2016年のミュージックライフ
<16-12-25>
直枝政広 ![]() 今年最後のライブは例年通り、直枝さんのthanks and children, @赤坂グラフィティ。 整理券番号27だったが開場ギリギリに行ったので列の最後尾に。そんな事前情報無かったので釈然としない。 しかしまあ、いつもながらだが、遅くはいっても普通に良い席ゲットできた。4列目の端の方。 開演時間少し過ぎ、直枝さん、登場。いつも通り、パワフルでメロウな弾き語りに魅了される。今回のゲストは最近必ず出てる感のある大谷熊生。でもまともに一緒に演ったのは一曲だけだった。横浜のトラックの運転がチョット怖い、ってやつ。 休憩を挟んで後半。Juicy Lucyではブラウンノーズ2号が飛び入りで参加。昨年よりも確実に曲数は多い。後半では、個人的には月の足跡が・・が一番嬉しかったかな。トークも相変わらず楽しく、クリスマスぷとしてギターのピックも配られ、例年通り年を締めくくるに相応しい感度的なワンマンライブであった。 <16-12-15>
ムーンライダーズ moonriders Final Banquet 2016 ~最後の饗宴~ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最後の晩餐。ライブツアーの大トリは、休止ライブでもお馴染みの中野サンプラザ。取り壊しが発表されてるが、まだまだみたい。寒波押し寄せる寒い中、開場15分前に列が整理される。プレミアムーンシートの方が確実にれつは長かった。オマケ特典はアナログEP。 今回、座席は8列目で真ん中辺。休止ライブも良い席だったが、今回も悪くない。 開演まで30分でなかなか慌ただしい。19時ちょっと過ぎに会場が暗転し、幕が上がる。中央上部には子供が6人、白い白布の掛けられたテーブルに座って居る。昔のライダーズっぽい、凝ったオープニング演出だ。マニアの受難のイントロが流れつつ、ライダーズの6人間が登場、子供たちの後ろに立ち、肩に手を置くと入れ替わる。真ん中の席は空いてるが、かしぶちさんのものか。 くじらさんがステッキを振りかざしながら、しゃがれ声でマニアの受難を歌い、ステージへ降りていく。他のメンバーもそれに続く。いよいよライブスタートだ。 花咲く乙女では、先ほどの白いテーブルに6人の乙女(オバハンもいるけど)が登り、赤いスコップを振り上げ、観客も熱唱。今回は以前にも増して観客一体型のライブを目指しているようだ。 続いてKのトランク、無防備都市とスタートから、テンションは上がる。特に夏秋さんのドラムが心地良い。ヴィデオボーイで観客は早くも総立ち。 曲の構成自体は金沢のライブとほぼ同じだが、キャパの違い、演出、最後かも・・という高揚感から、盛さり上がりはかなり違う。 白いテーブルの乙女たちは白いテーブル上に、最後の晩餐さながらに、ワインやパンを並べ始める。そして、演奏には全く無関係に、後ろで談笑や食事を始める。MCの間もそれが被る。久々のライダーズらしいシュールな演出。 演奏面でも、みな楽しそう。まとまりも良く、60台半ばのバンドとは思えない。 中盤での最大の見せ場は、博文さんのモダンラヴァーズだろう。相変わらず歳を感じさせない軽いフットワークで観客席の通路を走り回る。観客にお菓子(かな?)を渡したりしてる。そして、自分のすぐ脇で、モダァ〜ンラヴァ〜ズ、トゥナイト!と熱唱。いいね。 ライブも終盤、cooldynamoも観客熱唱。トンピクレンっ子でまたまた総立ち。そして最後はやっぱり、これ。スカーレットの誓い。晩餐の乙女たちも拳を振りかざす。 幕が降り、拍手は鳴り止まない。アンコールの幕が上がると、再びテーブルに6人。歓声の中、岡田さんが先行してキーボードに向かう。余談だけど、岡田さん、階段を降りる際、スタッフに支えられながら。前回の金沢も喋りがぎこちなかったり、やはりメンバーでは一番不安だな。 話はさておき、その岡田さんと博文さんがピアノの伴奏で、さよならは夜明けの夢に、を歌い上げる。オーラスは、くれない埠頭。痺れるね。 鳴り止まない拍手を背に、慶一さんの、進化と劣化の折り合いがついたら、また会いましょう!の言葉を最後に、メンバーはテーブルの下の出口から一人ずつ出ていく。最後はくじらさん。ステッキを掲げ、バックライトを背にする姿は神々しい。くじらさんがステージから消えると、会場にはCLINIKAがなり響く。そして、テーブルに、乙女の一人が40の文字がデザインされた花束を運び、ライトアップされる。 いやぁ、素晴らしいライブだった。まさに、ライダーズの集大成。忘れられない一夜となった。今年の後半はライダーズのライブが多く、仕事とのブッキングも心配したが、結果的にはほとんどに行く事ができ、大満足だった。 1.マニアの受難 2.花咲く乙女よ穴を掘れ 3.Kのトランク 4.無防備都市 5.アルファビル 6.ヴィデオ・ボーイ 7.水の中のナイフ 8.犬にインタビュー 9.インテリア 10.駅は今、朝の中 11.静岡 12.モダーン・ラヴァーズ 13.A Frozen Girl, A Boy in Love 14.Mt.,Kx 15.Cool Dynamo, Right on 16.トンピクレンッ子 17.ヤッホーヤッホーナンマイダ 18.BEATTUDE 19.スカーレットの誓い アンコール 20.さよならは夜明けの夢に 21.くれない埠頭 22.カーテンコール(Who’s gonna cry? 〜 CLINIKA) <16-12-11>
