前にUEFIの各設定項目を確認。







あらためてブータブルSSDを準備して、Windows 11のセットアップを始める。
OSのインストールも何事もなく終了。


続いてドライバ類をインストール。
まずはLANを有効にするため、ASUS XG-C100Cのドライバをインストールして、LANを有効化する。
続いて、マザーボードのドライバ。
チップセット、ME、SerialIO、RSTをインストールすると、不明なデバイスは消える。
Intel Graphicsもインストールする。

その他、インストールはしていないが、Intelチップセット関連のドライバが複数サポートサイトにはUPされていて、内容を確認する。
・Intel Dynamic Tuning Technology (APO) Driver
Intel APOは、14th Core向けのゲームのフレームレート向上のためのドライバのようだ。これは全く不要である。
・Intel GNA Driver
GNAとは、Gaussian & Neural Acceleratorの略で、AIのアクセラレータとのこと。音声処理などで利用されるとの事。これも、自分的には不要だろう。
ちなみに、Intel SerialIO driverはタッチパッドやタッチパネルで必要なドライバとのこと。ノートPCなんかでは必須で、自分環境では不要だが、不明なデバイスが気持ち悪いので、これはインストールするようにしている。
Windows 11 23H2のセットアップは無事完了して、DVDFabだけインストール。最低限の環境は整った。
Thermalright TR M.2 2280 TYPE A B SSDクーラー 599円@amazon.co.jp(ドリス電子)

サブPCのシステムSSDがヒートシンクレスとなったが、ちょっと心もとないので、ヒートシンクを物色する。
仮想基盤でも使用しているThermalright製品で599円という安い製品があるので、この価格なら何でもいいや・・とポチる。
突起も少ないので、干渉もしないような気がする。
余談だが、到着後、同製品を検索したら、在庫切れで再入荷目途未定、となっていて。買えてラッキーだった。
サブPCを使えるようにするために、急ぎ、ドメイン参加。
参加処理前に、Windowsのライセンス登録を行う。Professional版で登録。
ネットワーク設定で固定IPを振り、DNSアドレスにドメインコントローラを指定。これでドメイン参加できる筈が・・エラーで失敗する。
なんだ・・と少しだけ考えたは思い出した。IPv6が有効だと失敗することがある。
これを無効にしたら、すぐにドメインに参加できた。

ドメイン参加後、急ぎ使用する必要があるDVDfabをインストール。
最新のv13をインストールしてライセンス登録。無事、使用できるようになった。
サブPCのハード的な構築が完了したので、OSをインストールする。
あらかじめ最新の22H2イメージをrufusでブータブル化済なので、これを使用。
rufusオプションで、セットアップ中のMSアカウントの確認を取り除くように設定。


セットアップUSBから起動して、500GBのSSDにOSをインストールする。
インストール後、再度セットアップUSBから起動してしまう・・という事象で何度かやり直しになったが(以前はこんなことなかったような・・)、無事インストールは完了。
インストール後、マザーボードのドライバと、ASUS 10G NICのドライバをインストールする。
Intel RSTは使用しないのだが、不明なストレージデバイスが残ってしまうので、インストール。ようやく不明なデバイスが一層される。

その後、マザーのBIOSを更新。
昨年の13th CPUサポート時のBIOS更新で、Intel MEを先に適用するように・・とのREADMEがあるので、まず最新のMEをセットアップする。
その後、UEFIメニューのEzFlash Utilityで、最新BIOSの適用を行う。
インストール済みのBIOSは2022/4/1の1402と、結構古い。これを2801に更新する。
このマザー、業務用を謳っているだけあって、一般のコンスーマ向けのような簡単UEFI画面が存在しない。
AMI BIOSのキャラクターベースのセットアップ画面があるのみだ。
ここからEzFlashを起動して、問題なく更新は完了した。


この日の作業は、ここまで。
Intel CPU Core i5 12400 第12世代 Alder Lake-S LGA1700 BX8071512400 27,270円(POINT12%)@DEAR-I Yahoo!店

