2021年のミュージックライフ



<21-12-26>

moonriders live THE COLD MOON
2021年12月26日(日)東京都 恵比寿ザ・ガーデンホール
会場:東京・恵比寿 The Garden Hall
チケット料金(税込/指定席):
スペシャルムーンシート(お土産付)¥13,200 / 指定席¥8,800
moonriders + 澤部渡、佐藤優介

今年最後のライブは、ムーンライダーズのクリスマス2Daysの二日目。前回のSuper Moonライブでは岡田さんはアンコールに登場したのみだったが、今回はフル参戦。
前日にライブ後に、公開記者会見が催され、3月の新譜発売とそのレコ発となる日比谷野音ライブ、そして、一生バンド宣言をしたという。
2日目はそうしたイベントは一息ついて、リラックスした雰囲気でのライブとなった。







会場時間に到着して、ゆるゆると会場に入場。今回の席は、3列目の右端の方。まあまあ、悪くない席だと思う。椅子は小さくて、密な感じではあるけど。
物販はオリジナルポスターと、良明父が30年前にシルクスクリーンでデザインした、というロゴをあしらえたTシャツなど。物販は限定CDやパンフレットを除き、いつも通りスルーだ。







開場時間になり、まずは、影アナバンドと称した、アコースティックな小編成が舞台脇で、公演中の注意事項を歌いあげる。
それから10分くらい時間を空けて、メンバー登壇。ライダーズ+澤部/佐藤の布陣だ。前回のSuper Moonほではないが、手堅い編成だ。
岡田さんも車椅子で登場し、キーボード前に着席。

一曲目はクリスマスライブらしく、静かに独逸兵のように、からスタート。
そして、良明さんが朗々と歌い上げるCome sta Tokyoへと続く。3曲目は博文さんの、駅は今、朝の中。
ここでMCが入り、現在レコーディング中であることと、かしぶちさんの曲がない寂しさを語りつつ、かしぶちさんの曲を一曲。非常にレアであるという。確かに、プラトーの日々は久々に聞いたが、パワフルで聞き応えがあった。
次は、情けない男を歌った・・という、Love m tonight。

続いて、佐藤優介のキーボードが雄たけびを上げ、夏秋さんのドラムスが強烈なリズムを刻み始まったY.B.J。メインボーカルは博文さんだ。
VIDEO BOYは、武川さんがボコーダーを披露。80年代初頭のテクノ初期のサウンドに痺れる。
その後は、いとこ同士、HAPPY LIFE、Cool Dynamo, Right On、スプーン一杯のクリスマス、恋人が眠った後に唄う歌、と休憩なしで進む。良明さんのギター絶好調で、博文さんのベースもいい感じだ。
終盤は、ボクハナク、トンピクレンッ子、BEATITUDEと怒涛の盛り上がり曲のラッシュ。澤部渡のコーラスもいい感じだ。そして、メンバー紹介があり、ラストのI'm a Robotサンタクロース。初めて披露の曲ではないか、とのこと。メンバー全員での共作で、Damm Moonriders!に収録されていたものだ。

アンコールは、新曲で、アルバムには収録されない、というクリスマスの後も、大寒町、そして、時節柄もあり、No.9で幕を閉じる。晴れやかな原曲に暗い詩を付けたいう、東京ゴッドファーザーズの主題歌だ。
1日目はこの後記者会見をやったそうだが、2日目はこれでお仕舞。年内最後のライブをライダーズで閉めることができた。






<21-12-12>

Turntable Overture Release Tour 2021【東京公演】
2021日12月12日(日)
会場:日本橋三井ホール
開場:17:00 開演:18:00
前売 6,000円(全席自由:ドリンク代別)
Tour Member:直枝政広、大田譲、張替智広、松江潤、伊藤隆博
Special Guest: INO hidefumi、重住ひろこ

カーネーションのレコ発ツアー。直枝さんのコロナ感染とかあって色々心配したけど、新譜も発売されて、レコ発ツアーも開催。うれしい限りだ。
ちょっと心配なのは、直枝さんが内臓の腫瘍摘出手術で、1月に入院すること。年内の公演には影響ないとのことだが、無事退院して、また精力的に活動再開することを祈っている。





ということで、この日は無事開催となり、久々の日本橋三井ホール。黄金期の5人カーネーション再結集ライブ以来のようだ。
座席は自由で、整理番号順。自分は80番だが、4-5列目の通路脇の、良席を押さえることができた。客の入りは8割ほどか。前方の座席はほぼ埋まり、後方の階段状席は半分か、2/3くらいの入り。









時間になり、いつものシナトラの曲がかかり、今回の編成の5人が登場。張替、松江、伊藤は、最近定番のサポートミュージシャンだ。
今回は新譜のナンバーを全てやる、とのことで、一曲目は渋めのナンバーで、海の叙景。そして二曲目は自分、一押しの曲、Highland Lowland。この曲が一番カーネーションらしいと思うのだが、どうだろうか。
そして、アルバムの1st曲、Changedも演奏。今回のアルバムは、かなり良いと思っている。前二作が連絡のような感じであまりに完成度が高かったので、今回はどうだろうか・・と危惧していたが、そんな心配は無用の出来。前二作と甲乙つけ難い完成度だ。曲の配置も素晴らしく、通して聴いても飽きが来ないところも良い。