カーネーション『Multimodal Sentiment』発売記念ツアー ![]() ![]() 秋以降、カーネーションのライブが多い。三回目。10月のクアトロのライブとメンバーや内容はダブりそうなので、少し迷ったが、ローケーションが下北で、近いので行くことに。 それと、結果論だけど、このツアー限定のホームデモカセットの物販があったので、行かざるを得なかったかも。 整理番号は26番で、当然ながら限定カセットもゲット。前方側面壁際の、自分的にはベストポジションをキープ。開演まで一時間はちょい長い。 時間になり、メンバー登場。新譜のMultimodal Sentimentから数曲続け、往年の名曲も挟む。バラードはなく、ポップでロックな曲が多く、早速テンションは全開。 途中のMCで、2000年で3ピースになり、音をそぎ落とし、前々作のベルベットで、昔のポップな感じが戻ってきた。と語っていたが、その通りと感じる。3ピースの初期のものも大好きだったけど、今のそれなりの賑やかな編成の曲も楽しめる。 はじめのゲストは大谷熊生。大好きなハクビシンの曲を演じる。そして新譜の告知。JAZZ Alternativeという新譜は、サンプリングのしまくりで結構やばいとのこと。回収になるかも・・と言われるとそそられる。 そして、続いてのゲストは大森靖子。カーネーションファンでも賛否別れそうな、不思議系ぶっとびアーティストだ。今月、新曲を直枝プロデュースでリリースするとのことで、披露。この途中、近くの客が倒れこんでしまって、少し騒然。演奏は淡々と続いたが。そして、Multimodalのデュエット曲も。 終盤に入り、新曲・名曲を交互に演じ、いよいよ佳境に。最後はEDO River。そして、アンコールは二回。最後の曲は、いつも通り夜の煙突。相変わらず質が高く、盛り上がるライブだった。 <16-11-12>
会場:金沢もっきりや ![]() ![]() 翌日はFCイベント。それまで、金沢観光の続きを堪能する。朝一はレンタサイクルで兼六園へ。紅葉がいい感じで、どのショットも画になる。そして金沢市に移動。昼は食べログの評価も高い、あげは食堂であげは御膳と海鮮饅頭を食す。これが絶品。 程よく満腹になり、再びレンタサイクルで尾山神社、もう一度、今度は昼間の武家屋敷を回り、少し遠出して、寺町に。流石に疲れ果て、21世紀美術館に戻り少し休憩。 時間になったのでFCイベント会場のもっきりやへ。会場そばの坂を降りたところで女性と一緒の博文さんとすれ違う。会場前は予想以上の列。こんなに入るのか? 結果的には入ったのだが、ギチギチの満席。ちなみにこの日は飛行機を17:30で取ってたので、30分少々しか参加出来ない。パックなので便の変更が出来ないのだ・・。 時間になり、武川さん、良明さん、博文さんの3名が、店の入口から入ってくる。 いつものイベント通り、前半はトーク。金沢の思い出話、今回のツアーや昨晩のライブのこと、そしてアートポートの事や、今後の豊富など。残念ながらここらで時間切れで泣く泣く退場。ちなみにに今回の参加者の7割位は東京方面から来ている事が挙手で判明。ほとんど自分と同じようなパターンなわけだ。 もしかしたら、年内あと1、2回FCイベントあるかも・・との事で、それにも期待しつつ金沢を後にした。 <16-11-11>
会場:金沢市アートホール(石川県) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 前回のLOFTの公演から一か月。ムーンライダーズ40周年ツアーのラストは金沢公演だ。あと何回、ライダーズのライブを見れるか分からないので、今回大盤振舞で金沢まで遠征。折角なので、前後に金沢観光を挿入する。昼過ぎに小松経由で金沢に入り、駅に隣接する黒百合というおでん屋で、雑炊定食とおでんを単品で食す。物凄くうまい。 程よく腹が満たされたところで、レンタサイクルを借りて観光地を巡る。ひがし茶屋街を散策し、21世紀美術館を堪能。少し時間が余ったので武家屋敷街を自転車で回り、ホテルへチェックイン。ドーミンの温泉で疲れを癒し、すっきりしたころで、会場のアートホールへ。平日に、この充実感、最高だね。 アートホールは駅傍の複合施設ビルの6F。名前通りしっかりしたホールで、アコースティックとかでも音が良さそう。席は5列目で、凄く良いロケーション。19時ちょうどに開演。メンバー登壇。一曲目はKのトランク。タテノリリズムに、観客は一曲目からスタンディング。