＜12-10-21＞

Retina液晶に不具合が出ているという。問題があるのは、LG製が多いらしい。LGとSamsung製の液晶の二種類があるとのことだが、ターミナルで以下のコマンドを打つと、液晶メーカーが判る。
ioreg -lw0 | grep �"EDID�" | sed "/[^<]* LSN〜ならSamsung、LP〜ならLG製造との事で、うちのは幸いにも、LSNでSamsung製だった。

＜12-07-28＞

Mountain Lionがリリースされ、週末にインストール作業を行う。上書きインストールは嫌なので、クリーンインストールを行う事にする。Up-to-dateプラグラムで無料ダウンロードした後、アップデートを途中で止め、アプリケーションフォルダに生成されるディスクイメージをコピーする。それをディスクユーティリティでDVDに焼いてもいいし、LionDiskMakerというユーティリティを使ってUSBメモリにコピーしても良い。今回は、DVDからインストールする事にする。ちなみにDVDの場合は二層のメディアが必要になる。
DVDからのインストールは結構時間が掛かるので、昼寝している間にセットアップを仕掛けておく。目が覚めたらインストールが完了していた。Time Machineから個人ファイルを復元して、必要なアプリケーションを一つずつインストールする。特に互換性に問題があるようなアプリもなく、完了。大きな変化が感じられない、というのが今回のMountain Lionだが、細かい改善点がじわじわと感じられるという。使いこなしていくのが楽しみだ。

＜12-07-15＞

MacBookの消費電力を測定する。結果は以下の通り。

■本体ディスプレイ使用
起動時MAX：89W
Login待ち：72-74W
アイドル状態：75W

■クラムシェルモード
アイドル時：50W
ベンチマーク実施MAX：90W

これまでのMac Proが起動時328W、アイドル時262Wだったから、クラムシェルの場合で消費電力1/5へ削減されたことになる。

＜12-07-14＞

MacBook Proのセットアップも最終章に。テーブルタップとか交換用HDMIケーブルとか、小間物を準備したので、配線もやり直す。一番大きな変更は、エルゴトロンの取り付け位置の変更。元々は棚の前面の淵に付けていたが、これを側面に変更。この変更により、MacBookを棚の中にまで収納できるようになった。スリム型HDMIで画が出ない問題があったが、これはamazonで購入したフジパーツの白いHDMIケーブルに変えたら正常に画が出るようになった。一つだけはまったのが、USB。Apple製サンボル-DVI-DLアダプタのUSBポートにつないだ機器が認識しない。はじめ、アダプタの不良かと思ったが、USBメモリを付けたら、電力が足りないとのアラートが出たので、ポート自体は認識されている。Webで調べると、どうもこのアダプタ、結構電力を喰うみたいだ。Mac本体からの給電だと安定しないので、外部電源を付けた方が良い、との書き込みもあった。当初、このポートの使用を諦めて、多ポートのUSBハブを買おうか・・とも思ったが、電力不足ならセルフパワー型のUSB機器なら動くのでは・・と、プリンタを接続したら案の定正常に動作した。これで、USBポートを無駄にすることはなくなった。余談だけど、このAppleのDVIアダプタ、元々はApple製ディスプレイ以外だと正常動作しなかったようだが、ファームアップで改善されたようだ。今回買ったのはFW1.03で、ユーザーでの書き換えはできないらしい。
兎にも角にも、整線も終え、奇麗になった環境。これでようやくセットアップが完了した。

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USBの配線周りを変更。

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ラックへの取り付け図を俯瞰で。
エルゴトロンアームの取り付け位置を変更。