そして、ゲストで、重住ひろこさん登場。彼女は男女4人のボーカルユニット、スムースエースの一人で、90年代の、愛する言葉でも、コーラスを担当していたとのこと。直枝さんファンで、ライブを観に行った際に、自らレコーディング参加を志願したという。それにしても、いい感じの、澄んだ美声を聞かせてくれる。 曲は、Baby Baby Baby。そしてもう一人のゲスト、INO hidefumiさん。彼は、
フェンダーローズというエレピを専門に扱っており、直枝さんからレコーディング参加をオファーしたという。ローズの音色も素晴らしいし、その演奏テクも秀逸だ。重住さんとともに、Super Ride。

ここで、前半終了で、少し休憩タイム。カーネーションで休憩入るのは珍しいかもしれない。でも、直枝さんも60越えてるし、少しペース配分してライブ演るのは、いいことだと思う。

後半は再び5人編成で、からまわる世界、からはじまる。そして、新譜からの曲を織り交ぜながら、New Morningなどの定番の名曲を熱演。ラストで再び、INOさんと重森さんが加わる。直枝・大田はレコ写のデコハットを被り、Blue Blackを皆で披露。素晴らしい。
アンコールの拍手の中、再び登壇した、5人+2人。アンコール一曲目は、ハンマーロック。そして、ラストは定番の夜の煙突。今回のライブは、観客は大人しく座って観ていたが、この曲だけは、オールスタンディング。激しい演奏で、素晴らしい一夜は幕を下ろした・・。
帰りに久々に夜間の三越前を歩いたが、青山か銀座か、と思わんばかりの美しい夜景だった・・。









余談だが、この日の帰り、コロナ禍以降、初となる、お好み焼きの八昌に入ることが出来た。2年近くぶりになるのか・・。そば入りの広島お好み焼き、美味しかった・・。

**セットリスト**
第一部
01.海の叙景
02.Highland Lowland
03.Changed
04.I Know
05.霧のスーヴェニール
06.マーキュロクロムと卵の泡
07.その果てを心が
08.BABY BABY BABY (w/重住ひろ子)
09.SUPER RIDE (w/INO hidefumi, 重住ひろ子)

第二部
10.からまわる世界
11.Rock On
12.WARUGI
13.Shooting Star
14.Superman
15.学校で何教わってんの
16.New Morning
17.Blue Black (w/INO hidefumi)

encore
18.ハンマーロック
19.夜の煙突 (w/INO hidefumi, 重住ひろ子)



<21-11-29>

ムーンライダーズの数名による二、三の事柄 「今年を振り返りながら、クリスマスライヴを語る」
出演者:鈴木慶一、鈴木博文、白井良明
料金:4,000円+1DRINK600円
開場16:40/開演17:00
配信チケット:2,800円

久々のライダーズ3人の会。今回は、コロナ感染が収まっているため、通常の収容人数での開催だが、行くのが面倒なので、今回も配信で視聴することにした。

ビールやつまみを用意して、時間を待つ。開始時刻数分過ぎてスタート。
前半は、トークライブ。ライダーズとゆかりのある、元NHKの石原プロディーサーが進行役で進める。







新譜録音の状況や、慶一さんの引っ越しの話などが振られるのだが、すぐに話が脱線して、延々と無駄話が続くが、そこがライダーズの良いところだろう。
興味深かったのは、博文さんのソロデビューの話。松本隆プロデュースで、そんな企画が持ち上がったことがあったそうなのだが、没って、南義孝がデビューしたという。
風街ロマンの話も興味深かった。やはり、観に行けばよかったか?慶一さんとはっぴいえんどで、3曲を披露したらしい。吉田美奈子さん、凄かった・・と慶一さんがポツリと話していたのも聞き逃さなかった。







後半は、休憩なしでライブ。各自、3曲ずつ候補曲を持ち寄ったという。青空のマリーで始まり、次も青空が歌詞にある、ガールハント。この曲はかしぶちさんの作詞・作曲だが、ここ最近かしぶちさんの曲を演ってなかった、と、今回はかしぶち局が少し多め。
相変わらず、渋く、即興っぽくギター3人で進めるライブは、演奏ミスもあるけど、ベテランの貫禄で酔いしれてしまう。 約120分、最後にリクエスト曲も追加して、今回のトークライブは終了となった。次回は、月末のクリスマスライブだ。


<21-10-17>

2021年10月17日(日)鈴木博文 2days「上冬の夜にひとり吠える」生配信編
Open 19:50 / Start 20:00
Charge : \2,000






昨日に続いての博文さんのライブ。今日は配信のみのライブ。
配信ということで、20時という少し遅めのスタート。大画面テレビに接続して視聴した。前日のセットリストとは全く違う構成で、またまた楽しめた。MCの声が聞き取りづらく、何を喋っているかほとんど分からなかったのが残念ではあったが。
昨日も書いたが、次回Leteは1月とのこと。