演目はLOFTの時とほぼ同じ。でも、音が良いホールで、ライブハウスとはまた違った雰囲気。 中盤はアレンジや演奏をオリジナルから大きく変えた楽曲中心。モダンラヴァーズとか静岡とかマニアの受難とか。休みなく演奏は続き、いよいよ終盤に。cool dynamoあたりからテンションが上がり始め、●●でまた観客総立ちに。beatitudeやとんぴくれん子等、定番タテノリが続き、スカーレットの誓い、ドントラで閉め。 アンコールの拍手鳴りやまず、メンバー再登壇。岡田徹がソロアルバムの告知を行い、その流れでさよならは夜明けの夢にをピアノ伴奏で自ら歌う。岡田さん、少し喋りのろれつが回らない傾向で若干心配だが、博文さんとボーカルを交互で乗り切る。ラストはLOFTの時と同じ良明さんボーカルによるトラベシア。 拍手喝采で2時間20分のノンストップライブは幕を閉じる。もう70近いのに凄いパワーだね。いやぁ、堪能した。 <16-10-27>
《一期一会 〜サラヴァレーベル 50周年記念コンサート》 ![]() ![]() ムーンライダーズ活動休止の休止ライブツアー、東京での第一弾。ライダーズは昨年末の鈴木慶一ライブやファピエールバルーの主宰する、サラヴァレーベルの生誕50年記念ライブ。TSUTAYA O-EASTというライブハウスはラブホ街の外れにあって、前はよく通るのだが、入るのは初めて。二階席まである、結構キャパの大きなホールだった。 今回は、客層も考慮してか、椅子席有り。立ち見はギリギリないくらいの満員の状態。開演時間を10分ほど押して、オープニングアクトで、ビリンバウという楽器を激しく奏でる、渡辺亮が登場。一頻り演奏が終わると、ステージ脇のDJブースに、バルーファミリーの兄妹が登場。マイアはもちろん、何度もライブで見ているが、ご子息もいるとは知らなかった。なかなかのイケメン。マイアのグレイのボディコン系衣装もいい感じ。 そして、二人のMCで紹介された一人目が、優河。SARAVAH東京のオープニングスタッフでもあった、美声の持ち主。バルーの代表曲をギター片手に熱唱。すごいうまいな。 そして二人目は、中村中。初めて実物を見る。これもバルーの代表曲、地球をとってよ、を日本語で熱唱。パワフルだ。 続いては、注目の人、戸川純。実は初めて実物を見る。太ったのと、怪我をしたらしく、立ちは厳しいとのことで、座ったまま歌うので、余計に異彩を放っている。ゴスロリのコスも凄い。そして歌唱も、戸川純ワールド全開。不思議空間に囚われながら、前半終了。休憩に入る。 後半はバックバンドも変わる。そして、マイアバルー。やはり、マイアは凄い。渡辺亮と掛け合いで、フルートを吹く。そしてアコースティックな曲も。 マイアの紹介で登場したのは、EGO-WRAPPIN'の中納良恵。この人も全然知らなかったけど、びっくり。華奢な感じなのに、歌ったらあまりにパワフル。圧倒された。動きもダイナミック。そして、中納良恵に、中村中、マイアの三人で、バルーの名曲を歌い上げる。圧巻。 そしていよいよトリで登場。ピエールバルー。曲目は、以前SARAVAH東京で見たライブの演目と近い。80ABや優河とのデュオによる男と女など。奥さんのATSUKOバルーによる翻訳朗読も同じみ。そして壇上に出演者が集結してサンバSARAVA。そしてラストは出逢いの星。バルーのお気に入りの一曲だ。そして、会場をバルーは歩き回り、握手したり、ハグしたり。いつも通りのフレンドリーさ全開。アンコール無しで終わるのも、バルーらしい。素晴らしい50周年ライブであった。 <16-10-09>
SHINJUKU LOFT 40TH ANNIVERSARY 40YEARSx40LIVES ![]() ![]() ![]() ムーンライダーズ活動休止の休止ライブツアー、東京での第一弾。ライダーズは昨年末の鈴木慶一ライブやファンクラブ向けのイベントで個々のメンバーは見ていたので、それ程の感慨はないが、単発ライブとしてはかしぶちさん一周忌以来なのか。 この日はロフト40周年も兼ねたライダーズ2daysの初日。札幌で仕事中だったのだが、このライブの為中休みを取り東京に戻ってきた。 狭そうなロフトだが、開場前には会場前に長蛇の列。整理番号は45で、会場後方の段差と鉄パイプのある好ロケーションに陣取る事ができた。 時間になり、メンバー登壇。一曲目はKのトランク。ハイテンポな中期の曲を中心に初っ端から飛ばしまくる。 かしぶちさんも、第二の声変わりでしゃがれながらもコーラス、ボーカル、トランペットにヴァイオリンを熱演。 マニアの受難やだるい人などの中期のレア曲や、最近の曲からも、Rosebud Heightのような初演(前に演奏見たような気もするが)の曲も。アレンジも結構変えててアヴァンギャルドな演奏が目を引く。 後半は定番曲から。スカーレットの誓いやドントラなどで大いに盛り上がる。 アンコールは、これも定番のくれない埠頭。そして最期は、締めとしては珍しいんじゃないか?白井良明が朗々と歌い上げるシナ海。途中ちょっとグダグダなとこもあったけど、やはりライダーズは良いな。この後、金沢、中野サンプラザが控えている。 <16-10-03>