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ラック取り付け正面図。

アームの取り付け場所を変更。


サンボルのHDDとUSB DVD-Rを配置。






MacBookをアームの先に配置。




ZALMANのクーラーで直下から空冷。






結構奥まで仕舞える。










MacBookも合わせると4面のディスプレイ。








アームにケーブルを敷設する。




左右の全てのポートにケーブルが繋がる。

＜12-07-13＞

一週間、必要最小限のアプリを入れてMacBook Proを使ってみた感想。これまでのワークステーションなMac Proから、一般的に言うと貧弱なノート型に乗り換えた訳だが、遅くなったとかストレスを感じると言った印象はまったくない。ディスプレイ環境も3面でも問題ないし、HDDのスピードも全く違和感ない。全く、快適。逆に言うと、ベンチマークの数値で出ているほど、何倍も速くなったような感じもしないのだが、それはMac Proが初代から完成されていた事の裏返しか。6年前のMac Proも恐るべしだ。いずれにしても、MacBook Proに切り替えて良かった。重厚長大なワークステーションにいつまでもしがみ付いている必要等、全くなかったのだ。
混乱があるとすれば、MacBookベースの環境ではクラムシェルモードで使うのが基本なのでシステムの終了は使わず、スリープでの運用が基本なのだが、これを忘れて終了することがあるくらいか。一旦シャットダウンすると、棚に収納されたMacBookを引き出して、電源ボタンを押さなければならない。まあ、これは慣れれば誤操作しなくなるだろう。

＜12-07-07＞

MacBook Proへの移行に先立ち、6年間活躍してくれたMac Proを撤去する。前日までに必要なデータのバックアップは完了している。MacBookへの移行アシスタントの実行を再度行うため（移行し忘れたものがあったため）、MacBookプロの再インストールを実行し、移行を行う。移行作業が完了したところで、ラックのMac Pro周辺を片づける、RADEON 4870ボードを取り外す。使っていなかったグラボのGeForce 8800GTの動作確認をして、オクで売却するためだ。GeForceに交換し、RAID構成の起動SSDを真っ新にしてOSの再インストールを実行する。しかし、カーネルパニックが出たりして、うまく行かない。Webで調べると、8800はドライバの組み込まれた特定バージョン以降のOSでないとこうなるようだ。確かに、スノレパだとうまくインストールできた。8800の動作を確認できたので、再び4870に戻す。こちらも、古いOSだとドライバがないとのことで、スノレパを入れる。既存の1TB HDDx3基は再利用するため取り外し、元々ついていた250GBのWesternのHDDと、もう一台使い道のない320GBのSeagateのHDDを増設する。これらのハードディスクを、セキュリティのためにゼロフォーマット掛ける。これで、売却の準備は整ったので、ラックから下ろし、撮影して梱包する。久々にMac Proを担いで階段を下りたが、これが重い・・。こんな重厚長大なマシンは、今後買うことないかも・・。撮影して、改めてMac Proの外観の美しさに感動しつつ、箱に収める。

Mac Proの撤去は終わったので、いよいよMacBook Proの本格立ち上げだ。組み配する前に、事前に映像周りの結線と画出しを確認する。今回、HDMIを中継アダプタ介して延長したり、サンボル-Dual Link DVIの変換があったりと、かなり映像線が長く延びるので、きちんと画が出るかが非常に気になっていたのだ。結果的には、気鬱に終わり、本体含め、3スクリーンに画が出ることが確認できた。滲みやノイズもない。クラムシェルモードの動作確認をしたが、これも無問題。一番気にしていたところだったので拍子抜けした。

さて、次はラックの再構築。棚板を追加で買って、予め測定した寸法にしたがって配置していく。これが結構重労働で、周辺に取り付けたタップを外したりしながら、狭い環境で棚板を外したり付けたりするのは疲れる。棚板を仮付したところで、エルゴトロンのアームを取り出す。LXの新型だ。先端にはノートPC用のトレイを取り付ける。その上にはZALMANのノートPC用クーラーを置き、そこにMacBookを配置する。先に、アームにケーブルを這わせる。Thunderboltが2本、HDMI、USBが2本、それに電源。LXにケーブルをクランプし、綺麗に配線。サンボルHDDやUSB DVD-Rも配置し、接続。サンボル-LANのアダプタはサンボルHDDのポートに接続。全ての準備が整い、MacBook Proを起動。問題無し・・と思えたが、先ほどのテストでは問題がなかったHDMIのモニターに画が出ない。何故？？試しに、先ほどのケーブルに繋げると、問題なく画が出た。今回、Buffaloのスリムケーブルを使っていたのだが、これが問題だったのか・・。確かに、こんなので大丈夫？と不安になるくらい細かったのだ。ケーブルの交換はあらためて行うとして、設置作業を進める。LXアームの折りたたみ状況等も確認。サンボルのHDDの動作も確認。一通りのチェックを終え、バックアップしてあったユーザーデータを、サンボルのdataパーテーションに戻し書きしていく。Time Machineも稼働させ、一通りのセットアップは完了。あとは、アプリのインストールなどの細かい作業が待っている。

