2018年のミュージックライフ



<18-12-23>

直枝政広
『TANKS AND CHILDREN 〜十二月の空は 2018〜』
2018年12月23日(日)
会場:自由学園 明日館 講堂
(地図:http://www.jiyu.jp/kanren/contact.html)
開場:17:30 開演:18:00
前売:4,500円(プレゼント付き)









毎年恒例の、直枝さんの年末ライブ。今年はいつもの赤坂グラフィティではなく、自由学園・明日館という重要文化財の施設の公演だ。
開演時間20分ほど前に現地に到着すると、直枝さんのリハの歌声が近隣に鳴り響いている。いい感じだ。
整理券番号は90番。いつもながらだが、Peatixは電子チケットとの番号とメールで送付される入場整理番号が別なのでややこしい。
来場者は200人以上なのか?自由学園のWebを見ると270人くらいになってるな。
90番でも十分な良い位置に陣取ることができ、開演を待つ。時間になり、直枝さんが厳粛な感じで登場。
やはり、歴史ある講堂のステージに立つ直枝さんはいつもと雰囲気も違う。
さっさく、アコギをかき鳴らしながら演奏をはじめる。3-4曲演奏を続けたところでMC。
諸般の事情でいつもの赤坂がダメになった話や、自由学園は以前から検討していたこと、そして、最高じゃないですか、ここは!のコメント。確かに素晴らしい。
1時間弱演奏は続き、第一部は終わり休憩。
後半もアコギでの弾き語りは続く。定番のAngelも交え、最後はjuicy lucy。そしてアンコールはBuffalo。約二時間ダイナミックに弾き語り、疲れ果てた中にも充足感が垣間見える直枝さんの笑顔に、今年も終わるんだなぁ・・とあらためて感慨に浸る。
今年の締めとなるライブ。良かったな・・。

【第一部】
1. やるせなく果てしなく
2. コズミック・シーのランチ・タイム
3.からまわる世界
4.夜の森
5.Willow in Space
6.Strange Days
7.Please Please Please
8.Venture Christmas Time

【第二部】
9.十字路
10.Lovers & Sisters
11.ANGEL
12.VIVRE
13.サンセット・モンスターズ
14.ダイアモンド・ベイ
15.JUICY LUCY

アンコール
16.Buffalo


<18-12-22>

神保町 試聴室
2018年12月22日(土)
開場 18:00 / 開演 18:30
■料金:予約 4,800円+1ドリンク(500円)

『Keiichi Suzuki Aerial Garden Sessions Special』
出演:鈴木慶一, 矢口博康(SAX)with上原則博(映像), 棚谷祐一と江ノ島兄弟社(棚谷祐一、美尾洋乃、四家卯大、鳥羽修、 大田譲、張替智広)





9月から月例で開催されている鈴木慶一のソロプロジェクト。今回が最終回。これまでは、ワンマンx2だったが、今回は大人数。

まずは、非常にレアな棚谷祐一の江ノ島兄弟舎。棚谷さんのソロライブは非常にレア(本人曰く、初めてでは、と)で、さらに黄金期カーネーションから2名と、昨今のカーネーション定番サポートドラマーのハリー。美尾さんに、ノンクレジットだが、上野洋子嬢までが加わった。
ここ数年書き溜めていた、という曲や、映画のテーマソングとして書いた、という曲などを5-6曲披露。インスト中心で弦もあるので、なんだか初期のリアルフィッシュとかも連想させる。

ちょっとした休憩を挟み、後半は矢口さんのソロだ。クリエーターの上原氏が作った映像作品をバックに、テナーサックスをメインに30分ほど吹きまくる。この日は疲れていたのですっかり寝入ってしまう。

最後は鈴木慶一登場。今回は平均年齢高いですねぇ(演者のこと)と言いながら、まずは矢口さんと陽気な若き・・から、超レアな江戸リズムとキャラメルの夕焼けを演奏。矢口さんがはけ、ソロでエレクトロニカな新曲を披露。
そして続いては棚谷さんと、Three Blind Mosesから、汝、婦女子を救うことなかれ、を演奏。慶一さん自ら、一番酷い詩だ、と話していたが、その通りなブラックな内容。
さらにストリングス隊が加わり、ムーンライダーズからWhen this grateful War is endedを。
その後、矢口さんやハリーも加わり、数曲を披露する。本来なら、一旦終演でアンコールまで舞台裏に引けるところだが、狭い為アンコールもそのまま演奏。最後に慶一さん弾き語りでスプーン一杯のクリスマスを熱演。ふと
脇を見たら脇の丸椅子に棚谷さんが座っていた。なかなかいい感じなライブだった。


<18-12-07>

35年目のカーネーション 2018東名阪ツアー
FANTASTIC VOYAGE
会場:日本橋三井ホール
出演:カーネーション
ツアーゲスト:矢部浩志、棚谷祐一、鳥羽修
スペシャル・ゲスト:大野由美子(Buffalo Daughter)、鈴木桃子、ZOOCO、ロベルト小山
OPEN:18:00 START:19:00
前売 5,500円(全席指定:ドリンク代別)





年末もライブは続く。この日は待望の、黄金期カーネーション5人編成によるライブ。
昨年の博文さんのWanGanKing再現ライブでのバックや、夏の野音で5人編成は再現されたが、今回は通しで5人組で、カーネーションを演るという、記念的な公演。
ライブ中に太田さんも言ってたけど、まさかこの5人でまたカーネーションをやる日が来るとは思わなかったよな・・感慨深い・・。
開場は、日本橋三井ホール。COREDO室町の中にある。久々の三越前に地下鉄で移動。以前、勤め先が新日本橋にあった頃はこのあたりでよく飲み食いしてたけど、結構変わってしまった。駅から直結ですぐにCOREDOの入口があるのね・・。
4Fまでエスカレータで昇り、入場。開演30分位まで、座席指定なので余裕。
ビールで喉を潤した後、席に着く。4列目なので、結構ロケーションは良い。
開演。いつも通りシナトラの曲をバックに、待望の5人編成登場。
一発目は、懐かしのごきげんいかが工場長!
そして、コロムビア黄金期から、SUPERMAN。いい。すごくいい!
さらに、長い休日と続く。15年ものブランクがあった編成とは思えない。全員、現役バリバリなのも嬉しい。
MCの後、天国と地獄から、怒涛の三曲。直枝さんの、これがオリジナルの天国の地獄です、の一言が胸に刺さる。そうだよな・・。再現ライブもこの編成ではなかったからな・・。
ゲストも次々と。ロベルト小山、コーラス隊、そして大野由美子さんも登壇。未来の恋人たちで、会場は興奮の坩堝で総立ち(厳密には半分強くらいかな・・全員立ってよ・・)。
新曲も何曲か交えながら、ノンストップでライブは続く。
途中のMCでは、棚やんが最近BABYMETALにぞっこんであることが明かされ、びっくり。
FutureSong、PARADISE EXPRESSと続き、棚やんヴォーカルによるニュー・サイクリング・ブギ、懐かしのエレキングからテレフォンガール、ともう止まらない。New Morning、RealMan、Garden City Life、アダムスキーとさらに続き、ラストはEdo River。Edo Riverで直枝さん、感極まったのか途中歌詞が飛んでしまって、ステージで混乱してたのが、なんだか微笑ましかった・・。滅多にみない光景なので。ソロの応酬は続き曲は終わる。アンコールの拍手が鳴りやまず、まずは二人が登場。ギターとベースで砂丘にて、を演奏。残りのステージミュージシャンが加わり、It's a Beautiful Day、そして最後は定番の夜の煙突!!
大盛り上がりで会場は完全に総立ち!興奮冷めやらぬ中、歴史に刻まれる最高の一夜は幕を下ろした・・。いやあ、良かった・・。