カーネーション『Multimodal Sentiment』 ![]() ![]() カーネーションの新譜発売記念ライブ。ファンクラブ先行で申し込んだので、整理番号は3番。しかし、平日のため会場に間に合わず、10席ほどあった椅子席は間に合わず立ち見。しかし、椅子席の脇のテーブルを陣取ることができた。ステージ横の柱が凄く邪魔だが、何とかセンターを見ることはできる。 時間になり、開演。新譜一曲目の"まともになりたい"からスタート。アルバムアレンジに忠実に、かつソリッドな演奏にしびれまくり。会場は大盛り上がりで、MCもほぼ無しに次々と新婦の曲を披露。今回のメンバー良いな。ギター松江、キーボードsugarbeansもバッチリ合っている。今回の新譜はxtc的なサイケデリックなキーボードも印象的だったが、それも再現。中盤、ゲストの大谷能生がサックスとラップで参入。多分、このライブでしか演らないんじゃないか・・と思われるDancing HAKUBISHINもばっちり再現。いいねえ。 そして、西川弘剛が参加して、WARUGI他数曲。古いcarnationの曲も織り交ぜる。バラード系無しで、ハイスピードな演奏が続く。非常にレベルが高い。そして一気に終盤。Paradise Express等も交え、最後はメテオ定食。アンコールはEdo River、夜の煙突と、定番パターン。鳴りやまない拍手の中、幕を下ろした。いやあ、カーネーションは進化しているね。いいね。 <16-09-25>
あっという間 ![]() ![]() ![]() サックス5人構成のサキソフォネッツ結成から10年。同じ地、六本木SuperDELUXで同じメンバーでライブ。 今回はエンジニアの金森氏による音響演出と、アーティスト・岸本氏によるプロジェクターの投影も交え、空間を演出しながらのライブとなる。 2days構成だが、両日とも満席。最前列のかぶりつきに陣取り、靖晃さんの登場を待つ。時間を過ぎ、黒ずくめの4人と、お洒落な靖晃さん登場。 マセマティカ、ペンタトニカからの選曲で始まる。程よくリバーブも聞いて、心地よい雰囲気を醸し出す。流石に10年。5人の息はぴったり。しかも靖晃さん以外の4人も相当の名うてのミュージシャンだ。靖晃さんヴォーカルの曲や、軽妙なトークも織り交ぜながらテンポよく進んでいく。 ライブのタイトルではないけど、あっという間に前半終了。後半は、映画用の曲や新曲、そして懐かしのうたかたの日々から、空に舞う幻も。ちなみに新曲では、見事なパーカーションを披露してくれた。 またも、あったいう間にラストの曲に。"俺のおかげで・・"という、おかしなタイトルの最終曲は、5人のソロパートが交互に楽しめ、大いにお盛り上がる。そしてアンコールで2曲。いやあ、大ホールでのサキソフォネッツも良いけど、こういった小空間のサキソフォネッツもいいね。これからにも、一層期待が膨らむ。 <16-09-03>
カーネーション ![]() ![]() 毎年恒例のカーネーション・アコースティックライヴat江ノ島。行くのは初めて。当初行くつもりなかったので見送っていたが、追加チケットが出たので申し込み。立ち見かもしれない、という条件付きでちょっと嫌だか、行ってみた。場所は虎丸座というライヴハウス。電子チケットの地図リンクがまちがっていて、江ノ電江ノ島の方まで歩いてしまったが、実際には片瀬江ノ島からすぐのロケーションだった。 開場ちょっと前に着くと長蛇の列。追加チケットなのでのんびり待つ。暑かったけど・・。 入場すると、ラッキーにも、後ろの方の席は空いていた。 開演で直枝さん登場。弾き語りで一曲。そして太田さん加わる。アコースティックライヴと言うから、ギターデュオのような感じかと勝手に思っていたが、ドラムの張谷さんに、ブラウンノーズも加わり、ちゃんとしたバンド編成に。直枝さんのギターがアコギなだけ。新譜からの曲が多く、乗っけから盛り上がる。今回の新譜は珠玉の出来だからな・・。 新譜にも参加したサックスの大谷さんも加わり、大いに盛り上がる。E.B.Iとか、改めて聞くと、歌詞が最高。海老フラーイっ、とかってハモってるんだから・・。 新譜中心に一時間ほど演奏したところで休憩。後半は、太田さん+娘+ブラウンノーズ。続けて、ブラウンノーズ単体。 そしてようやく直枝さん再登場。大谷さんとフリージャズのような即興っぽいのを演った後、カーネーションに戻る。 懐かし系の曲も交え、再び盛り上がる。ラストはEDO RIVER。アンコールは、カーネーションの二人で市民プールを演り、オーラスは全員で地球は回る。思っていたより全然豪華な編成で、楽しめるライヴだった。来年も都合が付けば行ってみたいもんだ。帰りはロマンスカーで快適に帰る。 <16-07-26>