さよならMac Pro。


6年間ありがとう。


今回セットアップに使用する周辺機器群。






Thunderboltポートが二つあるのでデイジーチェイン可能。


中に入っていたHDDはWD30EZRXだった。


内蔵HDDは簡単に換装可能。


サンボルのケーブルには、中にGenumのチップが入っているらしい。




サンボル、DVI-DL変換アダプタ。


こちらはUSBのDVD-Rドライブ。Pioneer製なのでこれにした。


Macをセットアップ。


エルゴトロンのアームをラックに取り付け。

＜12-07-01＞

なかなか時間が取れずに、MacBookのセットアップが進められない。日曜日の午後にようやく箱を開けて、最小限のセットアップをはじめる。サンボルのLANアダプタを付けて、Mac Proから移行アシスタントで必要なデータを移行してセットアップ。完了したところで、ベンチマークをとる。GeekBench、NovaBench、BMD Disk Speed Testの三つを使って、従来のMac Proとの比較を行う。

MacBookの内蔵SSD。読み書きともに400MB/sという超高速性能。


WesternのサンボルのRAID0 HDDも、200MB/s超というスピード。


サンボルHDDのRAIDを解除して計測。従来のMac ProのHDDよりは遥かに速い。


NovaBenchはMac Proの884と比較して、3割増しくらい。


GeekBenchは倍くらいの結果になる。


GeekBenchの32bit計測。


Mac ProのSSD。RAID0だけど、MacBookの半分以下。こんなものだったのか。


Mac Proの内蔵HDD。WesternのWD10。


Mac ProのNovaBench。


Mac ProのGeekBench。

＜12-06-24＞

ようやく、MacBook到着。上海出荷から3日なので、早かったが、もしかしたら土曜日に・・と期待していたので、ちょっと残念。おまけに、地元に届いてからの配送が遅く、日曜日のPM9時近くに到着したため、週末のセットアップは断念せざるを得なかった。まあ、ぼちぼちゆっくりと構築を始めよう。

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ヤマトの配送履歴

＜12-06-21＞

細かいものを続けて購入。配線用の、細めのHDMIケーブルと、ZALMANのノートPCの冷却台。冷却台は必要か否か悩むところだが、ノートPCは高温でファンが回るという話を良く聞くので、念のため買っておく。当初、サンワのTK-CLN72Uという機種が評判良いので購入候補だったが、220mmファン等ほぼ同じ仕様で、開発元のZALMANが、ZM-NC11という半分くらいの価格のを出してきたので、そちらを予約注文。
そんなこんなで、そろそろMBPRが届くのでは・・と注文状況確認すると、21日の朝に発送準備中に。そして、夜には出荷完了に変わった。ヤマトの上海の集荷センターにあるみたいだ。6/24-29の間に到着予定だったので、予定通りか、一日くらい早い23日に届くか・・といったところか。

＜12-06-17＞

MacBookのシステム構成図をあらためて描いてみる。まず、結線構成図。

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USB3で予定していたHDDをThunderboltに変更。

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ラックへの取り付け図を俯瞰で。
モニターアームにMacBookを取り付ける。

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ラック取り付け正面図。
未使用時はMacBookをラックの中へしまい込む。

＜12-06-16＞

周辺機器の構成は決まっていて、ストレージはUSB3.0のHDDを既に購入済みだったのだが、Thunderbolt接続のものが気になってくる。値段が倍以上するので躊躇していたのだが、折角のMBPR。最高の環境で使いたい。それと、USB3.0のハブの評価を見ていると、データコピー中にエラーが出る事もあるみたいで、それでは出来るだけ避けたい。Thunderboltなら、そういった心配も少ない。そんなことで検討していたら、丁度AppleがキャンペーンでWestern DigitalのMy Book Thunderbolt Duo を20%OFFしていることを知る。思わず発注。サンボルケーブルが付いてないので、こちらはヨドバシで購入。ところで知らなかったが、サンボルケーブルは単純なメタル線のみがかしめられたものではなく、Genumのトランシーバチップがコネクタの両端に埋め込まれていて、通信自体はこのケーブルのチップが制御しているらしい。ケーブルが小さなコンピュータのようなものだ。ケーブルのくせに5000円弱と高いが、この事を知り、思わず納得。