<21-10-16>

2021年10月16日(土) 鈴木博文 2days「上冬の夜に吠える」生弾き語り編
Open 17:00 / Start 17:30
Charge : 予約 \3,000 + drink / 当日 \3,300 + drink

久しぶりの博文さんのLete弾き語り。生ライブ。予約メールをメトロトロンに送ったがレスがなく、どうしたものか・・と思ってが、Leteにメールしたら、連絡もらってます・・ということで一件落着。





狭いLeteで、今回はさらに人数を絞って10人の席。一席空いてたから9人か。
今回は予約時にリクエスト曲を送信していたが、二局目に演奏してくれた。Bonyari Bonyariの川にのぼるきみは、という曲。ライブに行くにあたり博文さんの曲を聴いていたら、この曲がなかなか良いな、と思い、かつ弾き語りしやすそうなが・・と思い選んだ。
その他も、リクエストしようかな・・と悩んだ曲から2-3曲演奏してくれた。
前半1時間、後半1時間の二部構成で約2時間。MCでは、来月の3人ライダーズや、12月のライダーズライブ、新譜録音、1月のLete弾き語りの話も。
時々、博文さんの愛犬、ウテナが待機スペースから顔を出すのも可愛かった。
生弾き語りもいいね。


Roland/BOSS Players Summit 2021 Special Live
山木秀夫/井上陽介/小川悦司/秋田慎治/米澤美玖

Hideo Yamaki(ds)/山木秀夫(ドラムス)
Kazumi Watanabe(g)/渡辺香津美(ギター)
アリーナシート [1〜4名様] 1名様 ¥9,200

無料の、オンラインライブ。ここ数年やっているらしい、Roland主催のもの。
山木秀夫御大がトリのバンドで演奏するとのことで、視聴。
ちなみに、このSummitの通しの司会は、山木秀夫御大の娘さん、山木コハル嬢だ。








バンドメンバーは、山木さん以外は、自分はあまり接点のないプレーヤーばかり。
でも、エアロフォンの米澤嬢以外は手練れのミュージシャンばかりで、なかなかに素晴らしい演奏だった。
山木さんは、Rolandのロゴの付いた生っぽいドラムスを叩いていたが、MCで、これは電子ドラムであることが判明。電子ドラムでも、独特のグルーブを創造するあたりが、山木さんの凄いところだ・・。
1時間のオンラインライブだが、無償で堪能させていただいた。


<21-08-05>

SuSi <山木秀夫 x 渡辺香津美>
2021 8.5 thu.
[1st]Open4:00pm Start5:00pm [2nd]Open6:45pm Start7:30pm
ブルーノート東京

Hideo Yamaki(ds)/山木秀夫(ドラムス)
Kazumi Watanabe(g)/渡辺香津美(ギター)
アリーナシート [1〜4名様] 1名様 ¥9,200

緊急事態真っ只中だが、先週に引き続き、ライブ観戦。しかも、国内屈指のライブハウス、ブルーノート東京だ。この環境下で食事とお酒メインのライブハウスで大丈夫か・・とも思うが、観客を結構絞ってやっているようだ。







見に行ったのは、偶然ツィートで見つけた渡辺香津美と山木秀夫のデュオ、Susi。
開場の16:00過ぎに会場に入る。ブルーノートは二度目だが、地下迷宮のような作りで分かりづらい。照明も落としてあって、階段も見えにくい。今回は緊急事態シフトで事前に座席はメールで案内されていた。ステージから二列目のアリーナ中央で、かぶりつきの良席だ。
基本的には座席数は半分に絞って一つ飛ばし。さらに、前半の部のためもあり、少し客の入りは悪く、キャパの1/3位の入りだろうか。











開演までノンアルコールのビール、ワインとミックスナッツを頼み、時間を潰す。本当は店の経営を考えたら食事でもするべきなんだろうけど、この日は昼に鰻重を食べて、16:00過ぎの時点でも満腹だった。
そして、いよいよ開演。香津美さんと山ちゃん登場。左右からステージに登壇。そして、演奏スタート。
まずは、アコースティックギターで静か目の曲を即興で。配信されていた、軽井沢演奏曲に近いテーストかもしれない。
そして二曲目。山ちゃんはガムランのハイハットのような不思議な楽器を鳴らし、香津美さんはエレキギター。そして、途中から怒涛の展開に。山ちゃんはドラムセットに移動し、激しくリズムを刻み始める。ロックなノリに切り替わり、千手観音のような山ちゃんのスティック捌きを堪能する。
その後、山ちゃんはバラフォンを演奏したり、4Xスネアを叩いたり、静と動で、その多才ぶりを発揮。香津美さんも、色々な種類のギターをアドリブで弾きまくる。
途中のMCも中々興味深い。二人の即興に挑むときの心構え、などが語られた。山ちゃんは、最近は相手の次の一手が読めるようになったと言う。流石だ。

そして、再び激しくドラムセットを叩き、千手観音。アンコールのようなオマケの一曲も披露して、1時間半くらいの公演が終わる。いやあ、想像以上に良かった。一番近い位置では香津美さんなんて5mくらい先に居たしね。そして山ちゃんのドラム捌きが、改めてだけど本当に凄かった。堪能した。