SEIGEN ONO Plus featuring Pearl Alexander ![]() オノセイゲンデビュー作、SEIGENのリイシューを記念したイベント。御茶ノ水の新しいビルにある、ブルーノート系のCafe 104.5という店舗で開かれた。1,500円で1ドリンク付きという破格なのは、SEIGENの発売元であるビクターと、昨年発売されたアルバム・メモリーズ・オブ・プリミティヴ・マンの発売元であるソニーがスポンサーで、レコ発的な側面もあるからだろう。 開場時間丁度くらいの時間に到着すると、まだ席もほとんど空いていて、一段段差の上の、好ロケーションの席をgetできる。折角の飲食系の店なので、食事や追加のアルコールも頼み、結構いい気分に。時間になり、セイゲンさんと音楽評論家の佐藤英輔氏、コントラバス奏者のパール・アレキサンダー嬢が登壇。軽いトークの後、セイゲンさんギター+コントラバス+音源によるミニライブ演奏。 それが終わると、佐藤氏とのトーク。トークをしながら、アルバムSEIGENや、その他自身の音源、坂本龍一や今井美樹等の、他のアーチスト向けにエンジニアリングを担当した音源を、会場に設置された100万のスピーカーで鳴らす。考えてみたら、生セイゲンさんを見るのは初めて。トーク中に、初期に発売された6,000円もしたセイゲンさんのSACDを持ち込んでいるお客がいて、高かったんだよね・・こんなの買ってくれたんだ、と盛り上がる。ジャケ見ると、自分も持っている記憶がある。多分、セイゲンさんのアルバムは、一部の限定モノを除いて、全て持っていると思う。40枚くらいある筈。 楽しいトークイベントは終わり、お会計。珍しいCDでも物販されていれば買ったのだが、SEIGENとメモリーズ・オブ・プリミティヴ・マンのみなので、パス。今度はフル構成のライブでも演ってくれないかな・・。 <16-07-18>
MOONRIDERS FCイベント2回目 ![]() 期間限定ムーンライダーズファンクラブのイベント二回目。この日は武川さんを囲むミニトーク&ライブ。募集人数が予定よりも上回ったため、急きょ二回興業に変更。自分は2回目の回だった。 場所は下北沢。最近、下北が多くて助かる。会場はビルの4階で、螺旋階段で会場待ち。受付をすますと、会員証やバラノコサージュ、CD-Rの配布を行っていた。自分は会員証とコサージュはもらってたので、CD-Rのみ貰う。ステージ脇の良さめな席に座ることができ、ラッキー。ビールを飲みながら待っていると、脇から武川さんと夏秋さん登場。まったりした感じでトークが始まる。 早々に、事前に募集したファンとの座談会。あらかじめ仕込みのレコードとか用意してくれて、なかなか楽しいトークに。細野さんのはらいそ、教授の音楽図鑑、そして武川さんも全く覚えていない、という鈴木茂プロデュースの企画ものアルバム等を持ち込み、思い出話などが交わされる。約束はできないが、ライダーズとしても、新曲を録音したい、との意気込みも。 そして、入院前後の話や、ヴァイオリンやトランペットを覚えた経緯なども。その後、クイズやイントロクイズを経て少し休憩。ラストはミニライブ。夏秋さんとともに、演奏。ソロアルバムの曲から二曲、ライダーズから二曲。その他二曲。暑い真夏の休日の昼下がりから夕方。まったりした雰囲気で聞く武川さんの演奏・歌は最高だった。やはり、ライダーズイベントは可能な限り行った方がいいな、と痛感。まだ熱気が残る下北沢の街を後にした。 <16-07-17>
鈴木博文ソロ・ライブ 『神保町の三文楽士』 ゲスト:夏秋文尚、ミズノトモコ ![]() 鈴木博文ワンマン。この日は元々、カーネーションの新譜発売のインストアライブを、ディスクユニオン御茶ノ水で見ようと思っていたのだけど、急きょ変更。 インストアライブは見ないけど、新譜を受け取らなければならないので、17時過ぎにユニオンに行くと、直枝さん・大田さんがリハ中だった。ライブは見れなかったけど、ちょっとだけ生カーネーション見れてよかった。 そして、歩いて試聴室まで移動。案の定、席は余裕があり、上段の良い感じの席に座ることができた。1ドリンク付きで3500円は安い。 時間になり、博文さんが、まずはonlyで登壇して、弾き語りで二曲。そして、夏秋さん、ミズノトモコさんも加わり、博文さんはベースに持ち替え、スリーピースで演奏。この日は新譜の曲を中心に、フェンスやジタバタ等の名曲も好演。さよならは夜明けの夢に、なんかの懐かし曲も、感動。そして最後はお決まりの、重荷。 まとまりのあるスリーピースで、アットホームで聞き入る、良いライブでした。 <16-07-12>