＜12-06-14＞

MBPR（こう略すみたい）の置き場所を検討する。現在のMac Proを撤去して、ラックにおこうと思っている。クラムシェルモードにして、スタンドに立てるか、平置きにするかを考え、配置を検討していたが、折角のRetinaのMacBookを、ディスプレイを使わずに運用するのはあまりに悲しいので、ノートPC用のアームを取り付けられないか検討する事に。すると、意外にも、居間あるラックでプリンタとMacのある位置を逆にしてやると、下の棚にアームを付けるといい感じになりそうな事が判る。アームは当初、サンコーとか問屋とか安いものを探していたが、定番のエルゴトロンLXにノートPC用のスタンドオプションがあることがわかる。エルゴトロンは最近リーズナブルなので、セットで買っても16000円くらい。ものが間に合わないと嫌なので、早速発注。スタンドオプションはどこも品切れ。結局ヨドバシがポイント換算するとほぼ最安ラインなので、そこで購入。あとはケーブル。アームを延ばすと1mくらいケーブルが必要になる。HDMIとLAN、DVIは延長が必要になりそうだ。ケーブルを長尺のに変える手もあるがもの凄く面倒なのと、仮にデスクトップ型に戻した時に長くなるので、延長で検討を行う事にする。

＜12-06-13＞

本体は発注したので、周辺機器の購入を検討し始める。まずはストレージ。内蔵は512GBのSSDで、容量は多いと言えども、当然これだけでは足りない。TimeMachineでもストレージは使うし。当初検討していたのはThunderboltのHDD。Westernのが一番安いのだが、それでも2Tx2のタイプで5万円はする。3Tx2で6万円だ。今後下がっていきそうなサンボルHDDに、5万以上出すのは痛い・・。ということで次に目がいったのはUSB3.0HDD。これだと1万円ちょっとで2TBのが買える。タイの洪水以前なら7000円くらいで買えたみたいだけど、まあされでもギリギリ許せる値段だ。最安はPLANEXの製品だが、同社製品がそのものがあまり好きでないのと、評判もそれほど良くないので、狙いはHGSTの製品へと移る。HGSTの低速回転タイプのHDDを使っているようで、評判も良かったものだ。値段も1000円くらい高いだけ。買うならこれだな。
続いて検討は光学ドライブ。当社は、以前から買い置きしてあったBDドライブを使う予定で、5インチ用のUSBの外付けの殻を買って収めようと思っていた。しかし、安い製品はファンが五月蝿いとか作りが甘いとか、MacBookと組み合わせるにはちょっと寂しい。実際に使うのDVDまでなので、BDは要らないや・・と思い、DVD-R系の外付けを探すと、殻のみを変わらない価格でパイオニア製ドライブ採用のモデルが見つかった。幸い、イートレンドのみだが在庫もある。バッファロー製品だが、シンプルでデザインも悪くない。これと同じ殻のBD-R製品を使っているので、作りの良さも確信できる。それに、場合によっては殻割りしてBD-Rに換装することも不可能ではない。ということで、光学ドライブは外付けDVDドライブに決定。
買ったのは、以下のモデル。

BUFFALO USB DVDドライブ DVSM-X24U2V 3,980円@イートレンド
HGST 外付けUSB3.0 2TB HDD Touro Desk DX3 TV 2000GB Black JP (0S03539) 10,980円×2(POINT 220)@TSUKUMOネットショップ

あとは、USBハブと、冷却台かな・・。サンボルハブで良いのがあるといいのだけど・・と探したけど、販売中製品では無さそう。でも、9月にはBelkinから発売されるみたい。Belkin Thunderbolt Express Dockという製品。400ドルで、LAN、eSATA、USB3.0、オーディオ、FireWire、サンボル追加ポートが付いているてんこ盛り状態。ちょっと高いけど、気になるな。早くでないかな。

＜12-06-12＞

ついに発表の日は来た。前日までに、増設パーツ等の構成もほぼ固まった。ツクモで狙いを定めていたECCメモリの特価品が売り切れになったりして焦ったりしたが、実際にものが発表されるまでは動かない方がいいのは間違いないので、ぐっと我慢。