<21-07-31>

直枝政広 ソロワンマンツアー 2021 【東京公演】
2021年7月31日(土)
会場:下北沢 440 four-forty
■昼の部(追加公演)
開場 14:30 / 開演 15:00
来場チケット:\4,500(1D\600別)

昨年末以来の直枝さんアコースティックソロ。気付いた時には完売だったのだけど、その後昼の部が追加されてチケットを取れた。

東京はコロナ感染者激増で緊急事態宣言真っただ中。ライブなんて行っていいのか・・とも思うのだけど、最近はコンサート、ライブは酒類提供無ければOKというのが暗黙の了解のようだ。







場所はLeteのちょい先。いずれにしても自宅から近いのが良い。
時間になり、整理番号順で入場。自分はほとんどお尻に近い番号だったけど、席的には全然問題なし。前に丸テーブルがあるので視界も良好だった。





時間になり、直枝さん登壇。真昼間に、しかも2ステージも演るのは初めてだという。
前半は、カーネーションのアルバム1曲目の曲が中心。数曲歌いあげて、少しシンドイ、とMCを長めに挟む。
MCでは、コロナの自粛期間中美容院に行けなくなり白髪になっちゃった話や、大きな飛蚊症の話など、老化ネタを面白おかしく。また、新譜の録音にいよいよ入っているそうで、翌日はキーボードの人を車でピックアップしてスタジオに入るとのこと。

長めのMC以外は休憩らしい休憩もなく、熱く歌い上げる。
ラストはNew Morning。これもアルバム一曲目だな。
アンコールは新曲を、静かに弾き語る。夜の部のステージの時間も迫ってきた。
それにしても直枝さん、この後夜の部、またまた熱く弾き語るんだろうけど、大丈夫だろうか・・、と少しだけ心配。

セットリスト
1.コズミック・シーのランチ・タイム
2.Garden City Life
3.やるせなく果てしなく
4.センチメンタル
5.幻想列車
6.1/2のミッドさまー
7.市民プール
8.Planet Radio
9.ピンク・シャドウ(ブレッド&バター)
10.マーキュロクロムと卵の泡
11.壊れた船
12.Please Please Please
13.サンセット・サンセット
14.ANGEL
15.New Morning

アンコール
16.その果てを心が






<21-07-18>

2021年7月18日(日)鈴木博文 2days「あと5日?のうた」生配信編
Open 19:20 / Start 19:30
Charge :\2,000

7/17-18は、鈴木博文2days。初日は観客を入れて。二日目は配信Only。7/17、開演時刻のちょっと前に、COVID-19のワクチン接種で、北沢ホールを訪れていたので、生ライブの方に行っても良かったのかもしれない。
それは後で気づいたことで、今回は配信視聴にしてみた。leteライブの配信を見るのは初めてだと思う。
twicastingというアプリで、自室で大画面テレビに映しながら待機。ビールと晩飯を食べながら、配信スタート。







大画面で間近で見る博文さんの弾き語りは、結構良い。アコギも、上手くなったんじゃない?という感じもする。
ライダーズの曲や、自身の曲を、事前のリクエストに応じて披露。東京オリンピック閉会式の曲、と称したTokyo Manがなかなか良かった。
途中に休憩を入れる二部制で、後半の途中からは、Emaさんがキーボードで加わり、愛犬ウテナを膝に乗せながらボーカルに専念する。
最後は、岡田徹さんの全快を祈りつつの、さよならは夜明けの夢に。
lete生配信には少し不安があったけど、存分に楽しめた。10月にも、生配信あるそうなので、是非また視聴したいものだ。


<21-06-12>

moonriders 45th anniversary ”THE SUPER MOON”
EX THEATER ROPPONGI
出演者:ムーンライダーズ
ゲスト:オータコージ、岩崎なおみ、佐藤優介、澤部渡、東涼太、湯浅佳代子

プレミアムーンシート(お土産付) 16,000円(税込)
指定席 8,800円(税込)
開場 17:00  開演 18:00

ムーンライダーズの45周年ライブ!
まさか、45周年があるとは、活動休止時は夢にも思わなかった・・。
しかも、今回、東京都の緊急事態宣言下で、かつ、岡田さんが複雑骨折をしてリハビリ中、ということで、開催自体がどうなるのか、不安な面もあった。 しかし、予定通り開催とのこと。岡田さんは前日に退院したとのことだが、出演は見合わせ、何らかの形で参加か・・と言った事前のTweet。










会場の六本木EXシアター前には、開場時刻になると人々が集結。続々と入り口に吸い込まれていく。非接触体温計で体温を測り、手をアルコール消毒して入場。
座席はすごく前方。二列目の比較的真ん中辺りだ。かなりの良席と言えるだろう。








時間になり、幕の向こうからポカスカジャンのような即興ソングが流れる。博文さんのナレーションに続き、良明さんのボーカルで会場内の注意事項を歌にしたものだ。
この曲が終わり、さらに話し声が続く。掛け合いのコントのようなやり取りだ。そして、いよいよステージのカーテンが開く。ライダーズの面々がその奥に並んでいる。
左から、くじらさん、慶一さん、良明さん、博文さん、という並びだ。