はちみつぱい Live at Psychedelic GARDEN ![]() ![]() はちみつぱいが再びライブ。しかも、地元とも言える下北沢で。場所はガーデン。カーネーションとかよくライブをやっているのだが、行くのは初めて。駅そばの、このセブンイレブンのビルだったのか・・とちょっとびっくり。 この日は仕事が予定よりも押して、会場に着いたのは開演時間を数分過ぎたあたり。でも、まだ開演してなかった。フリーの椅子席が取れていたのだけど、遅れたので空いているか不安だった。しかし、それは気鬱。最後列ながら数席空いている。しかも、結果的に自分が座った席の両隣は誰も来なかったので非常に快適だった。最後列といえども、立ち見エリアより前で、キャパも小さいライブハウスなので、十分近い感じだ。 開演時間10分くらい押して、わらわらとメンバーがステージに集結。緩い感じの始まりで、なかなか良い。 全開のビルボードよりも時間が倍くらい長いので、持ち歌のほとんどすべてを演ったのではないか、と思うくらいの充実ぶり。唯一のアルバム、センチメンタル通りからはもちろん、あがた森魚のジパングボーイや、火の玉ボーイからも数曲。演奏には多少のムラッ気もあったけど、それが緩いぱいの雰囲気ともマッチしていてよい。今回も本多伸介は好調で、しびれるギターを聞かせてくれた。そして、くじらすんもすっかり復調した感じで、トランペットなんかも不安感はゼロだった。 途中、メンバーソロ的な感じを挟み、ローテで休憩を挟みつつ、後半戦。ゲストに曾我部恵一が登壇し、塀の上でなど、定番曲を熱唱。何故、代表曲を曾我部ボーカルで?という声もあったようだが、自分的にはなかなか良かった。この日は慶一さんのボーカルも安定していて、ラスト直前のダブルK1でのギター掛け合いによる煙草路地は痺れた。 定番の、長ーい、こうもりが飛ぶ頃も演って、アンコールのラストは、もう一度煙草路地。故山本浩美の名曲だ。 約2時間半か。十二分に、復活したはちみつぱいを堪能できた。間近で見れ、ラフな雰囲気だった分、ビルボードより楽しめた。この後、はちみつぱいはフジロックやWWWでの公演もあるとのこと。老いてなお精力的だな・・と感心。 <16-07-03>
MOONRIDERS FCイベント ![]() ![]() 期間限定で復活した、ムーンライダーズFCの第一回イベント。過去映像を見ながら、鈴木兄弟によるトークショー、という内容。 今年初の猛暑日の中、神保町の試聴室で開催。開場時間ちょうどくらいに着き、50人近い列。しかし、椅子席に座ることができた。時間になり、鈴木兄弟登場。過去映像は、70年代のものとのことで、ライダーズと矢野顕子が出演した番組。その一部は見たこともあるような気がするが、フルの尺で見たのは初めて。スタジオミュージシャン、ジャブアップファミリーと続き、後半は矢野withライダーズの構成で、丘を越えて、と砂丘。どちらもきちんとしたセットに衣装で、お金を掛けて撮られている。博文さんはほとんど記憶にないよう。演奏がうまいな、と唸っていた。 2本目は、マニアマニエラの収録時に、鈴木慶一がマイホームビデオで撮影した映像。トランシーバー片手に歌う姿や、斜に構えた良明さんとか、これまた貴重な映像ばかり。 そして最後は、博文さんのソロライブ(ライブイン)でゲストとして登場したROOMDINERSのライブ演奏。30年後の爺さんになって昔の曲を演るという体のステージなのだが、リアルにそうなってしまったな・・と慶一さん。 そして、小休憩のあと、後半のトークショー。ここでは、休止の休止を宣言し、11月まで再始動するムーンライダーズの活動予定や近況の報告。そして、TBSプロデューサが登壇し、会社を退職するので有給使ってライダーズの再始動のドキュメンタリーを撮ります、と発言。実際に、このイベントの模様もデジイチで収録されていた。発表の場は未定らしいが、映画公開も打診しているとのこと。最終的にはカンヌ映画祭出品を目指すらしい。 最後は質問コーナーとクイズコーナー。約2時間、密閉された空間でなかなか厳しかったが、貴重な体験ができた。 <16-06-12>
ART PORT PROJECT 〜寄港〜 ![]() かしぶちさんが亡くなって、再演は無いと思っていたART PORT。白井・博文両氏に、ゲストドラマーとしてオータコージ氏を迎えて、ART PORT PROJECTとして復活。 場所はいつものCreAto。整理券は63番と後ろの方だけど、前回の博文さんライブの番号から鑑みても余裕と思っていたが、案の定、楽に座ることができた。でも、ほぼ満席。 日曜なのでスタートは早めの17:30。三人が舞台に上がり、多分新曲なのだろうか?骨太のビートの曲を二曲演奏。ドラムスのオータコージ氏、なかなかいい。フーちゃんも久々のブンブン言わせるベース、いい感じだ。 そして、その後は2人構成のセッションを順列組み合わせで。これもなかなか良い。そして休憩。 後半は良明さんの一人多重演奏から始まり、博文さんとのデュオ。そしてまた三人構成で。新曲も交え、後半は昔の曲のリバイバルも。しかし、どれも、今のART PORTの音となっている。古さは全くない。アンコールもリバイバル曲。曲名忘れたけど、ART PORTの一番の代表曲だと思う。ちなみに、この日の公演はCD化もされるらしい。それも楽しみだ。今も進化する、ART PORTの新しい側面を見ることができた、貴重な一日でした。 <16-05-27>