1. ごきげんいかが工場長
2. Superman
3. 長い休日
4. オートバイ
5. 未確認の愛情
6. 体温と汗
7. The Future Rock Show
8. GLORY
9. いつかここで会いましょう
10. Future Song
11. PARADISE EXPRESS
12. サンセット・モンスターズ
13. Peanut Butter & Jelly
14. ニュー・サイクリング・ブギ(棚谷Vo)
15. テレフォン・ガール
16. New Morning
17. REAL MAN
18. Garden City Life
19. ドラゴン・シャフト
20. アダムスキー
21. Edo River

Encore
22. 砂丘にて(直枝Vo,EG & 大田Vo,B)
23. It’s a Beautiful Day
24. 夜の煙突


<18-11-29>

Poppin'4 -Presents-
渡嘉敷祐一 Birthday Live
-Special Guest- 岡澤章
at Jz Brat
Open 18:00 Start 19:30
予約¥6,300 当日¥6,800

Pf & Keys 塚山エリコ
Guiter 土方隆行
E.Bass岡澤章
Drums 渡嘉敷祐一
Sax 平原誠
Trumpet 奥村晶
Trumpet 二井田ひとみ
Trombone 広原正典
Latin.Per 木村誠

引き続き怒涛のライブ攻勢が続く。この日は久しぶりの土方さん系ライブ。昨年来の、Poppin'4だ。
この日は渡嘉敷のバースディと重なり、記念のライブとなる。
場所は初めてとなる、渋谷のセルリアンタワーにある、JZ Bratというライブダイニング。事前にメールで予約して、席はリザーブされている。ステージが角にある変則的なレイアウトで、席は後方だが、それほど箱は広くないし、段になっている直後ろなので見やすいロケーションだ。
開演まで飲食をし、時間を潰す。定刻少し過ぎたところで今回の主役、渡嘉敷さんの登場。
今日はMCも一人でこなすという。ドラムソロを軽く披露して、スタートだ。
Poppinのメンバーに、パーカッション、ホーンセクションも一気に登壇。今回はゲストのベースは伝説の岡沢章氏だ。
一曲目からボルテージ前回のライブステージ。アルバム、Made in Manhattanからの曲を中心に厚い演奏が続く。二曲演った後に、4+木村誠構成、そして+平原さん、と構成を変えていく。土方カッティング、岡沢ベースも熱い。
一時間ほど演ったところで、HAPPY BIRTHDAYの曲を二井田ひとみちゃんが熱くペットで奏で、ケーキが渡嘉敷さんに進呈される。そして、一旦休憩。2-30分の休憩タイムではメンバーも客席付近を回ったりする。渡嘉敷さんは後ろのテーブルの客に挨拶に来ていた。
そして後半。渡嘉敷、岡沢コンビが在籍していた、コルゲン鈴木のプレーヤーズから一曲。そして途中でなんとスペシャルゲスト。客席にいたジャズシンガーのケイコ・リーが壇上に呼ばれ、二曲披露。なんでも、SNSで半分冗談でバースディプレゼントに歌いに行く、と言ったら本当になってしまったらしい。
その後、ラストスパートは熱いソロの応酬。昨年のライブでも驚かされた、二井田ひとみちゃんのパワフルなペットの演奏には、観客からも熱い拍手が。そして、渡嘉敷さんのドラムソロは圧巻に尽きる。
最後に一曲アンコールに応え、ここでもソロの応酬が披露され、熱いバースディナイトは幕を下ろした。いやあ、楽しめた。また定期的にこの系統のライブには行きたいね。


<18-11-11>

渋谷 LOFT HEAVEN
武川雅寛ソロアルバム「a journey of 28days」発売記念 LIVE
OPEN 18:30 / START 19:00
ADV ¥4,800
武川雅寛 with dregs of dreams (夏秋文尚、近藤研二、かわいしのぶ、佐藤優介)、柴田聡子





ライブが怒涛に続く11月。この日は武川さんのライブ。大動脈解離から奇跡的な生還を遂げた武川さんが、その昏睡状態の28日間をテーマに、前作のレコーディングメンバーとともに再び録音したA JOURNEY OF 28 DAYS。このアルバムのレコ発で全国をツアーで回る中の東京公演。
場所は渋谷のLOFT HEAVEN。以前、博文さんのライブで来たことのある箱だが、内装ががらっと変わっていた。後で分かったのだが、以前はLast Waltzという店だったようだ。前より広く、明るい感じのする店内になっていた。

後方の、段差の上の椅子席を陣取り時間を待つ。まずは、ゲストの柴田聡子さんが登場。遠目で見てたのでまだ20台前半くらいかと思っていたが、実はオーバーサーティ。もうアルバムも4枚くらい出しているようだ。
ゆべし先輩や、後悔などの自身の楽曲をアコギ一本でパワフルに弾き語り、なかなか聞きごたえがある。女の子らしい日常をテーマにしつつ、少し不思議な内容な歌詞にも惹かれる。後半で、ベースのかわいしのぶ嬢がジョイン。面白リハだった、というように、二人がコンビを組む演奏は何だかコミカルでスピード感もあり楽しめる。中でも、最近シングルカットされたという、ワンコロメーターという曲はおかしかった。

そして、小休止のあと、武川さんとバックの面々が登場。いい意味で力の抜けた感じの、自然な雰囲気で演奏が始まる。病後に喉がやられた武川さんだが、大分回復したようで、嗄れ声もいい感じに曲にマッチしている。"ジャックは、僕の友達・・"という歌詞がまた、何だかゆるゆるしている。
内容としては、レコ発の名の通り、ほぼアルバムの曲のみを披露(多分、それだけか?)。なので、時間的にもトータルで1時間程度。体調面もあるだろうし、こちらとしてもこれくらいの時間のライブが丁度良い。
途中のMCでは、入院中の夢の話や、メンバーからのコメントも聞けてほっこりした。
この後、金沢、仙台、旭川を巡るとのこと。
アンコールでは、前作から鎌倉大船小唄。そして最後に、柴田聡子嬢もジョインして、ムーンライダーズから、マスカット・ココナッツ・バナナメロンを観客もコーラスに加わり大合唱。
楽しく、ゆったり、ほっこりできる良いライブでした。