アコースティックな編成で一曲目が始まる。レア曲の無職の男のホットドッグだ。
続いては、Ciao!から蒸気でできたプレイグランド劇場で。夏秋さんも電子パーカッションで参加。







ゲストミュージシャンが参加する。佐藤優介君が加わり、9月の海はクラゲの海。その後もゲストミュージシャンが入れ替わりながら、アコースティックな演奏が続く。今回のSuper Moonの面々は、ライダーズ個々のソロでサポートしてきた人達や、根っからのライダーズフリークの若手で、息もぴったり合っている。
D/P、Masque-Rider、夢が見える機械が欲しい、と名曲が続く。









そして、The Super Moonのメンバーが全員集結。エレクトリック編成となり、あの10周年の名曲、夏の日のオーガズムを完全再現で演奏。夏秋&オータのツインドラムスに、岩崎なおみのサイレントCelloもいい感じだ。
続いては岩崎なおみと鈴木博文のベースギターの掛け合い。ドントラの前奏かと思ったら、白井良明ボーカルによる春のナヌーク。The Super Moonによる演奏は続く。スパークリングジェントルマン、酔いどれダンスミュージック、Sweet Bitter Candy、涙は悲しさだけで出来てるんじゃない、現代の晩年・・。パワフルな演奏だ。








そして、20周年の名曲、Happy / Blue。大編成が似合う大作で、くじらさんによるストリングスアレンジも秀逸だ。今回レア曲が多いが、これも滅多に演奏されない曲だと思う。
そしてラストはトラベシア。博文さん、良明さん、慶一さんが持ち回りでボーカルを担当。しんみりとした良い曲だ。ラストに相応しい。

アンコールは、新曲。鈴木博文作詞、岡田徹作曲によるものだという。これまでのライダーズとも少し傾向の違う新しい音で、新譜も期待できる。そして、新曲が終わったところで幕が全開し、左手に隠れていた岡田さんが登場!







車椅子に座りながら、キーボードとボーカルを担当。さよならは夜明けの夢に。ボーカルは全員がユニゾンする形で、岡田さんを支える。







そして、岡田さんのMC。今日は人生最良の日です、と涙ながらに語る岡田さんに、会場の観客も皆感動。
最後は、冷えたビールがないなんて、で明るく幕を閉じる。
いやあ、なかなか見応えのあるライブだった。年内にはリリースされるという、10年ぶりの新譜も楽しみだ。







<21-06-05>

銀河鉄道999 シネマ・コンサート -再演-
日時:2021年6月5日(土)16:00開場/17:00開演
会場:東京国際フォーラム ホールA
指揮:栗田博文
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
スペシャルゲスト:タケカワユキヒデ
女性ヴォーカル:小此木麻里
「銀河鉄道999 シネマ・コンサート」スペシャルバンド&コーラス

価格(税込/全席指定):S席 9,800円 / A席 7,800円
上映作品:
劇場版 銀河鉄道999(1979年8月4日公開)
上映時間:2時間30分(休憩20分込)

筒美京平コンサートでもらったフライヤーを見て、ついついチケット購入してしまった銀河鉄道999のシネマコンサート。映画の上映に合わせて、そのBGMを生オーケストラで演奏する、という企画公演。
昨年のコロナ禍に観客を半分に制限して2回興行をしたそうなのだが、好評で再演するとのこと。今回はフルに観客を入れての公演となる。






開場時間、ちょっと過ぎたところで会場に到着。列はできていたがそれほどの長さではなく、順調に入場。そのまま席に着こうと思ったが、物販のパンフレットを買うことにして、列に並ぶ。この列が思った以上に長くて、階段を4-5階上がることに。20分くらい並んで、なんとかパンフレットをゲットする。その他、ポスターやDVDやCDも売られていたが、特に興味はない。パンフレットには公演情報にはなかった演奏者の一部のクレジットも記載されていた。それによると、リズム隊は、東佳樹(Dr)、酒井太(Ba)、斉藤隆広(Gu)、村松充昭(Per)、瀬戸谷芳治(KB)とのこと。

座席は、1F9列7番。すごく前方だが、左隅の席で、スクリーンが斜めに見えるイマイチの場所だ。しかし、自分の左手にはさらに4席くらいあったのだが、そこは流石に端すぎるためか観客を入れていない。なので、左手はフリーで、少し楽な姿勢で鑑賞できることとなった(一番きわの席だった、とも言えるが・・)
。全体の集客状況は8割くらいか?それなりに埋まっているが、良席でも空きがあったりする。緊急事態宣言で来場を諦めた観客もいるのだろうか?