笹路正徳、渡嘉敷祐一、土方隆行 「60×3=∞」 ![]() 先日のbonsai.ライブに触発され、関連ライブはないかと探してたら、ラッキーにも笹路正徳還暦記念とも言うべきライブを発見。しかも、メンバーはbondai.の土方、渡嘉敷に美久月。さらに懐かしの浦田健志がVoと言う、涙、涙の編成。すかさず予約したら整理券番号20番。 当日、開場時間を少しだけ遅刻して到着。案の定それ程混んではいない。 時間通りに開演。まずはメンバーの還暦コメント付ビデオがプロジェクターで上映。そしてスクリーンが上がり、笹路、土方、渡嘉敷の3ピースでのセッション。笹路ベースもなかなか。楽しそうに演奏する3人。 2曲演ったところでベースの美久月氏が合流。歳が離れた若輩者みたいな紹介だったけど後で調べたら3-4歳しか違わなかった。笹路プロデュースものではよくクレジット見るけど実物みたのは初めて。ぬぼーっとした大男だった。でもベースの腕は超一流だった。 4人で数曲。カタヤンのFull Moonからも。ギターリードの曲が多い。いいね。そして一息つき、カタヤンが抜け、キーボードフィーチャーの曲を2曲。これがまあ、圧巻。笹路氏は衰えないねぇ。プロデュース業中心でありながらこれだけの現役感。 曲の合間にはMC笹路の3人の半生振り返りが。マライアファンには堪らない、垂涎の話のオンパレード。デビュー前の聞いた音楽、アソカの話、初レコーディングの話など。当然ながら、清水、山木、高水、岡沢ら、当時の盟友らの名前も連なる。 そして、終盤に差し掛かり、ゲストとして、浦田健志が加わる。浦田さんは唯一のソロアルバムを持っていてよく聞いたけど、実物は初めて拝む。当時はイケメンシンガーの風貌だったが、いまや痩せた太鼓持ち風のオッサンだ。まあ、スリムでロッカーの雰囲気はあるのだけど、喋るとお調子者っぽさが露呈する。 ヴォーカルが加わり、ビートルズの曲とか演って、最後は唯一の浦田アルバムから一曲。アップテンポな曲で好きだったので、こちらもテンション上がる。カタヤンギターソロも秀逸。 浦田さんが引っ込み、4人編成で再び数曲。最高潮を迎え幕を閉じる。アンコールはブースから出るの面倒だから・・と間髪を入れず。浦田さんも加わる。笹路さんもギターを弾く。そして演者がステージから引けたがアンコールが鳴り止まないため急遽予定外に追加のアンコール。いやあ、素晴らしかった。またこのメンバーの生演奏を是非聞きたいなぁ。取り急ぎ、来月のbonsai.も可能なら行きたいもんだ。 <16-05-15>
はちみつぱい 45th ANNIVERSARY Re:Again ![]() はちみつぱいの結成45周年を記念したスペシャルライブが東京・大阪で開催された。昨年末の鈴木慶一ライブでも再結成演奏してたので、それほど物珍しさはない。ビルボード東京のライブということで、二部制。今回は一部を予約。あえて高いシートにする必要もないので、カジュアルシートを取る。比較的良い席だった。 当日、会場に入ると、ステージのバックのカーテンはオープンで、裏手の公演が一望できる状態。以前、カーネーションのライブで来たときはアンコールでカーテンオープンして、夜景が一望できてびっくりしたが、今回は時間帯が早く明るいこともあるのか、初めから全開でサプライズ演出はなかった。 時間になり、メンバーがステージに上がる。9人という大編成。亡くなった橿渕さんがいないのは当然として、それ以外では椎名和夫がいないくらいで、他は関わったメンバーがすべて参加したのではないか?(土井正二郎が短期間居たかも・・) 初めは蝙蝠が飛ぶ頃。ロングバージョンではないが、それなりの長尺演奏。前回の公演と違い、練習も積んだのか、しっかりした演奏。夏秋さんがドラムで参加しているのが大きいか?前回、イマイチだった本多伸介氏も手慣れた感じだ。そして、鈴木慶一のボーカルの声が伸びているのも良い。 曲は定番のものばかり(そもそもぱいは曲が少ないが)。センチメンタル通りや月夜のドライブ。釣り糸は太久磨氏がボーカルを担当。武川さんも完全復活した感じで、演奏を楽しんでいる。時間は1時間ちょっとと長くないが、充実。早くもラストの一曲。僕の倖せ。渡辺勝のボーカルが心に染み入る。そしてアンコールは定番の煙草路地。いいね。老練のアーチストによる、肩に力の入らない名演。前回は、ぱいもこれまでか・・と思わせたが、完全復活と言っても良い出来だ。ちなみに、第二部はあがた森魚もゲストで参加したとのこと。あがたも気になるが、まあ、あがたソロで何度かwithぱいは見てるし、今回はぱい単独で良かったかも。 <16-04-28>