実は、前々日から咽喉炎で高熱が出て、前日の月曜日は会社を休んで一日寝ていた。そのせいもあって、基調講演の12日早朝は、3時に眼が覚めてしまった。夢にも、Mac Pro発表が出てきた。起きて早々、ベッドサイドに取り付けてあるiPadでサイトチェック。RetinaのMacBook Proの情報を、GIGAZINEとASCIIで発見。他の発表は・・と探すが、まだ基調講演中のようで情報が引っ掛からない。慌てて2chを見ると、落胆の書き込みが・・。どうも、ちょっと前にMacBook ProとAirの発表を終えて、iOS6の紹介に移ってしまったようだ。最後の、One More Thingに期待する書き込みもあるが、どうも雲行きが怪しい。そのうち、Mac Rumorsがライブチャットによるレポートをやっている事を知り、それを見る。すると・・。Mac Proの発表はなく、講演は終了。眼前が真っ青に・・。まさか、ここまでリークがあって新型が出ないとは夢にも思わなかった。まさに、呆然自失。いや、発表はなかったが、さらりと発売するかもしれない・・と、Appleのサイトを覗き込む。
新しいMacBook Proの情報は上がり始めたが、Mac Proは代わり無し。ストアの方は、バクスン状態でアクセスできず。半ば諦めていると、2chで、ストアのProに、Newマークが！との情報が。慌ててアクセス。しばらくバクスンが続いたが、ようやくアクセス成功。ん？これのどこが新型なんだ？釣りか？としばし途方に暮れる。2chを見ると、なんだこれ！の阿鼻叫喚！よく見てびっくり。アップデートされているのだ。微妙にCPUのクロックが向上している。しかも、このスペックは前日に噂サイトの9to5macで流出して、ガセではないかと疑われた情報と同じだ。
前日の段階では、いくらなんでもRADEON5770はないだろう、とか、Xeon E5でそんなクロックのCPUはない、とかで、Mac Rumorsから叩かれていたのだ。だがなんと、その情報は正しく、RADEONは2年前だし、CPUまでも2年前の世代のものだったのだ！ちょっとだけクロックアップして、価格を少し落としただけ。2年も待たせてこれはないだろう・・。サンボルもUSB3もSATA3も何もない・・。こんなの、Proじゃない・・。絶望に打ち拉がれる・・。こんなことなら、新機種でない方が良かった・・。いや、これが出た事によって、AppleはMac Proに開発投資をするつもりがないことが良くわかった・・。

この予想もしなかった展開で、頭を過ったのは、当然ながらちょっと前にシミュレーションしていた、MacBook Proでの代替案だ。ある程度考えていて、MacBook Proでも今の環境と同じように使える事は判っている。ということで、頭を切り替え、MacBook Proへの検討モードに移行する。この段階で、もう家に居ても落ち着かないので、始発ちょい過ぎの時間だが家を出て会社へ向かう。道中の電車の中でシミュレーション。その過程で判ったのは、新しいMacBook Proには、サンボルが2系統に加えて、HDMIも別に1系統あるということ。トリプルディスプレイサポートも明確に謳っており、クラムシェルモードでもデュアルディスプレイは確実にいけそうだ。有線LANポートがないのが残念だが、サンボルLANアダプタが純正で用意されていて、これを余ったサンボルポートに挿すこともできる。これなら何とかなりそうだ・・。という感じで、会社に着いた6時過ぎには構成図をパワポでサラッと描き、すぐにアポストで一式を発注。ちなみに構成は、、、

15インチ MacBook Pro(製品番号Z0ML)
2.6GHzクアッドコアIntel Core i7（Turbo Boost使用時最大3.6GHz）
16GB 1,600MHz DDR3L SDRAM
512GBのフラッシュストレージ
バックライトキーボード (US)
Apple Thunderbolt to Gigabit Ethernet Adapter
Apple Mini DisplayPort Dual-Link DVI アダプタ

以上で合計、270,601円也。これでほぼ最上位機種だから安いよな・・。枯れきったMac Proなんかより遥かにいいよ・・。ちなみに、CPUはもう0.1GHz上位への換装のオプションと、SSDを768GBにするオプションもあったが、価格対性能比が微妙なので、それは見送り。
お届け予定日は6/24から29の間とのこと。早ければ来週に入る可能性もあるかも？ちなみに、DVIアダプターの方は在庫有りで即納されるとのこと。これだけ送られてもな・・。後は、HDDなどの周辺機器を少し検討するだけか・・。
一日前には夢にも思わないような結果になったが、何時かはMac Proはディスコンになるような気がしてたので、良しとしよう。ちなみにその後、デスクトップ機はProも含めて2013年にアップデートの予定で、開発も進んでいる、とのクックのインタビュー記事が出たりしたが、そんな先のこと、もうどうでもいいや。来年になって本当に魅力的な新しいMac Proが出たら買い替えればいいし、今回の件でMacBook Proで十分、という結論になったら、そのままにしてもいい。とにかく、焦らされたまま初代Intel Mac Proを使い続けるのだけは耐えられなかった。それだけだ。これでやっとすっきりした。

