常時接続環境の日々・2020
前日は、ルータへのアクセス不能で冷や汗を掻いたが、懲りずにconfigを見直し。 IPv4フィルタだが、今一度、TUNNEL congurationへの記述に戻す。 初期にインターネット接続不能になったconfigは、IPv6のDynamicフィルターの記述にミス(TUNNEL設定に記載のフィルター番号の参照先がない)があることが判明。ここも直す。 configを適用し、うまく動作することが確認できたので、さらにconfigの見直しを行う。シンプルにしていたIPv4フィルタを元のように戻し、その上で、VPN接続やファイル交換用の不要なポート開放部分は削除。 IPv6の内向きのall rejectのフィルタが無かったので、追加。 また、ntp、www、ftpなどの一部サービス用の内向きの許可フィルターが、フィルターの記述はあるが、TUNNEL設定にセットされていない。消そうかとも思ったが、今後設定しなおすこともありそうなので、そのまま残しておくことにする。 通常のLANからも、VLANからも、インターネットにアクセスできることを確認。これで一旦、configはFIXとする。 これが、完成したconfig。 DS-Lite環境で、IPv4に対して全くIPフィルターの設定をかけていないのが、何とも気持ち悪い。DS-LiteではVNE側の設備(AFTR)でNATされ、インターネットと接続している。しかも、アドレスは複数ユーザーで共用される。 この点から、AFTRで十分に防御されてそうに思えるので、特にフィルターなど気にしてなくても良いような気はするのだが、もう一度トライすることにする。 先に設定して失敗したIPフィルター設定を、少しシンプルにして、前回のTUNNEL configurationではなく、LAN configurationのところで追記してみる。 configを流し込み、ヤマハルータを再起動。 インターネットに接続できない・・。ダメか・・と、ルータのconfigを書き戻そうとする。 が、ルータにアクセスできない・・。ヤバい!何か設定を間違えたのか?ルータに全く接続できなくなってしまった。 出勤前の早朝だったので、少々焦りながら復旧を模索。面倒なので、ルータを初期化することにした。 調べると、ヤマハRTX1210は、前面にある三つのボタンを押しながら、電源を再投入、とある。しかし、両手でこれらを同時に行うのは、なかなか辛かった。 ![]() ホスト側で、IPv6をenableにしていたのがいけなかったのかもしれない。また、接続もシンプルに、ホストとルータ直結にする。 再度初期化をやり直し、最終的に、Webコンソールからconfigを流し込んだら、正常に設定をリストアすることができた。良かった・・。 今後は、注意して取り掛かるようにしよう・・。 IPoEへの移行はひと段落して、色々考察。 まず、回線スピードが二重ルータ型にして速くなった件だが、これは二重ルータの効用ではなく、単にexciteが設備増強を行ったことに起因するようだ。 実施日5/27で、 新型コロナウィルス感染症による在宅リモートワークの推奨および各種インターネットサービスの利用量増加を受けまして、当社で使用しているIPoE接続設備を強化します。 とある。 ![]() 夜間でも500Mbpsクラスのスピードを叩き出すようになるようになり、十分なスピードと言える。 一方で、改めて5chで、BB.exciteやその他プロバイダのここ最近の評判を調べると、決してexciteの評判が高くないことが分かった。というか、割と酷評されている。IPoEでもスピードが凄く落ち込んでいたようなのだ。 また、V6プラス系のプロバイダだと、Niftyが今現在評判がすこぶる悪く、どうも、全ユーザーに対して帯域を絞る措置を夜間に行っているようなのだ。 今更ながら、各プロバイダの評判を調べると、今はBIGLOBEが評判が良いようなのだが、これも帯域制限などの情勢次第でコロコロ変わるので、何とも判断が付かない。 一番初めに光クロスで検討したオープンサーキットは、運用コストは高いが、コンスタントな評判は悪く無いようだ。 その他にもいくつか調べてみた。 まず、VNE。大きく分けて、V6プラス(MAP-E)の日本ネットワークイネーブラーと、DS-Lite(Transix)のインターネットマルチフィールドに大別されることは先にも書いた。 日本ネットワークイネーブラーは、KDDIやJPIX、Niftyなど6社で設立され、インターネットマルチフィールドはIIJ系列(社長はIIJの鈴木さん)であることを改めて知る。 この2社とBBIXが当初のVNE事業者だったが、現在はBIGLOBE、朝日ネット、NTTコミュニケーションズ、フリービット、アルテリアもVNE事業者として参入しているとのことだ。 最近BIGLOBEが評判が良い、と書いたが、BIGLOBEはMAP-Eを採用しているが、JPNEを利用していたV6プラスから、独自のV6オプションに現在移行している。独自設備でIPv6接続環境を提供しているので評判が良い、という側面もあるようだ(今のところ帯域を絞っていないし)。 また、V6プラス形式のルータからの接続方法が、DS-Liteと全く違うことを改めて知った。V6プラスでは、各プロバイダの接続用のソフトウェアが、フレッツ・ジョイントという仕組みを使い、ホームゲートウェイに勝手に配信され、設定されるとのことなのだ。 http://[HGWのアドレス]:8888/t/ を開くと、配信済事業者ソフトウェア一覧、というページが開きそこで動作するソフトウェアを確認できるそうだ。 DS-Liteの自分環境では、当然何も表示されない。 ![]() これは相変わらずよく分からず、光電話有/無でも異なりややこしいのだが、IPv6では、DHCPv6-PDという仕組みで、v6のアドレスの付与が行われるそうだ。この仕組みで、ホームゲートウェイの内側のヤマハルータも通信ができるようなのだ。まあ、これを読んでお分かりの通り、自分自身はこの仕組みをさっぱり理解できていない。 