bonsai.+越路よう子の黄金週間劇場! ![]() 久しぶりに生土方を見たくて、渡嘉敷裕一とのデュオのユニットのライブへ行く。直前まで仕事の予定がはっきりしなかったが、大丈夫になったので予約して仕事帰りに青山の月見ル君想フへ。ここに来るのは政風会以来か?イマイチはっきりしない。 並んでたのは10人ちょっとか?40台くらいの人が多いかな?男女は半々か、女性の方が多いくらい。開場して、bonsai.のCDを買って(2枚出てるのだけど1枚しか販売されてなかった)、席に着く。席には余裕あるので壁際の前の方に。ビールやわい、乾き物を頼みつつ開演を待つ。客席の後方では出演者自作の特性カレーやパスタが販売されていたが、この時点だはあまり腹が減ってないのでパスする。 時間になり、まず一部という事で、越路よう子というゲイのシンガーの弾き語り。本当のゲイかどうかはよく知らないけど、格好はゲイ。あまり期待してなかったけど自分世代の古い歌謡曲とか中心で意外と楽しめた。そして数曲演ったところでカタヤン、トガちゃんが合流。ベースは越路よう子&エレガンツから田中P俊尚。 いいね。カタヤンの軽やかなギター、カッティング。そしてそして、びっくりしたのはぱわふるで正確なリズムのトガちゃんドラム。生の渡嘉敷さんは多分初めてだと思うけど、こんなに凄かったとは。やはりこの世代のフュージョン系ミュージシャンは半端ないな。 越路よう子をフィーチャーしつつ数曲歌謡曲系を演って、一度休憩。ここで小腹が減ってきたので越路よう子特性カレーを購入。1200円とそれなりの金額なので、もう少し味にパンチが欲しかったな。御飯ほ硬め。炊き立てではない。まあ、美味しく食べたんだけどね。 後半、第2部はbonsai.。3ピースによる演奏。いやあ、爽快。久々にカタヤンの小気味良いロックギターを堪能。もう60歳と聞くが、若い。全く昔と変わらないロックスピリッツが感じられる。曲数はそれほど多くはないが存分に楽しめた。アンコールは越路よう子も加わり一曲。いやぁ、良かった。 <16-03-25>
metrotron records presents 「軌跡」発売記念ライヴ『Forever young』 ![]() 3月下旬のライブだったので、直前まで行けるかわからず、予約保留。一週間前に予約したら120番台の番号だったので、厳しいか・・と思ったが、余裕で座れた。空きも若干だけどあったみたい。 軌跡という、メトロトロン25周年ライブのCD盤のレコ発ライブ。ややこしい。青山陽一、直枝政広というラインがゲストなので、バックは夏秋文尚、大田譲という、やはりグラファン&カーネーション系で固められている。他は、直前の博文さんの後がないレコ発バックから数名。 順番的には、青木⇒青山⇒直枝⇒博文、という順番で曲数も増えていく。直枝さんははじめの二曲は一人で弾き語り。相変わらず、直枝さんの弾き語りは力があり、魅了される。その後、佐藤優介とデュオ、フルバックという構成に広がっていく。DUCK BORATからの曲もあった。 博文さんのパートは、後がないからの曲が多かった。大好きな、"EI"も演ってくれて満足。アンコールは定番の"重荷"で、当然ながら全員参加。ちょっとギターのPAがイマイチだったみたいで、ステージ上でバタバタしてたけど、十分楽しめた。6月には二人アートポートも演るみたいで、楽しみ。 <16-02-19>
鈴木慶一ライブ ![]() ここのところ鈴木慶一関連が多い。この日は、慶一さんのソロレコ発ライブの最終日。豪華編成で、渋谷のPLEASURE PLEASUREでのライブだ。PLEASURE PLEASUREは元映画館だけあって、座席は広いしドリンクホルダーもあるし、環境最高だ。前座には、ミツメという、若い四人編成のバンド。まあ、可もなく、不可もなくといったところ。 前座終了後、慶一バンドにバトンタッチ。多くがピンで活動しているメンバーだけあって、演奏は良好。比較的忠実に、『Records and Memories』の曲を演る。流石に楽曲が足りないのか、ライダーズ(Mt.,Kx/歩いて、車で、スプートニクで)やビート二クスからも数曲。慶一さんのMCによると、このライブのあと、NHKのラジオ番組でこのメンバーで演奏があるとのこと。そして3月は単独で、これまでほぼ回ったことのない、四国や九州を行脚するらしい。 アンコールも新譜から一曲で、素晴らしいメンバーによるライブは幕を下ろした。 <16-01-30>
鈴木慶一トークライブ 前半は、慶一さんとゴンドウさんと、ディレクター3人でのトーク。これが30分くらい。今回のRecords and Memoriesを録音する前に、エレクトリニカルなジャズっぽいものを途中まで制作していて、それを止めて録音し直したとのこと。今回の歌ものも凄く良かったけど、エレクトロニカルなのも聞きたかったな・・。いつか未発表音源として日の目を見ることに期待。 後半はゴンドウさんとのディオでのライブ。曲は3曲。慶一さんのアカペラに近い歌がタワーレコードのメインの7Fのフロアに響く。ちょっと恥ずかしい。知らない人は、何だあれ?と思いそう。でもまあ、悪くはなかった。 曲が終わり、来場特典とのことで、CD-Rでもくれるのかな・・と期待したらステッカーだった。これは残念。手渡しなので、慶一さんと握手する。次回は、渋谷での慶一さんのソロライブだ。 |