悩むこと1日。別に急いでCPUを買わなくても良いのだが、この日は5の付く日でヤフショのポイントが4%割増しになる。
14Cの13500には後ろ髪を引かれるが、元々CP比重視で行こう、というのがスタートだし、、サブPCにEコアの力が必要となるような作業をさせる予定もない。
それなら、最廉価の12400でいいか・・と、決断を下す。
ショップは、ドスパラやARCも安かったが、POINT1%分安いDEAR-Iというショップを選定した。実質24,274円だ。ここは、別名PC-IDEAで、経営自体は興隆商事という中華な商社がやっている。
昔からあるし、ヤフショの評判も悪くないようなので、コストメリット重視での選択だ。
NOCTUA NM-I17XX-MP83/Y [LGA1700対応 83mm CPUクーラー マウントキット] 1,090円@yodobashi.com

今回のサブPC更新。元々コストパフォーマンス重視で行こう・・ということで、現行グラフィック機能付きi5で最廉価の12400を選択するつもりでいた。
が、会社で納品予定のEPSON PCのスペックを眺めていたら、i5 13500TというCPUが、14C/20Tと記載されている。
このCPUは何だ?と調べると、13400何かより少し後にリリースされたモデルで、Pコアが6C/12Tで、加えてEコアが8C搭載されている。
これは何気に凄い・・。メインPCのi9が16C/24Tだから、それに肉薄する構成だ。
値段を調べると、実売で35000円ちょっと。12400より1万ちょっと割高なようだ。ポイント還元の実質だと、3万円を切るようなセールもあったようだ。
このコア数、ぐっと引き寄せられるものがあり、CPU選択の再考をすることに・・。
しかし、今回すでに発注済みのASUS PRO B660M-C D4-CSMというマザーは、リリース時点では12thのCoreまでの対応で、その後のBIOS更新で13thに対応している。
もし、古いBIOSのマザーが届いたら、13500はそのままでは認識されない。12thのCPUを用意して、BIOS更新だけ事前にしてあげる必要がある。
最悪、手元に12thのi9があるのだが、水冷クーラーを実装していて、今更取り外しをする気は起きない・・。
後は、届くマザーの製造年月日で、BIOSのレビジョンを判断するしかない・・。
そして土曜日。注文していたPRO B660M-C D4-CSMが到着。
商品パッケージのラベルを恐る恐る眺めると・・製造日:2022-08のプリントが・・。
ASUSのSUPPORTページを見ると、13th対応のBIOSが後悔されたのは2022-10。これは確実に13th対応BIOSではないな・・。
となると、13thの13500を選択するのは困難だ。BIOS更新用にCeleronとか買う場合、最低でも1万円前後の追加出費になってしまう・・。
悩ましいところだ・・。
NOCTUA NM-I17XX-MP83/Y [LGA1700対応 83mm CPUクーラー マウントキット] 1,090円@yodobashi.com

CPU購入を控え、他に必要なパーツはないかと熟考すると、あった・・。
CPUクーラーだ。既存のNOCTUAのクーラーを流用するつもりだったが、LGA1700にアーキテクチャー変更となって、そのままでは恐らく使用できない。
CPUに付属するリテールクーラーでも、騒音はそれほどでも無さそうなのだが、できればNOCTUAを使用したい。
兎に角、きちんと対応の可否を確認しよう・・と、googleで調べると、NOCTUAのLGA1700用のオプション金具が出てきた。
既存のクーラーの型番を調べ(NH-L9x65)、対応状況を確認すると・・あった、対応している!
oliospecやパソコン工房に在庫がありそうなのだが、単価が安いので送料がアドオンされる。良いショップはないのか・・と探したら、なんとyodobashi.comに在庫があった。
Crucial DDR4 3200MT /s CL22 UDIMM CT16G4DFRA32A 5,290円(+POINT963)@市ネックスストアアウトレットモール(Yahoo)