<18-11-08>

鈴木慶一 Aerial Garden Sessions vol.3
出演:
鈴木慶一
田中ヤコブ

開場:19時 開演:19時30分
料金:3800円(+1drink) 当日200円UP



出張続きで仕事忙しいのだけど、ライブ三昧。この日も帯広から帰ってきて、荷物は会社に置きっぱでライブに。
鈴木慶一が9月からマンスリーでやってるAerial Garden Sessionsにやっと行けた。一回目は佐藤優介、二回目はダニエル・クオン。そして今回は田中ヤコブ。
腹ペコだったのでミートグラタンを発注して、食べながら開演を待つ。開演時間でヤコブ君登場。普通のお兄ちゃんで、こんな場で演れるなんて・・と恐縮しながらアコギで弾き語る。
途中のMCで、ムーンライダーズを聞いたお陰で大学に行けた話を披露。なんでもオヤジさんがXTCやライダーズを聞いてたそうで、その影響でライダーズを筆頭としたマニアックな音楽にはまる。しかし、学友には同じ趣味の人たちはいない。学際でも最後の晩餐なんかを練習しつつも披露する場もなく。大学に行けば同好の士がいるのでは・・と猛勉強して進学。そしたら同じ趣味な仲間に会えた・・という話。
一時間ほど演奏して、小休止を挟み、慶一氏登場。まずは打ち込みのアバンギャルドな演奏をバックに、エレキで前衛的な曲を披露。なんでも、Records and Memoriesの前に録音してた音源で、一旦お蔵入りにしたのだが、また引っ張り出してこれらを基に新譜を出したい、とのこと。
その後はエレキとピアノで、ライダーズの曲を披露。慶一さんのエレキは実は結構いいね。
素晴らしかったのは、田中ヤコブ君を交えての、エレキバトルによる蝙蝠の飛ぶ夜。慶一氏をして、72年当時に一番近い、というくらい、熱の入ったエレキの掛け合い。
そしてアンコールのラストは、ヤコブ君のアンコールだという、恋人が眠った後に唄う歌。
いやあ、アットホームなライブで、なかなかの雰囲気で良かった。出張疲れで眠かったのが玉に瑕だが。


<18-11-03>

11/3(Sat)1st Stage Open 15:30 Start 16:30 / 2nd Stage Open 18:30 Start 19:30
PANTAX'S WORLD presents
PANTA & HAL. EXTENDED
(1st Stage)Album「マラッカ」Complete
(2nd Stage)Album「1980X」Complete

PANTA(Vocals)
岩崎なおみ / Naomi Iwasaki(Bass)
柏倉隆史 / Takashi Kashikura(Drums)
西田修大 / Shuta Nishida(Guitar)
菊池琢己 / Takumi Kikuchi(Guitar)
中山努 / Tsutomu Nakayama(Keyboards)
上野洋子 / Yoko Ueno(Chorus)

Guest:
今剛 / Tsuyoshi Kon(Guitar)
平井光一 / Koichi Hirai(Guitar)
浜田文夫 / Fumio Hamada(Drums)

Director:
鈴木慶一 / Keiichi Suzuki





PANTA & HALの二枚の名盤、完全再現ライブ。1stと2ndのステージは、それぞれのアルバムに振り分けられ、全く違う内容であるため、今回初めて両ステージを通しで予約。しかも必勝態勢で良い席を取るため、ビルボードの年間有料会員にも登録した。

当日、席は毎度のカジュアルシートで指定のため、時間になりワラワラと入場。ドリンクを引き換え、最上階のカウンターシートに。ほぼ、ステージの正面だ。
時間になり、メンバー登場。ベース、ドラム、サイドギター(二人メインだが)は若手、キーボード、バンマス兼メインギターは手練れのパンタバンドから。
パンタは、足が悪いようで(数年前の交通事故の後遺症らしい)、ステージ真ん中にスツールを配置し、そこに腰掛けながら歌うスタイルだ。

来た。一曲目は名曲マラッカ。初めから会場は興奮のるつぼ。メンバーの息もぴったりで、若手陣なかなかのテクだ。そして二曲目。ここで早くもディレクター・鈴木慶一登壇。そして、つれなのふりや。これは曲順もオリジナル通りの、正真正銘の再現ライブだ!
レゲエのリズムに乗り、会場との掛け合いも盛り上がる。
鈴木慶一は下がり、曲は続く。そしてゲストギターの呼び声とともに、今剛登場!またまた会場は盛り上がる。
今や伝説のギタリストとも言える今剛。参加アルバムはたくさんもっているし、2000年以降に出た2ndアルバムも買ったが、生で見るのはもしかしたら初めてかも?(と思ったが、松本隆コンサートで参加してた)
60歳にして、そのギターテクは衰えを知らず。2曲でリードギターを熱演して、ステージを降壇する。
そしてアルバムの曲を次々披露。全8曲。40分のアルバムなのであっという間。でもこれくらいのスピード感が丁度良い。

メンバーは降壇し、アンコールの拍手。再びメンバー登場。ゲストの今剛の他に、もう一人のギター・平井光一、ドラムスの浜田文夫も登場。 アンコール曲はTKO。今・平井のギター掛け合いが凄まじいい。また、浜田さんはすっかりおじさん、という外見だったが、スティック捌きはこれまた凄い。往年のPANTA&HALの大復活か。
メンバー紹介では登壇した全員に加えて、遺影として左手に飾られた三人のメンバーの名前も呼ばれる。そうなのか・・もう半分のメンバーが亡くなってしまったのだね・・。
ラストの曲は●●。最後は演者全員が腕を組みステージ上で挨拶。1stステージの幕は閉じた。

一旦会場を出て、次の開場まで1時間程度時間を潰す。時間になり、再度入場。夕刻になり小腹も空いてきたので、高カロリーのフライド&チキンを注文。かじりながら開演を待つ。

そして、時間になり、またまたメンバー登壇。ベースの岩崎なおみ嬢が衣装替えしてて、黒のミニワンピ姿が眩しい。華奢でワンピ姿のなおみ嬢が、ブンブンと低音のベースをかき鳴らす姿は格好いい。
話はそれたが、一曲目のトゥ・シューズが始まる。2ndの1980Xは、マラッカと比べるとパンク&ニューウェーブの流れを大きく取り入れていて、曲調もハイスピードで、ハードだ。
モータードライブ、臨時ニュースと、畳みかけるように続く。2ndでは、ゲストとして平井文夫が二曲に参加。これまた素晴らしいギターを聞かせてくれた。
1stでは今が当時まだ18で生意気だったと振り返るトーク。2ndでは平井が今&平井の二人の尖がったギターで慶一さんには相当迷惑をかけた筈、などのトークを聞かせてくれた。
鈴木慶一はオートバイで登場。バイクは乗らないし、そもそも免許もないノーライセンスの話から脱線して、ケラの紫綬褒章受章を受賞した話も。観客としてこの日観にも来ていたようだ。
そして、アルバムのB面。最年少のギター西田にPANTAが声を掛け、始まった曲はルイーズ。強烈なツインギターの掛け合い。PANTA&HALで一番盛り上がる曲だろう。
そしてその後も畳みかけるように全10曲。最後の曲ではゲストドラムとして浜田文夫もスティックを握る。浜田が譜面をうまく置けず床に散らばり、柏倉がフォローに入る場面も。でも、譜面を捲り片手なのに、浜田のスティック捌きは揺るぎないものだったのに逆に感動してしまった・・。 幕引きは、徐々にメンバーが降壇し、最後にPANTAの声だけが会場に鳴り響き、一人去っていく・・という憎い演出。

2ndのアンコールも全員登壇。曲目は1stと同じで、TKOと、●●。これで終わりかと思えば、上野洋子がホイッスルを吹き、まさかのオーラスのマラッカ再演。しかも、4人ギターアンサンブルでの強烈なマラッカ。素晴らしい・・。足の悪いPANTAもスツールから立ち上がり踊りながらシャウト。
最後は再び腕を組み深々とお辞儀して、この日の素晴らしい2ステージのライブは完全に幕を閉じる。