＜12-06-07＞

いよいよ発売は間違いないようで、様々な情報が飛び交い始める。3機種の内訳は、
MD770X/A K5BPLUS,BETTER,BTR-AUS Mac Pro $2,999
MD771X/A K5BPLUS,BEST,BTR-AUS Mac Pro $4,599
MD772X/A K5BPLUS,ULTIMATET,BTR-AUS Mac Pro $3,599
とのこと。BETTERがシングルプロセッサで、BESTがDUAL。ULTIMATEがサーバーのよう。今回は、コストパフォーマンスを重視して、シングルでもいいや・・ということで、搭載プロセッサの情報を探ってみると、シングルは、E5-1620 3.6GHz、E5-1650 3.2GHz, E5-1660 3.3GHzが採用されるみたい。一番下位モデルが1620なのだが、4C/8T構成でありながら、コア数が少ないため、クロックは3.6GHzと一番高い。自分の使い道としては、コア数よりクロックなので、このモデルが一番いいかも・・。
ちなみに、その他、増設する周辺パーツを妄想すると、SSDがIntelの330 180GBを2台、HDDはWesternの3TBを2台、メモリはSanMaxのECC DDR3 4GBを4枚・・。と、そんなところか。SSDは、つい最近Intelが突然期間限定で値下げしたので安くなった。メモリは、本当はもう少し載せたいような気もするが、シングルプロセッサモデルはスロットが4つしかないので、価格から鑑みて、4GBx4が無難なところ。
その構成にしても、32-33万円か・・。これまで買ってきたMac ProやG5に比べると安いな。でも、世間一般のPCの価値観から見たら激高だけど。

余談だけど、今回のWWDCの一番の目玉、RetinaのMacBookは、やはり気になる。価格は30万くらいするけど、メモリははじめから16GBのようで、これにサンボルのストレージ加えれば、Mac Proに匹敵する性能になりそう。うーん、悩ましいな。

＜12-06-06＞

またまた久しぶりの書き込み。この頁を開設してから8ヶ月。今のところ、SandyベースのMac Proは発表されていない。モデルチェンジに関する有力な情報もなく、このままディスコンなのか・・という不安が頭をよぎり、その場合のシミュレーションをし始めたりした。考えてみると、iMacやMacBook Proに、Thunderbolt経由でHDDや外部ディスプレイを付ければ、何とかなるのではないかと思い始める。真剣に、そんな購入計画を検討し始めていたところ、来週のWWDCでついにMac Proのニューモデルが出るらしい、との情報が。流石に今回は信憑性も高そうで、型番まで露呈されている。それによると、MD770LL/A、MD771LL/A、MD772LL/Aの3つのベースモデルが出るらしい。ついに来るのか・・。楽しみ・・。
余談だが、その他、Retinaディスプレイ搭載のMacBook Proや、MacBook Air、iMacも発表になるとのこと。この中で、一番気になるのは、MacBook Pro。Retinaで、15型で30型のモニタを同じWQXGA+の解像度を誇るとの事。凄いな・・。

＜12-03-15＞

Xeon E5は先週発表になったのだが、一向にMac Proが発表されそうな兆しはない。海外では、hpがE5搭載のz800ワークステーションを発表したりと、搭載機種がチラホラ出始めているが、Appleはさっぱり。ここ最近のAppleは出荷readyになるくらい潤沢に球が揃わないと発表しない傾向にあり、だとすると、4月にいきなり発表・即出荷ではないか、との説あるが、まさかこのままスルー・・なんてことはないだろうな・・。ちょっと心配。

＜12-03-03＞

前回の書き込みから大分経過してしまったが、それはXeon E5が延期で、一向にMac Proの話も出てこないからだ。しかし、ここに来てようやく、来週の3/6にも、Xeon E5が正式発表。とのニュースが入ってきた。CeBITで発表されるのは、4コア4スレッドの2603から、8コア16スレッド、3.1GHzの2687Wまで。Mac Proにはどのあたりが搭載されるのか？最上位機種のCPU単体の予想価格は18万なので、これが2基、なんて事になったら、モンスターな価格になるな・・。いずれにしても、ようやく、Mac Pro発表の舞台が整ってきた。来週以降が楽しみ。