マザーボードを発注してしまったので、その他のパーツも物色する。
まずはメモリだ。PRO B660M-C D4-CSMはDDR4メモリ対応となる。現在サブPCで使用している8GBx4のメモリを流用しても良いが、DDR-2400と、少し規格が古いのが気掛かりだ。
元々はサブPCでDDR-3200の16GB UDIMMを2枚使っていたのだが、TVレコーダ更新の際に1枚取り外して使ってしまい、規格を合わせるために古い2400のメモリを引っ張り出した。
どうせなら3200のメモリを使用したいところだな・・と、不足しているDDR4-3200 16GB 1枚を物色する。
メモリはここのところ価格暴落気味だが、大手の減産効果もあり、夏あたりを底にして価格が上昇している。少し、買うタイミングを逸した感じだ。
しかも、最近はデュアルチャネル用に2枚セットになったパッケージが多く、単品で価格がこなれているものがなかなか見つからない。
そんな中発見したのが、ヤフショのシネックスで販売されているCrucialの製品。POINT増量中で、実質4,327円だ。これなら、まあ、許容範囲内だろう。
早速ポチっする。ちなみにこのメモリはTVレコーダに回して、TVレコーダから外したメモリを、余っている1枚とともに新サブPCで使用する予定だ。
ASUS PRO B660M-C D4-CSM(パソコン工房限定モデル) 10,081円(+POINT 1010)@パソコン工房Yahoo店

今年はTVレコーダしかPCの更新をしていないな・・と、周りのPCの更新状況を見直す。そうすると、サブPCが構築から3年経過していて、更新を検討しても良い頃合いになっていることに気付く。
しかしまあ、第10世代のi5で、サブPCということもあり特段力不足や仕様を古く感じたこともない。
もう1-2年そのままでも良いかとも思うのだが、悪い癖が。最新のCPUの価格状況を見てみようと、価格.comを開いてしまう。
そうすると、中堅のCore i5としては12世代のi5-12500辺りが2万円台半ばでコストパフォーマンスに優れていることが分かった。
これに合うマザーは何だろう・・と物色すると、B660チップセットのマザーが価格的にも仕様的にも自分にが向いているようだ。
その中で、価格でソートすると一際安さが際立つ製品が目に付いた。ASUSのPRO B660M-C D4-CSMというモデルだ。
パソコン工房限定モデルしかリストにないが、HDMIとDPポートが搭載されていて、メモリも4スロットある。メーカーも安心のASUSだ。これで1万円切りは安い。
もうすぐ14世代Coreも発表されるし、年末くらいまで暫くWatchするか・・と翌日も何気に出張先の空港で価格.comを眺めていると、あれ?昨日まであったB660M-Cが消えているではないか!
調べると、在庫切れになっているようだ。パソコン工房限定モデルなので、ここで売り切れればリストからも消えてしまう・・。
しまった、、と思いつつ、代替になる機種はないか・・とさらに物色するがなかなか良さげなものが見つからない。
同じようなASUS Proシリーズで、ドスパラ限定のB760のモデルが3000円UPで見つかるが、メモリがDDR5になっていたりと、これで組むと総合的に結構高くつきそうだ。
B660だとパソコン工房限定でASUS PRIMEのモデルが11,480円であるが、こちらは何故かメモリが2スロットだったり、DPがなかったりと、高いのに仕様が残念だ・・。
そんなこんなで東京に戻り、リムジンバスで新宿に戻る途中、改めて別店舗で扱いが無いか・・と物色すると、ヤフショのパソコン工房で在庫があるではないか。
何故、本家に無くて、ヤフショにあるのか?疑問に思いつつ、このチャンスを逃す手は無い・・とすかさず発注。
発注後商品ページを見たら在庫切れに変わっていた。ギリギリラストの在庫1を掴めたのだろうか・・?
翌日の発送連絡を待つばかりだ。
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