<18-10-28>

鈴木博文「Listen ALL」live vol.5

鈴木博文、“Listen ALL STARS”(大田譲、夏秋文尚、鳥羽修、solo-emma)
guest : 青木孝明
OPEN 17:30 / START 18:00
ADV ¥4000 (+1drink) / DOOR ¥4300 (+1drink)



博文さんが春から展開している旧譜配信記念のライブシリーズ、Listen All・・シリーズのトリを飾る5回目。
今回は鉄壁の布陣にゲストギターとして青木孝明氏を迎えた構成で、Birds、Wan-gan Rock Town、Sings Moonridersの3枚から選曲。 いつもより箱容積のでかい代田のFeverで、博文さん単独でこれだけ入るのか?とも心配したが、開場前にはそれなりの観客が集まっていた。 自分の整理券番号は61。座席もあるか・・と淡い期待もしたが、そこはFever。席などある訳もない。テーブル周辺もそれなりに陣取られていたので、思い切って前の方、3列目辺りにスタンディング。
時間になり、メンバー登場。いとこ同士からスタートだ。その後もSings Moonridersでのライダーズ曲を中心に披露。それ以外にも銅線の男などのライダーズの博文楽曲も織り交ぜる。
2枚のソロアルバムからの楽曲も演ったが、数曲程度。博文さんのMCで、ライダーズの曲を演ると客が集まるという皮肉・・みたいな発言があったけど、確かに驚きで、ライダーズ曲だと通常の3倍も入る物なのだね、と感心もさせられる。
更に最新アルバムからの曲を演る前には、こんなの聞きたくないでしょうけど・・もの凄く自虐的な博文さんでしたが、個人的にはもっとソロ曲から演って欲しかったな・・。
ラスト付近はそうしたライダーズ目当ての客層へのアンチテーゼか、再び最新アルバムから、天国の監獄を。そしてラストは重厚にドントラ。
アンコールでは、Solo-Emaさんからのお裾分けのドーナツ獲得ジャンケン大会が開催。なかなか勝者が決まらないという混乱があったが、3名が吉祥寺の名店のドーナツボックスを手にした。
アンコールでの楽曲はボクハナクとさよならは夜明けの夢に。
Listen All Statsでのライダーズ楽曲で、なかなかな希少なライブを堪能できました。今後もこのメンバーで博文さんバックをしてくれると嬉しいな。

以下、セトリ
1.いとこ同士 2.霧の10x2 3.インテリア 4.Bomb 5.銅線の男 6.ドッグソング 7.駅は今朝の中 8.月の爪 9.Flags 10.くれない埠頭 11.Red Moon Trip 12.Sad 13.隣人 14.モダーンラヴァーズ 15.湖沼にて 16.天国の監獄 17.Fence 18.工場と微笑 19.Don't Trust Anyone Over 50 アンコール1.ボクハナク 2.さよならは夜明けの夢に


<18-09-02>

『ホプキンス・クリークの逆襲 in 江ノ島2018』
2018年9月2日(日)
会場:虎丸座(江ノ島)
出演:直枝政広&LOVE EXPERIENCE
(直枝政広、大田譲、POP鈴木、宮原清、ブラウンノーズ)
開場 16:30 開演 17:00
前売:4,500円(+1ドリンク)











昨日に続き、この日は直枝さんソロ。直枝政広&Love Experience。
この日も、雨だったが、昼過ぎには上がった。折角だから・・と2時間ほど前に前乗りし、ミニ江ノ島観光と洒落込む。

江ノ島には本当に大昔、小学校に上がる前に行ったような気もするが、記憶に無いので初めてのようなものだ。
桟橋を徒歩で渡り、竜宮城かジブリの世界のような土産物屋と飲食店の並ぶ江ノ島に到着。
参道を歩いて上ると、途中に観光ガイドでよく見るタコせんべいの見せてがあり、行列が出来ている。折角なので並んで買う事にした。デカイけと薄っぺらで、400円は高いんじゃないかと思ったが、ペロっと食べられて美味しかった。
その後階段を登り、神社へ。エスカーという有料の屋外エスカレーターもあったが、大した段数でもないので階段を使った。
そのまま階段を登りきると、江ノ島植物園と展望台が。セットで500円だが、折角なので入ってみた。
展望台はなかなかで、特に最上部の屋外展望台は、高所恐怖症の自分には怖かった。
実は展望台の下にある小さな郷土資料館がなかなか良かった。
その後、岩屋洞窟を目指そうと進むが、意外と距離があり、ライブに遅れそうなので、直前で引き返した。階段も急で降り切ってしまうと、再び戻るのは相当疲れそうなのも一因だ。
余談だが江ノ島には保護猫が一杯いて、愛らしいポーズで観光客を誘惑していた。自分も、メロメロ。また、野生化したタイワンリスも生息しているとの事で、実際に電線を伝って走り回っていた。

で、話はライブに戻る。
この日の整理券番号は55番と前日よりちょっとだけ若い。入場して、席も前日よりテーブル一つ前を取れた。
時間になり、今回も直枝さんが弾き語りでスタート。そして、大田さん、ブラウンノーズ、ドラムスのポップ鈴木、キーボードの宮前清のバンドメンバーが登壇。宮前さんは、直枝さんの高校の同級生で耳鼻前のバンド仲間との事。また、デザイナーで会社の社長さんで、ホプキンスクリークの逆襲のジャケットイラストも描いていたとの事。直枝さんの周辺はアーティストが多いなぁ。
で、バリバリとホプキンスの曲を披露。凄くパワフルでレベル高くてビックリ。
小一時間の演奏で休憩。

休憩明けはブラウンノーズ単独で3曲。そして、直枝さんが加わり、3ピースで熱い演奏。ブラウンノーズの多彩ぶりには毎度ながら驚かされる。大食漢やjuicy lucyなど、残った曲も一通り披露して、興奮の坩堝のままアンコールに。
全メンバーで2曲、そして2度目のアンコールでは直枝さんがソロで弾き語り。
時間は前日より短く、19:30の電車で帰れたが、内容的には2日目の方が良かったかも。大満足。年末の東名阪ツアーも楽しみだ。


<18-09-01>

『ACOUSTIC CARNATION in 江ノ島2018』
2018年9月1日(土)
会場:虎丸座(江ノ島)

出演:カーネーション(サポートDr:矢部浩志)
ゲスト:ブラウンノーズ
Special Guest:ポカスカジャン
開場 16:30 開演 17:00
前売:4,500円(+1ドリンク)









毎年恒例のカーネーションの江ノ島虎丸座公演。今年は初の2 days。昨年は仕事で行けなかったので、今年は2日とも予約。初日はアコースティックカーネーション、2日目は直枝さんソロバンドという編成。即日Sold Outという人気ぶりだ。
で、初日公演。生憎の雨模様だったが、江ノ島に着く頃には上がっていた。
虎丸座は円筒形のビルの7Fにあり、螺旋階段に列を作る。整理券番号は65で、暑い階段で開場を待つ。

入場し、後ろの方だけど丸テーブルの一角を陣取れる。まあまあのロケーションだ。
時間をちょっと過ぎたところで、まずは直枝さんが単独で登場。弾き語りで一曲。
そして続いて大田さん加わる。本当は35th日比谷野音の、オーラスでやるかもしれなかった、市民プールを二人で熱唱。
さらにブラウンノーズ、矢部さんが加わり、今回の編成は完成。矢部さんのドラムスが響くと一気にテンションが上がる。
新旧数曲を熱演して、一旦休憩。休憩明けは、今回のゲスト、ポカスカジャンの登場。ポカスカジャンがカーネーションのライブのゲストで出るのは初めてとの事。芸人バンドという事で、●●が歌う●●、みたいな曲を3曲。そして、直枝さんと大田さんも芸に加わる。直枝さんはドラえもんの絵描き歌を。大田さんはリクエストで津軽ボッサのハードバージョンを。
さらに、ポカスカジャンのリクエストという、I love youを一緒に演奏。なかなか見れない光景だ。