＜11-10-30＞

相変わらず、新型Mac Proの登場については定かではない。Sandy Bridge-E自体は、11月の中旬に発売されるようで、中国ではフライング販売がはじまっている。ただし、これをベースにしたXeon E5は、12年第一四半期、というロードマップになっているようだ。
一方で、気になるのはタイの洪水による、HDDの異常とも言える高騰ぶり。秋葉原では、先週一週間で売れ筋の2TBや3TBが倍近い価格まで跳ね上がった。今後、益々品薄になるという話もあり、年末に向けてさらに価格高騰、という可能性も否定できない。そうなると、Mac Pro構築に必要な内蔵HDDの購入にも暗雲が垂れ込めてくる。余談だが、BDドライブはパイオニア製のものが特価で販売されていたので、予備兼、Macへの搭載も意識して早々と購入した。BDR-206DBKというモデルで、BD-XLとDVD-RAMに非対応である事以外は、最新の 206シリーズと何ら変わらない。パイオニア製品が軽く一万円切りとは、安くなったものだ。

＜11-10-12＞

来月には発表か・・とワクワクしていたら、Sandy Bridge-Eが2012年Q1に遅れるという噂が・・。そもそも、本当にMac Proの後継は出るのか・・。ちょっと不安に。

＜11-10-02＞

超久々。5年ぶりのMac特設。本当に新型Mac Proが出るのかも定かではないのだけど、期待の意味を込めて書き込み。

さて、新型Mac Proへの思いを書く前に、現状の環境。今使っているMac Proは、初代Intel Mac Pro。Woodcrestという、Core 2ベースのXeonを搭載した、Intel CPUを搭載したはじめてのMac Proだ。導入したのが2006年の秋だから5年も前。つい最近のような、大昔のような不思議な心境だが、メインで使うPCを5年以上も使うなんて、自分自身のPCライフでも初めてである（厳密に言うと、初めて買ったPC-98は5年くらい使ったかも・・）。

現在使っているこのMac Proは、その後何度かのパーツ交換を経て、現在のマシンと比較しても何ら遜色なく常用することができる。CPUこそ、交換はしてないが、メモリ、グラボ、HDDと増設、交換を行ない強力になっている。

まずメモリは、8本のスロットを全て埋め尽くして16GB。メモリの大容量化、低価格化が進んだ今でこそ16GB搭載は珍しくもないが、このMacに挿した当時は、破格の容量であった。しかも、初代Intel Mac Pro用のメモリは、FB-DIMMというコントローラがメモリ上に実装されているワークステーション用の特殊な仕様で、巨大なヒートシンクが乗っかり、高価な上に電気喰いだった。元々載っていたHynixのメモリからMicronの2GBx4に載せ換え、さらにMemory Americaのチップ不明の2GBx4を足して、最終的に16GBになった。これだけ乗っていればVMWare等の仮想環境を構築してもメモリを圧迫する事はない。

続いてグラボ。購入当時、CTOでRADEONのX1900を選択した。このX1900、バカ高い上に、ファンが煩い。使っているうちにファンはどんどん煩くなり、3年経過したところで、当時の最上位グラボである、RADEON X4850に載せ換えた。この4850、正式には初代Intel Macではサポートされていないのだが、問題なく使える。高負荷のゲームとかやると重くて（電気喰い過ぎて）落ちる、という話もあったが、そのような目には一度も合わなかった（ゲームしない事もあるが）。余談だが、その後、当初載せていたX1900がリコールと言う情報があり、必要ないのだけど、GeForce8800に交換してもらっている。この8800は未使用のまま眠っている。

最後にドライブ関連。光学ドライブは、購入直後にPioneer製のDVD-RWを追加してそのまま。故障しらずのMac Proだが、このドライブのトレイが閉じない事があるのと、Mac Pro本体に付いているトレイカバー用のシャッターが開いたきり閉まらなくなる事がたまにある。たまにと言うか、主に冬に。グリスが硬化して固着するのかもしれない。話はドライブに戻り、HDD。何度かの換装を経て、今はSSDのRAID0構成がブートドライブで、その他1TBのWestern DigitalのHDDを3発追加の構成。特にSSDの効果は大きく、一度使うと元に戻れない。5年も前に買ったMac Proがいまだに現役で居られるのも、このストライピングのSSDに起因するところが大きい。