開演時間が迫り、メーテルの池田昌子さんの声で場内アナウンスが。そして、時間になり、演奏者陣が登壇する。すごい人数だ。1stバイオリンだけで10人以上居る。オーケストラだけで80人以上の編成のようだ。それに、リズム隊やコーラスも加わり、100人前後の大人数となっている。 残念なのは席が前すぎて、オーケストラの前面の、バイオリンやビオラに隠れて、後方のホーンやリズム隊の面々が全く見えないこと。リズム隊の演奏が気になっていただけに、これはちょっと悲しかった。

最後に、指揮者が登壇。コンサートマスターと肘タッチしてスタンバイ。緊張する。
そして、映画が上映開始!銀河をバックに、冒頭のテロップが流れ、アンドロメダの彼方から999号の光の瞬きが・・・。指揮者が構える。緊張の瞬間。冒頭、プロローグのメインテーマだ!
指揮棒を振ると、管楽器と弦楽器の音が厳かに会場に響き渡る。そして、盛り上がりのメインタイトルバック!
全く違和感ない!オリジナルの演奏と全く一緒だ!
困るのは映像を見たらいいのか、演奏を見たらいいのか、目がキョロキョロしてしまうこと。しかし、物凄い一体感だ。
その後も演奏は続くが、フィルムとタイミングがバッチリ合っていて、お見事の一言。すごいな・・。
リズムセクションが入るBGMもオーケストラとのマッチングは素晴らしい。ドラムス、ベース、パーカッションがうまく絡み合う。
母が人間狩りで死ぬモノローグでは、スキャットを小此木麻里さんが。この人は本業は女優だそうだが、素晴らしい美声だ。違和感が全くない。

999号旅立ちシーンでは、あの、生タケカワユキヒデが登場。流石に歳のせいか若い頃の声の張りは衰えているが、本物は強い。唯一残念なのは、ベテラン歌手に有りがちな定番曲のアレンジ歌いだ。オリジナルのままの歌い方をして欲しいのだが、変な風に間を伸ばしたり、抑揚をつけて歌う。今回はオリジナル劇伴の再現なので、忠実にやって欲しかった・・。

映画はトレーダー分岐点に到着したところで一旦20分休憩。タイミングとしてほ丁度良い。
20分後に再登壇するオーケストラの一団。すぐに後半のフィルムが回るのかと思っていたら、選りすぐりのBGMのハイライト演奏、という嬉しい特典が。曲だけに集中できて、これも良いな・・。
一通り楽しんだところで、後半のフィルムが始まる。トレーダー分岐点は中盤の山場とも言えるハーロック登場シーンがあり、ここはかなりのお気に入りだ。鉄郎がアウトロー達に銃を突き付けられる絶体絶命のシーン。絶妙のタイミングでハーロックのテーマが!!興奮する!!
それにしても素晴らしいのは、切り貼りされたようなBGMの連続部分も、見事に生演奏で繋いでいる点だ。999は、アニメ映画の中でも、かなり実際の映画の尺に合わせて緻密に作曲している作品だとは思うが、それでも後加工でBGMを切り貼りしている部分もある。こうしたところも違和感なく指揮し、演奏していく。プロの技だ。
劇中歌のやさしくしないで、は先程の小此木麻里さんが熱唱。これも良い。
感じだ。

ラストの惑星メーテルは、アルカディア号の激闘シーンが素晴らしい。音楽も良いが、演出、作画、背景も三拍子揃って素晴らしいのが銀河鉄道999だ。特にこのシーンは金田伊功が持てる技量をフルに投入し、自由奔放ながらもいつもよりケレン味を抑えたこの道のベテランのメカ作画が秀逸だ。
それに合わせて演奏されるフルオーケストラ演奏も変わらず素晴らしい。

そして、エンディング。999が地球を後に走り去るシーンを盛り立てる、フルオーケストラの感動的な演奏が心に沁みる。そしてタケカワユキヒデ再登場。主題歌、The Galaxy Express 999を熱唱。小此木麻里さんも加わり、手拍子。大喝采の拍手でシネマコンサートは終焉。最後に、指揮者の栗田博文さんがオーケストラのメンバーをパート毎に身振りで紹介。そして最後も肘タッチで退場。

いやあ、何度も見た映画だが、やはり素晴らしい内容だし、その劇伴をほぼ忠実に生の100人の編成で演奏とは・・感動に尽きる。999は中学生の頃ハマりにハマったアニメ映画だ。それが、40年の時を経て、こんな形で鑑賞できるとは・・・。当時の中学生の自分には想像することもできなかっただろう。長生きするもんだな・・。


<21-05-11>

Soggy Cheerios 『III』Release Tour 2021 東京公演
出演:Soggy Cheerios(鈴木惣一朗&直枝政広)
バンドメンバー:伊賀航、北山ゆう子、平泉光司、谷口雄
2021年5月11日(火)
会場:eplus LIVING ROOM CAFE&DINING
開場 17:00 開演18:00
配信チケット:3,000円

この日のライブはSoggy Cheeriosのレコ発の延期公演。
本当は、昨年の3月とかにやる筈だったもの。
来場チケットは既にSOLD OUTで、自分は今回配信で参加。