後半に入り、まずはブラウンノーズが一曲披露。再びカーネーションのメンバーが加わり、新旧の名曲を披露。
アンコールはポカスカジャンも加わり、地球ほまわる、夜の煙突の定番コースで大盛り上がりで幕を閉じた。明日も楽しみだ・・。
ちなみに時間は3時間ほどの、長丁場で、帰りは20:20のロマンスカーの終電で帰路に着いた。



<18-08-14>

THE BEATNIKS(高橋幸宏+鈴木慶一)
8/14(Tue)1st Stage Open 17:30 Start 18:30 / 2nd Stage Open 20:30 Start 21:30
Service Area : \8,900 / Casual Area : \7,900

砂原良徳 / Yoshinori Sunahara(Keyboard)
白根賢一 / Kenichi Shirane(Drums)
高桑圭 / Kiyoshi Takakuwa(Bass, Guitar)
堀江博久 / Hirohisa Horie(Keyboard)
永井聖一 / Seiichi Nagai(Guitar)
矢口博康 / Hiroyasu Yaguchi(Sax)
山本哲也 / Tetsuya Yamamoto(Keyboard, Computer)



5月のレコ発ライブに続く、ビートにクスの東阪ビルボードライブ。
少し早く到着したので、ミッドタウン裏手の公演を散策。時間になり、カジュアルエリアに入場。
左手の席だが、ビルボードはどこからでも見晴らしは良いので問題ない。
定刻通りに、ビートニクスのメンバーが登壇。ゴンドウトモヒコの代わりに山本哲也が加入しているくらいで、ほぼ前回同様のメンバー。 曲目も、鼻持ちならないブルーのスカーフ、グレーの腕章からスタート。3曲目からはトータルリコールなどの80年代の楽曲を披露。観客の中に初ビートニクスの人が居たので、いつものCMソング没ネタも披露。
テクノな1stの曲や、ちょっとツラインダなどの名曲も交え、どんどん楽曲は進む。後半になり、ユキヒロがドラムを叩き、Ark Diamondで盛り上がる。そして、早くもラスト一曲。ビルボードは2ステージ構成なので、短めで丁度良い。シェー・シェー・シェー・DA・DA・DA・Yeah・Yeah・Yeah・Ya・Ya・Yaで会場は一層盛り上がり、終焉を迎える。
アンコールはコモンマンとInevitable。どちらも80年代の曲で幕を閉じた。前回同様、なかなかにハイレベルな演奏で楽しめた。時間もコンパクトで丁度良い感じ。


<18-08-04>

鈴木博文「Listen ALL」vol.4 @CLUB Que
出演:鈴木博文 with "Listen ALL STARS"
2018年8月4日(土)open 18:00 / start 18:30
Listen ALL STARS are...
大田譲(Ba.) / 夏秋文尚(Dr.) / 鳥羽修(Gt.) / solo-emma(Key.)




配信向けリマスターを続々リリースしている鈴木博文氏。その再現ライブで、今回は4回目。前回は、大好きな"処方箋"で、あの打ち込みメインのアルバムをどう再現するのか楽しみだったのだけど、泣く泣く仕事で行けず・・。遺恨の残る中、今回は"三文楽士"と"孔雀"。
"処方箋"ほどではないものの、好きな曲も結構あるアルバムからの演奏だったので、結果的にはかなり楽しめた。
フルバンド構成では滅多に聞くことのできない、雨の柱や珍しい人、ブルー、21世紀の大馬鹿者なんかを堪能できた。この強力なバックで、聞き馴染んだ名曲の数々を眼前で見ることができるのは(相変わらずだが、観客は50人に満たないので、どの席でもかぶり付き状態)、本当に幸運だと思う。
前回のQUEのライブ同様、途中休憩を挟む前半・後半構成で、新録中のアルバムからも1曲披露してくれた。すでに5曲レコーディング済らしい。こちらもリリースが楽しみだ。博文さんも、あがたさん同様、最近リリース間隔が狭まってきている。
鳥羽・大田・夏秋の絶妙の掛け合いも最高で、まだ未公表だった、年末のカーネーションツアーに鳥羽さんが参加することも暴露されてしまった。アンコールのラストは、最新アルバムから天国の牢獄。これも最近のライブでは定番曲となっている。
ちなみに次回でこのListen Allシリーズは終了との事で、Sings Moonridersを含む3枚がフィーチャーされ、ライブは10/28に開催とのこと。ライダーズの楽曲がメインになるとのことで、こちらも楽しみだ。



<18-06-30>

会場:日比谷野外大音楽堂

出演:カーネーション(直枝政広、大田譲)

ゲスト(50音順:敬称略):
大谷能生、岡村靖幸、岡本啓佑(黒猫チェルシー)、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、佐藤優介(カメラ=万年筆)、白井良明、鈴木慶一、鈴木博文、ZOOCO、曽我部恵一、棚谷祐一、鳥羽修、田村玄一(KIRINJI)、堂島孝平、徳永雅之、中森泰弘、張替智広(HALIFANIE、キンモクセイ)、バンドウジロウ、ブラウンノーズ、真城めぐみ、馬田裕次、松江潤、森高千里、矢部浩志、山本精一、ロベルト小山、渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)

開場:16:00 開演:16:30
料金:前売 ¥6,800(全席指定)
ファンクラブ限定: FC専用特典付指定席 ¥12,000(特典はスペシャル音源CD等を予定!)
FC専用S指定席 ¥6,800











やってきたよ、この日が。カーネーション35周年の日比谷野音が。前回が20周年で九段会館。あれから15年か・・。
この日は仕事の関係で、前後で札幌出張が入ってたのだが、間隙をぬって何とかあけることができた。
梅雨空ではないかと心配したが、な、なんと前日に関東梅雨明けで快晴。逆に熱中症になるのでは・・の恐れが。

