■ LANの構成図
電柱づたいに這っているCATVの同軸ケーブルが分岐して、家まで伸びてくる。ケーブルは、二階の外壁の保安器まで届き、そこを経由して壁の引き込み穴から室内に入ってくる。CATVは落雷とかの被害が結構あるそうで、保安器があっても絶対安全とは言えないようだ。引き込み穴は当初から開けてあり、元々は電話線と、従来のアンテナからの同軸ケーブルが引き込まれていた。
室内に入った同軸は、すぐに分配器で分波され、一方はホームターミナル、もう一方はケーブルモデムへとつながる。
ホームターミナルはNEC製。タイマー予約可能で、ここからビデオデッキやTVチューザー(今では珍しくなった単体TVチューナー、しかもGRチューナーを使っている)にビデオアウトや同軸ケーブルがさらにつながる。
ケーブルモデムはTERAYANと言う聞いたことのないメーカーのもの(ケーブルモデムメーカーって、ほとんど聞いたことのないメーカーばかりだけど) 正面の4つのLEDでコンディションが判る。むやみに電源を切ったり、同軸を外したりしてはいけないとり取説には記載されていた。
ケーブルモデムからは、10Base-Tでローカルルータにつながる。ルータは、DSL/ケーブル用のイーサポートが二つ付いたもの。4ポートのSWハブの機能もある。
ルータにはDHCP機能やIPマスカレード、ポートファードなどの必要十分な機能が盛り込まれており、全てがWebブラウザから設定可能だ。
また、最近になって、PPPoEやBlock WAN Requestなどの新しい機能も付加されたようだ。マニュアルには記載がなかったが、FWアップデートのReadmeを見ると、Block WAN Requestは、その名の通り、WAN側からのポートスキャンなどに反応しないようにする機能みたいだ。
ルータから先は、一つはPlanexのスイッチングハブにつながり、もう一つは隣室の10Baseリピータハブに伸びている。