時間を数分すぎて配信スタート。4人のバック編成を抱えて、結構しっかりした演奏だ。
ドラムスが北山ゆう子さん、という初めて見る人だったけど、女性だけどパワフルで抑揚があり、素晴らしかった。ギターやキーボードの面々も秀逸。 レコ発なので新譜中心だが、1,2作目からの曲も演奏した。
MCは直枝さんと鈴木惣一朗さんの掛け合い漫才みたいで、こちらも見ごたえがあった。
最後には、とんかつの歌も披露して、2時間きっかりのライブは幕を下ろした。
配信だと、手軽に参加できるからいいね。


<21-05-08>

ムーンライダーズの数名による二、三の事柄 「あなたが好きなムーンライダーズ」
45周年記念プレ企画・オールリクエストによる、トーク&ライヴ

出演者:鈴木慶一、鈴木博文、白井良明
2021/05/08 17:00〜
配信チケット:2,000円

このシリーズも何回目だろうか?
緊急事態宣言になり、この日の観客は3名に限定し、あとは配信。自分も抽選に申し込んでいたが、落選で良かった。3名だったら緊張半端ない。
この日はリクエストに応えてパフォーマンス・・ということで、ファンからのリクエスト曲に纏わるエピソードなどをMCで紹介し、演奏、またMC・・と繰り返される。










ジャブアップファミリーから始まったが、自分は開演18:00からだと思い込んでて、冒頭数分、ライブで見逃してしまった。
新譜の状況についての質問が来場者から有り、慶一さん曰く、年内には出す。とのことで期待が膨らむ。
2時間弱できっちり終わり、今回もなかなか楽しいライブだった。値段が安いのも嬉しい。


<21-04-29>

CARNATION × La.mama『CONNECT-20-21』
カーネーション (直枝政広、大田譲) support member : 張替智広、松江潤、伊藤隆博

OPEN/START 17:30/18:00
ADV \5,000+F/D
Streaming \3,500

緊急事態宣言が発令された東京だが、この日のcarnationライブは決行とのこと。
自分はこの日、仕事の輪番当番で出社の必要があったのでストリーミングチケットを購入した。ストリーミングも結構の値段がするが、アーチストとライブハウスのためと思って納得しよう。

18:00前には会社にケンタッキーとビールを持ち込みスタンバイOK状態。しかし、なかなか配信が始まらない。ちょうどになってようやく会場の映像に切り替わる。はじめ音が出ず、こちらの環境の問題かとも思ったが、すぐに聞こえるようになった。








カラーリングを止めたのか、白髪が目立つ直枝さんだが、元気に演奏は始まる。
定番曲からレア曲、新曲も交える。変わり種としてはブレバタのピンクドルフィンか。つい最近カーネーションプロデュースのブレバタのアルバムを買ったばかりだったので嬉しかった。シングルでソニーからリリースするらしい。

コロナ渦の鬱積を吹き飛ばさんばかりの快演。観客がスタンディングで思ってたより多そうだけど、大丈夫かな。少しだけ心配。でも、ライブハウスでの感染って、初期の事例聞いたことないんだよね。

アンコールはいつもの通り夜の煙突。20時までと公言していて、10分早い19:50には終演。短いけれど、密度の濃いライブだった。


<21-04-17>

〜筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト〜
ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート

2021年4月17日(土)開場16:00/開演17:00
全席指定:¥15,000(税込)
東京国際フォーラム ホールA

演奏:『 船山基紀とザ・ヒット・ソング・メーカーズ 』
船山基紀(音楽監督・指揮) / 中西康晴(Keyboards) / 安部潤(Keyboards) / 土方隆行(Guitar) / 増崎孝司(Guitar) / 吉川忠英(A.Guitar) / 水健司(Bass) / 山木秀夫(Drums) / 斉藤ノヴ(Percussion) / AMAZONS(Chorus):大滝裕子・斉藤久美・吉川智子 / ルイス・バジェ(Trumpet) / 竹内悠馬(Trumpet) / 鍵和田道男(Trombone) / アンディ・ウルフ(Saxophone) / 石亀協子Strings

演奏曲目
青い地平線 / 赤い風船 / あなたを・もっと・知りたくてNEW / 甘い生活 / 雨がやんだらNEW / AMBITIOUS JAPAN! / さらば恋人NEW / 時代遅れの恋人たち / 17才(4/17)NEW / セクシー・バス・ストップ / セクシャルバイオレットNo.1 / センチメンタル・ジャーニー / 卒業NEW / 抱きしめてTONIGHT / たそがれマイ・ラブ / 東京ららばい / ドラマティック・レイン(4/17) / 飛んでイスタンブール / 夏色のナンシー / なんてったってアイドル(4/18)NEW/ にがい涙 / 人魚 / ブルー・ライト・ヨコハマ / また逢う日まで / 真夏の出来事 / 魅せられて / 芽ばえ / 木綿のハンカチーフ / よろしく哀愁 / リップスティック / ロマンス(4/18) / Romanticが止まらない / WAKU WAKUさせてNEW / Oneway Generation