当日、開場の20分前くらいに到着。FC限定特典の引換が先行してやっていたので、まずは交換。トートバッグとタオルとウチワ、音源CDだ。 友人と合流して、開場列にならび、ゆるゆると入場。すかさず物販コーナーに並び、限定パンフを購入。これは、すかさずで良かった。買い終わったころには長蛇の列だった。おまけに後でしったが、SOLD OUTになったみたい。
で、席につき開演を待つ。座席はBの4列目で上々の位置。16:00過ぎとはいえ、夏至の直後で西日は強烈。座席は熱々の状態。それでも、すぐに陽は木々に遮られ日差しも緩やかになっていく。
そして開演ちょっと前には、ブランノーズ1号2号による軽い前座が。その後会場にアナウンスが流れ、ケラによるカーネーション(耳鼻咽喉科)との出会いのトークを挟む。そしていよいよいつものシナトラの入場テーマ曲がかかり、メンバー登壇。松江潤、岡本啓佑、佐藤優介らの、今のサポートメンバー陣のカーネーションだ。
ここ2年の新しい曲を数曲披露。しょっぱなから前方付近の客は総立ち。自分も前の方なのでスタンディング。
一旦、現サポートメンバーと大田さんが退き、おじさん系メンバーがバックに入る。初代カーネーションだ!徳永雅之、馬田裕次、バンドウジロウに、サポートで佐藤優介の構成。どの曲をやるのかと思ったら、デビューシングル、夜の煙突のB面、カメラマンのヘリコプターを披露。すごくレアな演奏。そして、続いてはケラも入り、耳鼻の名曲、オレンジボーイ。
そして徳永さんと佐藤優介が引っ込み、矢部浩志、棚谷祐一に変わり、本格デビュー後のカーネーションに。このメンバーでYOUNG WISE MENなどを演奏。そして、いよいよ鳥羽修、大田譲に変わり、コロムビア黄金5人編成に。ロベルト小山も加わり、天国と地獄の名曲、未確認の愛情。コーラスに真城めぐみ、ZOOCOがさらに加わり、EDO REVER、It's a beautiful dayで会場は歓喜の坩堝。やっぱり、この5人編成はすごいや。 今回リリースのベスト盤収録の、Future Songを、レコーディング同様5人編成で熱演し、5人カーネーションは降壇し。今・カーネーションに戻り、ゲストも次々登壇。曽我部恵一や堂島孝平がゲストボーカルを取る。
そして、中盤になると、ムーンライダーズの3人が登場。前回の20周年だと、ボクハナクなどのライダーズ曲を披露したが、今回はカーネーションの曲。トロッコと、最新曲を共演。博文さんはボーカルも担当する。
終盤に差し掛かると、いよいよ協力ゲストだ。まずは森高千里。これは凄い。スパンコールバリバリのフリフリドレスで、50歳前のオバサン感は全くない。観客席中央にいた、謎の赤T軍団が奇声を発する。こいつら、森高追っかけだったのか・・。
そして披露したのは、はだかにはならない。声も振りも、全盛期と何ら変わらない。あらためて森高千里のエンターティナーとしての力を思い知らされる。
そして、二曲目は夜の煙突。ラストに取っておくのかな・・とも思ったが、森高バージョンでの演奏。これも振りが滅茶苦茶可愛いし、イエイ、イエイという合いの手も最高。
会場は歓喜のまま、次のゲストにバトンタッチ。次も大物、岡村靖幸だ。披露したナンバーは、トリビュートでも熱演した、学校で何おそわってんの、ともう一曲。これも会場歓喜の坩堝。
そして、数曲演奏し、いよいよラスト。今回のライブの表題ともなっている、サンセットモンスターズだ。すでに真っ暗の会場の中で、ステージも会場も一体になり大興奮状態。
アンコールでは、全メンバーが登場。森高千里も衣装替えをして端っこに登場。まずは、地球をまわる、を観客も一緒になっての大合唱。そして、最後の一曲は、当然ながら、夜の煙突。当然、大盛り上がり。ステージの演者も観客も一体となり、3時間半近い公演はいよいよ幕を下ろす。その間、直枝さんは一切の休憩なし。凄いな・・。
いや、それにしても近年稀にみる素晴らしいライブだった。カーネーションの今・感も凄いし、5人編成もゲストも最高だった。可能であれば、またこんな祭りに参加



<18-06-21>

『佐藤敬子先生を探して……』
あがた森魚 / 遠藤響子
ナビゲーター:湊 剛
(演奏:高橋佳作(Key)凹川拓真(Key)
川口賢哉(Cla)大森元気(Gt, Cho)
タカハシヒョウリ(E.Gt, Vo/オワリカラ)
カメダタク(Key, Vo/オワリカラ)
宮田岳(Ba, Vo/黒猫チェルシー)
岡本啓佑(Dr, Vo/黒猫チェルシー)
橋詰遼(A.Gt, Vo/蜜))

OPEN/START 18:30/19:00
ADV/DOOR ¥4,000+D/¥4,500+D
渋谷 La.mama





あがた森魚が昨年から制作している自主制作映画、佐藤敬子先生を探して、を冠したライブ。自分はこの映画のクラウドファウンディングに1万円出資していたのだけど、ポスターと特典のミニCDを貰っただけで映画は見ていない。年末に一応完成したとかで、小樽で試写会が行われ、Webでの視聴権限が送付されてきたのだけど、後で見よう・・と思い2-3ヶ月経過したら見れなくなっていた。
何でも実はまだ完成してないそうで、その経過報告も含めたライブが開催された。一週間前に突然案内状が来て、出資者は無料で入場できるという。
それならば、と会社帰りに会場の渋谷・La.Mamaに赴く。
開場5分前には結構な列。入場は後の方だったけど、椅子席はまだ空いていた。縁の席をキープして開場を待つ。
開場してまず登場したのは司会進行の湊 剛氏。そして80年代の細野晴臣作曲講座のテープが流れ、そのMCとして活躍したシンガーソングライターで女優の遠藤響子嬢が登壇。あがた森魚とどんな関係があるのか不明だが、トークとミニライブ。
遠藤響子はそろそろ還暦、と言うおばさんだが、作曲講座当時の吉高由美子ばりの不思議ちゃんボイスは健在。歌声は美声で聞かせてくれる。 数曲披露し終え、小休止を挟み、あがた爺登場。少し髪が伸び、よりワイルドな感じが増長している。
まずは、高橋佳作、大森元気らを中心とした、ドラムレスのアコースティック系の演奏で聞かせてくれる。
数曲演奏して退場。これで終わりかな・・と思いつつ、アンコールの拍手に迎えられ、先ほどまでのバックメンバーとは異なる若い面々を従え、再びあがた爺登場。このメンバーは、黒猫チェルシーとオワリカラと中心とした20代のバンド面々で構成されていることを後で知った。
このバックを従えたあがた森魚、格好いい。昔のヴァージンVSの曲や新曲、"僕は天使ぢゃないよ"などの名曲も、ハイテンポで演奏。素晴らしい。
アンコールは遠藤響子も合流して、フルメンバーで演奏。最后のダンス・ステップ、百合コレクションを演奏。最高だった。
まさか、無料のライブでこんなに楽しめるとは。
それにしても、20代のサポートメンバーを従えたあがた森魚、いいね。これからも目が話せない。



<18-05-11>

THE BEATNIKS(高橋幸宏/鈴木慶一)
2018年5月11日(金)
EX THEATER ROPPONGI
OPEN 18:30 START 19:30

スタンディング¥6,500
指定席¥8,500
プレミアムシート¥12,500

ゴンドウトモヒコ(Euph, Tp, Glo)、砂原良徳(Key)、矢口博康(Sax, Cl)をはじめ、白根賢一(Dr)、高桑圭(B, G)、堀江博久(Key)、永井聖一(G)