麻丘めぐみ / 浅田美代子 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一(4/17のみ) / 岩崎宏美(4/18のみ) / 太田裕美 / 大友康平 / 大橋純子 / 郷ひろみ / 斉藤由貴 / ジュディ・オング / 庄野真代 / C-C-B / 中村雅俊 / 夏木マリ / 乃木坂46(伊藤純奈&樋口日奈) (4/18のみ) / 野口五郎 / NOKKO / 野宮真貴 / 早見優 / 平山三紀 / 藤井隆 / ブレッド&バター / 松崎しげる / 松本伊代 / 武藤彩未 / 森口博子 / Little Black Dress / ROLLY










引き続きコロナは終息せず、東京はまん防で飲食店は8時までの閉店要請。しかし、コンサート関係はお咎めなしのようだ。
この日、本来の仕事の予定がキャンセルになり、急遽、筒美京平追悼コンサートに行くことにした。筒美京平の楽曲自体、幼少時から親しみがあったのに加えて、バックバンドのリズム隊が、土方隆行、山木秀夫、水健司という、マライア系の強力な布陣で、興味を持っていたからだ。

当日、知人と早めに有楽町の南インド料理の名店、バンゲラスキッチンで遅めのランチ。ビールを二杯飲み、ほろ酔いの状態で、会場の国際フォーラムに移動。開演40分くらい前だったが、まだ長蛇の列で、外まで並んでいる。外の列が無くなるまで待っていたら、入れたのは15分前。会場内には、懐かしの飯島真理+筒美京平+松本隆の名曲、スプーンおばさんの主題歌、夢色のスプーンが流れている。この曲、相当好きなんだよな・・。ちょっと感動。

座席は、直前にチケットを購入したため、二階席の後方。オペラグラスがないと演者が点で見えないような位置だ。これで15000円はちと高いが、演者の面々を見れば、致し方ないところか・・。しかしこれ、一階の前方席で見たかったな・・。

時間を少し過ぎて開演。ブルー・ライト・ヨコハマから始まる。
初めはついつい、バックバンドの土方さん、山木さんの位置確認と、その演奏に目が行く。土方さんは60半ばなのに、異様に若いな・・と思う。
カッティングギターや、時折短いギターソロも響かせてくれる。山木さんも、バック演奏に徹底しながら、巧みなバチさばきで演奏を支えている。

見どころはいくつもあったが、まず太田裕美。歌がめちゃくちゃ上手い。稲垣潤一も渋く、変わらぬ印象。ブレッド&バターが、風貌おじいちゃんデュオなのに、若々しい美声を聞かせてくれるのがなかなか面白い。ファッション番長・野宮真貴も登場して、一曲熱唱。後で知ったが、ピチカートファイヴにも曲を提供してもらったらしい。筒美京平さん、なかにし礼さん追悼スペシャル番組ではナレーションも担当したとか。その奇抜な衣装に目を奪われた。

休憩を挟んで後半。個人的に楽しみにしていたCCBが、なんと笠浩二自らドラムスを叩いてRomanticが止まらないを熱演。ギターの米川英之も歌と演奏で、土方&高水がサポートリズム隊として加わる。
後半は、郷ひろみが登場し、一気に会場が華やぎ、庄野真代の二曲でザ・ベストテン時代にタイムスリップ。おばさんアイドル3人+現役1人の17才とか、萌える感じだ。
トリはジュディ・オング。歌唱にはちょっと無理もあったが、当時のままの艶やかな孔雀のコスチュームで、会場を圧倒した。 アンコールでは、太田裕美がピアノ弾き語りで熱唱。これは凄い・・。そして、最後は松崎しげると、豪華出演者陣による、また逢う日まで。いやあ、これは凄く濃厚なコンサートだった・・。WOWOWでの放送もあるようで、楽しみだ。


<21-02-03>

【振替公演】CARNATION TRIO tour 2021 "Three Naughty Villains"
【東京公演】
2021年2月3日(水)
会場:渋谷 CLUB QUATTRO
開場:17:30 開演:18:00
チケット前売 5,000円






この日は、昨年4月に予定されていたcarnationライブの、振替の振替公演。一旦6月に延期され、最終的に年明けにまで延期された。
緊急事態宣言でどうなるかと思ったが、強行したようだ。ただ、東京都の感染対策ガイドラインに沿って開催するとのことで、公演は20時まで、スタンディングも自由座席に変更。入場の際には検温と問診票の提出が義務付けられている。

整理券番号35だったので、早めに入場することはできた。真ん中の端、前に座席がなく、ステージ全体が見渡せる好ロケーションに陣取ることができた。
今回はお尻が決まっているので、時間きっかりにシナトラの曲が流れ、メンバー登壇。3ピースでのワンマン通しは、10年ぶりくらいとのこと。 楽曲は、3ピース編成とのことで、その頃のアルバムからが多い。
出だしの、やるせなく果てしなく、なにかきみの大切なものくれるかい、Ooh! Babyと続く3曲は相当格好良かった。
その他にも、ルネッサンス、スペードのエース、Angelなど、体力使いまくりの曲が多く、さすがの直枝さんもぜぇーぜぇー言っていた。しかし60超えても本当にパワフルだ。








アンコールはぼうふら漂流族。アンコールを入れても2時間以内。19:50頃には公演は終わっていた。しかし、3ピースで、あの体力全開の演奏では、2時間が限界だと思う。本当に凄いよ。