7年ぶりと言う新譜を引っ提げてのビートニクスのライブ。開場は初めての、EXシアター六本木。
今回、プレミアムシートではない、普通の指定席を買ったのだけど、チケットの表記がスタンド席、となっているから少々紛らわしかった。 風の吹きすさぶ二階の待機場所で結構待たされ、ようやく入場。地下だけど、ステージから数えると最上段のスタンド席の最後方。でもまあ、傾斜が付いていて見やすかった。
時間になり、メンバー登壇。メンバーの中でも嬉しいのは、サックスの矢口さん。矢口さんの加わったビートニクスを生で見るのは、87年のインクスティック以来だと思う。
ライブは、"鼻持ちならないブルーのスカーフ、グレーの腕章"から始まる。今回のアルバムの中では一番ライダーズ色の強い曲で、お気に入りだ。 2曲目はいきなり懐かしの1stアルバムから、"River In The Ocean"。続いて4thから"Go and Go"、新譜から"Brocken Spectre"・・と、新旧入り乱れての曲披露。今回のライブは、バンド感が強くて好感が持てる。しかもレパートリーが結成35年の歴史で増えたため、曲もバラエティに富み、濃厚。
懐かしの"COMMON MAN"や鈴木白書にも収録された"Left Bank"も。中盤には、定番中の定番、"ちょっとツラインダ"が、オリジナル同様の矢口SAXソロを交えながら熱演。
サポートメンバーも熟練の面々で、Dr.の白根さん等は、ユキヒロも納得の正確なビートを刻む。
後半はユキヒロ氏もスティックを握り、"Ark Diamant"、"Dohro Niwa"と続く。そして最後は、今回のテーマソングともいえる、"シェー・シェー・シェー・DA・DA・DA・Yeah・Yeah・Yeah・Ya・Ya・Ya"で締めくくる。
アンコールではメンバー紹介。夏にはビルボードでもライブを行うらしい。
アンコールの締めは、"TOTAL RECALL"。もう言い飽きた・・といいつつ、自動車会社のCMソングとしてビデオ撮影まで海外で観光しながら、タイトルが社長の逆鱗に触れお蔵入りになったエピソードが披露。何度聞いても面白い。
そんなこんなで、60後半とは思えない二人の、熱いビートニクス・ライブは幕を下ろした。

<セットリスト>
01. 鼻持ちならないブルーのスカーフ、グレーの腕章
02. River In The Ocean
03. Go and Go
04. Brocken Spectre
05. Inevitable
06. Now And Then
07. COMMON MAN
08. Left Bank
09. Softly-Softly
10. ほどよい大きさの漁師の島
11. BEAT印のDOUBLE BUBBLE
12. ちょっとツラインダ
13. No Way Out
14. I've Been Waiting For You
15. Ark Diamant
16. Dohro Niwa
17. シェー・シェー・シェー・DA・DA・DA・Yeah・Yeah・Yeah・Ya・Ya・Ya
<アンコール>
18. Unfinished Love 〜Full of Scratches〜
19. TOTAL RECALL



<18-04-06>

鈴木博文「Listen ALL」vol.2 @CLUB Que(下北沢)
2018年4月6日(金)open 19:00 / start 19:30
出演:鈴木博文、大田譲、夏秋文尚、鳥羽修
於:CLUB Que
adv \4,000円 door \4,300 (共に+1drink)



先週から続いて、またライブに。今回は博文さんのデジタルリリース記念の第二段。直前まで仕事で行けるか微妙だったので、数日前にメールで予約。
Queは昔、良明さんとかのライブで行ったことがあるような記憶がある。地下の会場に入ると、椅子があり、安心。しかもテーブルも数か所に配置してあり、余裕ある配席。後方だが、見やすそうな位置に陣取る。
時間になり、メンバー登場。前回と違うのは、キーボードレスで、ベースに大田さんが加わった骨太な構成であることか。
無敵の人、と石鹸から、数曲を披露。大田さんは昔の曲は難しい、とコメント。それに突っ込む鳥羽さんは、カーネーションの旧知の仲で、漫才のようで楽しい。
最新のアルバムからの曲も織り交ぜるが、このメンバー構成でやると普段とまた違う。
途中20分ほどの休憩を交え、後半も終演。アンコールでは、フライヤーを配りに来ただけ、なのに登壇したジャック達の一色進氏。重荷、を皆で熱唱。最後もライブの定番、オチョウシモノ・ブルース。
今後も精力的に誕生日ライブやデジタルリリース記念を展開していくようで、目が離せない博文氏でした。


<18-03-31>

MOONRIDERS FAMILY TRUST Farwell Party
2018年3月31日(土)
開場・開演17時(DJからスタート)
会場 新代田FEVER
会費 4800円(1ドリンク別)ご同伴者様5800円(1ドリンク別)
出演 ムーンライダーズ







活動休止の休止から1年半。良明さんのライブも終わり、一次的に復活したファンクラブも一旦終了。その締めくくりとして、ライダーズメンバー総出演によるFCイベント実施。
今回は、昨秋博文さんがWANGAN-KING再現ライブを行った新代田のFEVERだ。
開場前には黒山の人だかり。17時になり、整理券順に入場。FEVERはオールスタンディングなので、後方の壁際の楽そうな場所を陣取る。
時間になり、司会進行の武井氏のトークをバックに、ライダーズの面々が入場。前半はトーク&クイズだ。
トークの中で気になったコメントは以下。
岡田さんがプロデュースしている女子高生の麗と、武川さんの新譜レコーディング、博文さんがまた新譜を作る件、そして非公表だったが慶一さんはあるアニメ映画の音楽を録っているようだ。そしてクイズは、勝者がメンバーの持ち込んだ景品をGETできるというもの。正直、あまり惹かれる景品は無かったが、皆熱く参加していた。
20分ほどの休憩に続き、ライダーズのミニライブ。
始めの3曲はリクエストに応えてのもの。
以降は、メンバー1人1曲選んだ曲を、その個人が中心に演奏。スカンピンなんかも聞けて良かった。アンコールは、夏秋さんをメインボーカルに迎えて、定番のスカーレットの誓い。

m_01 ヴィデオボーイ
m_02 無防備都市
m_03 花咲く乙女よ穴を掘れ
m_04 いとこ同士
m_05 スカンピン
m_06 弱気な不良
m_07 トンピクレンッ子
m_08 くれない埠頭
EN m_09スカーレットの誓い

最後に写真撮影OKで皆がスマホを壇上に向け、熱い2時間が幕を下ろした。次は何時聞けるか分からないけど、充実した、活動休止の休止の1年半であった。


<18-02-24>

鈴木博文「Listen ALL」vol.1 @神保町 試聴室
2018年2月24日(土)open 18:00 / start 18:30
出演:鈴木博文、夏秋文尚、鳥羽修、コーノカオル、solo-emma
於:神保町 試聴室 → 予約はこちらから
adv \4,000円 (1ドリンク, スナック込)



博文さんが、今年は昔のアルバムをリマスターして配信で再発するという。その記念に、定期的にバンド編成でライブを執り行うという。その一回目。
2ndの無敵の人、3rdの石鹸がリリースされたので、その楽曲が中心だ。
試聴室は舞台袖もないので、開演前から博文さんがチラチラ。CD販売はメトロトロンの業務担当も務めているsolo-emaさんが。
時間になり、メンバー登壇。夏秋さんはオリジナルアルバムにも噛んでいたかも(録音には参加してないかもしれないが、ライブは出ていたような・・)しれない。
元カーネーションの坂東さんが、オリジナルアルバムではギターを弾いていたが、今回のライブでは、カーネーションで坂東さんの後釜となった鳥羽さんがギターに。何か因縁めいたものも感じられ面白い。
初っ端から飛ばしまくり。ロックな、"穴"から。主に二枚のアルバムからだが、途中、最新のアルバムからも数曲披露した。晴れた日にや、JITABATA等名曲が続く。やはり、バンド編成での博文さんは良い。そして、二部の締めは朝焼けに燃えて。鳥羽さんのギター冴えまくり。そして、アンコールは薬壜と窓、最後の最後に大寒町。いいね。
途中のMCでは、制作秘話も披露。今回、DATのマスターを再生しようとしたらデッキが壊れてしまって、TEACに持ち込んだら修理してくれた話。そしてそれを夏秋さんがリマスターした話など。オリジナルの録音時の話も聞きたかった。今回の配信は、配信元のCD Babyから買ってあげた方がメトロトロンの実入りが大きい、なんて話もsolo-emaさんから聞かされた。
今年は、続々とリマスタ版もリリースされるようで、バンド編成でのライブが楽しみだ。特に、大好きな処方箋と、Bonyari Bonyariのライブは要注目だな。

set lists
M-01 穴
M-02 ゴンドラ
M-03 ロードーカ
M-04 水に棲む子供たち
M-05 イエロー・サンバ
M-06 捨てたもんじゃない世界
M-07 風のナイフ
M-08 湖沼にて
休憩
M-09 晴れた日に
M-10 オチョーシモン
M-11 Hopeless Homeless
M-12 杭の男
M-13 ネオンサインマン
M-14 靴紐を結ぶ
M-15 JITABATA
M-16 朝焼けに燃えて
M-17 -コーダ・朝焼けに燃えて
en
M-18 薬壜と窓
M-19 大寒町



<18-02-12>

白井良明 40th&45th 記念 “良明Wアニヴァーサリー〆升”
〜隅田川・打ち出でて見れば半世紀-5〜
2018年2月12日(月・祝)東京都 浅草公会堂
<出演者>
ムーンライダーズ / 斉藤哲夫 / ガカンとリョウメイ / ARTPORT PROJECT / for instance
料金:松 18000円 / 竹 8800円 / 梅 4500円













またまた一週間の間隙を縫って、ライブに。今回は、良明さんの、40th&45th。ライダーズも、1年ちょっとぶりに集結する。
場所は、良明さん生誕の地に近い、浅草。1000名キャパの公会堂で、どかんと記念ライブだ。
もう後何回生ライダーズを見れるか定かではないので、この日も開場前には来場客が集結。真ん中の竹席は若干当日券もあったようだが、満席の集客力だ。
席は壁寄り済だったが、昨年のあがた&ぱいの最前列隅よりはずっとましだった。
開場時間になり、1F観客席後方から、法被を着た氏子衆を先頭に、良明さんが登場。開場は割れんばかりの拍手だ。
富士山の図柄の垂れ幕をバックに、まずはfor instanceによる演奏。イマ、の良明さんの音だ。流石に現役若手ミュージシャンを集めただけあって、その内容は熱く、弾けている。
このメンバーで40分ほどの演奏を終えると、20分の休憩が。
休憩が明けると、斉藤哲夫とのデュオ。このパターンははちみつぱい再結成ライブ以来か?二曲ほど演奏のあと、夏秋さんと博文さんにバックが変わり、ARTPORT PROJECTとなる。そしてそれに武川さんが参入し、ガカンとリョウメイに変わる。武川さんは入院前と変わらないくらい元気になっていて、嬉しい限り。
そして、いよいよこのメンバーに、慶一さん、岡田さんが加わり、久々のムーンライダーズだ。
結構レアな、グルービーに気をつけろからスタートだ。80年前後の曲を中心に、ライダーズの熱い演奏が続く。定番のBEATITUDEやビデオボーイでは観客総立ち。そしてラストはやはりこの曲。スカーレットの誓い。この曲を聴くと、かしぶちさんを思い出し、目頭が熱くなる。
アンコールを二曲演り、最後にギター弾き語りで一曲。再び老練な氏子衆が登場し、割れんばかりの拍手の中、観客席後方に良明さんの姿が消えていく。
いやあ、久々のライダーズ、担当しました。


<18-02-04>

日時:2018年2月3日(土)4日(日) 2日間 *各日 開場19:30 開演20:00
会場:新宿PINT INN http://www.pit-inn.com/sche_j.html
料金:前売¥4,000+税 / 当日¥4,500+税
【出演】2018年2月4日(日) 開場19:30 開演20:00
☆清水靖晃&サキソフォネッツ
 清水靖晃(t.sax, vo, key, perc, wind controller, radio)
 江川良子(t.sax, s.sax)/林田祐和/(t.sax, s.sax)/東 涼太(b.sax)/鈴木広志(b.sax, t.sax)
☆ナビゲーター:池上比沙之
主催:新宿PIT INN 協力:日本コロムビア



今年は間髪を入れずライブ。靖晃さんのピットインでのライブだ。BETTER DAYS NIGHTと銘打たれたこのライブ、コロムビアのBETTER DAYSレーベル40周年記念のイベントだ。初日は向井滋春と小野えり。そして2日目が清水靖晃&サキソフォネッツだ。40年前の靖晃さん、というとBETTER DAYSよりもB&MやBILLBOXなどのビーイング系のレーベルの印象が強いが、名盤、案山子、うたかたの日々、北京の秋はBETTER DAYSだ。
PIT-INNは数年ぶり。やや遅めの開場時間に入場すると、席は十分、着席できた。
時間になり、ナビゲータの池上比沙之氏が登場。40年前の思い出話を交えながら、サキソフォネッツのメンバーを招き入れる。
構成は、昨年末のスパイラルの内容と似通っている。ペンタトニカ、マセマティカ、案山子、うたかたの日々等から数曲ずつ。前回のライブでお気に入りだった、55歳からのハローライフのテーマ曲も演奏してくれた。ウインドシンセサイザーの重低音が心地よい。それと、変わり種ではIQ-179から、箱を演奏。この曲は吉田美奈子作詞なんだよな・・。
1部と2部の幕間では、池上氏と靖晃さんによる懐かしトークも。デビュー直後の靖晃さんのキャラメルコーンのフレーズを吹いた話とか、新宿のゲームセンターに入り浸った話とか、初めて聞く話ばかりで面白かった。
夜-朝-昼の組曲も通しで演奏し、アンコールもビシッと決めて、いつも通りサキソフォネッツはまとまりバッチリだった。
今度は、久しぶりにJAZZ/FUSION寄りの靖晃さんの演奏も聞いてみたいなぁ。


<18-01-13>

鈴木博文生弾き語り「ありがとうの音始め」
会場:下北沢lete
開場:19:00 開演:20:00

今年一発目のライブは博文さんから。この日は仕事で、開場時間に遅れたが、相変わらずまったりとした少人数の観客でいつもの後方席に座ることができた。ちなみに、この日は"はちみつぱいVS頭脳警察"のライブもあったようで、これが終わってから駆け付けた熱いファンも一人居たようだった。
時間になり、博文さん登壇。ゆっくりと、熱く歌い上げる。今回もtwitterでリクエストを募集していたようで、"花のように"、"三日月の翼"、"ボクはタンポポを愛す"等のレアな曲が多かった。あらためて、"BLUE & RED"とかの熱い弾き語りを聞くと、いいなぁ・・とシミジミと思う。
前半一時間、後半一時間で、最後の方はWAN GAN KINGからの曲や、大寒町など、定番系でまとめていく。
余談だが、途中のMCで出た、若いころ、かしぶちさん、岡田さんとエリザベスクイーン号でグアムへ行った話などは興味深かった。
スタートが遅い為、22時過ぎにようやく終演。沖縄料理屋で飲み食いして、寒空の下帰宅した。