https://y2web.net/blog/inet/applied-ipv6-ipoe-network-configuration-vol-2-7587/ このあたりの頁の真ん中辺にも、二重ルータ構成で、DHCPv6-PD方式で60bitのPrefix再委任(再配布)を行っている、という記載がある。 何も設定せずに動いているのが気持ち悪いが、まあ、こういう仕組みなんだろうと、無理やり自分を納得させる・・。 考察はさておき、仮配線だったヤマハルータとホームゲトウェイのLAN配線を整理する。 ![]() ![]() ![]() 内部UNIポートとWANポートの接続を分離し、外部スイッチを使い二つのルータを並列接続していたのを止めて、ホームゲートウェイ内部でONUとルータ部を結線する。 既存のLANケーブル3本を撤廃して、ヤマハルータからホームゲートウェイのLANポートにケーブルを直結して、配線はすっきりした。当然ながら、通信は問題なかった。 IPoE接続はようやく安定したので、PPPoE契約を解約することにした。 Webからの解約手続きなので、すぐに解約は完了した。 ![]() ちなみに、PPPoEとIPoEの接続スピードのBefore/Afterを表にした。Afterは、当初のハブ分け接続型と、現在の2段ルータ型の2パターンを記載している。 ◆下りスピード測定
◆上りスピード測定
2段ルータ型にした際の、速度面の弊害なく、夜間の下りは大幅スピードupになっているが、日によって回線状況は結構変わるので、これが2段ルータの効用かは懐疑的だ。いずれにしても、PPPoEと比較すれば、夜間の速度向上は目覚ましいものがあるだろう。 余談だが、INTERLINKのFAQには、IPoE接続時の注意点がしっかりと明記されている。 「ZOOT NATIVE」(IPv6 IPoE接続)1契約でご利用いただけるポート数は1024となります。 利用するアプリケーションに左右されますが、おおよそ1端末が消費するポート数は200〜300となり、インターネットに接続している端末の合計で消費しているポート数が1024を超えると、ポート数不足に陥り回線が途切れる(読み込むのに時間がかかる)という事象が発生します。 インターネットに接続している端末が多い時間帯において、回線が切断する場合、接続する端末を減らして通信が安定するかご確認ください。 DS-Liteのポート数上限は1024だそうで、V6プラスは240だそうだ。 やはり、IPoE接続のみの環境に完全移行するのは問題がありそうだ。 ただ、以前検討した固定IP付きのV6プラスサービスであれば、この部分は解消されるように思えるのだが、どうなのだろうか。 HGWのLAN側プレフィックス設定を手動にしてみたが、夜になって帰宅したところ、やはりインターネット接続ができなくなっていた。 仕方なく、その次の手段となる、IPoE用のヤマハルータの配置位置をHGWの配下に変更する。 ![]() まだテスト段階なので、試験的に仮ケーブルで配線するだけだ。 HGWの空きのLAN側ポートと、ヤマハルータのWAN側となるLAN2ポートを直結するだけ。何も設定せずにこんな接続で本当に通信できるのか懐疑的だったのだが、結果的にはルータの再起動などをしなくてもインターネット接続ができるようになった。 まだ暫く様子見は必要だろう。 それにしても、今一つ納得いかないのは、何故この直列接続で通信できるのか、だ。HGWの設定を見直し、何か関係する設定がないか見直すが、PPPoEブリッジが有効になっているくらいで、他に関連しそうな部分は見当たらない。PPPoEブリッジは関係ないような気がするのだが・・。直列の接続が逆なら理解できる。IPv6ブリッジや、IPoEパススルーといった設定項目は存在しない。HGWのヘルプをみると、IPv6ブリッジ機能はあるようなのだが、その設定は、"Bフレッツを利用する場合に表示される"、と書かれている。NGN網を使用するフレッツ光ネクストでこの設定が非表示になるということは、特に設定しなくてもブリッジされる、ということなのだろうか? インターネット上を検索すると、関連するようなサイトを見つける。 https://note.com/symmetrybreaking/n/ne6453885c798 ここでは、当初の並列ルータ接続で起きた、暫くすると接続ができなくなる症状と同じようなケースが報告されている。名前解決ができなくなる、と書かれていて、PPPoE接続しているルータの、IPv6ブリッジとPPPoEブリッジを無効にしたら通信が安定した、となっている。 https://noma-jp.com/media/ipv4pppoe-ipv6ipoe/ ここではホームゲートウェイとIPoEルータの直列接続について記載されている。やはり特別な設定をしなくとも、IPoEルータのWAN側とホームゲートウェイのLAN側を繋げれば良いようだ。 結果オーライではあるが、仕組みを理解できないと、何だか気持ちが悪い。もう少し勉強してみよう。 うまくいったと思っていたIPoE接続だが、やはり時々おかしくなる。 特に何もしていないのに、気が付くと通信ができなくなっている時があるのだ。 configを改めて見直し、不要な部分(使えないVPN接続)を削除し、シェイプアップをする。しかし、状況はあまり変わらないようだ。 また、IPフィルターの設定をどのようにしたら良いのか、今一つ分からない。 IPv6のフィルターについては自動的に追加されているようで、多分問題ないのではないかと思うのだが、IPv4周りのフィルターが全くない。既存の設定は全て消えている。 調べると、tunnel設定のところでフィルターを設定している例があったので、過去のconfigも参考にして、同じように追加してみたが、結果、全く通信ができなくなってしまった。 この追加部分は削除。 これが、一応完成したconfig。 それにしても、はじめは繋がるのに、暫くすると繋がらないくなるのはおかしいな・・と疑問に思い、Webで検索すると、INTERLINKのFAQでそれらしい頁が見つかった。 ZOOT NATIVEの接続が1日数回、または約3時間おきに切れてしまいます というFAQで、それによると、 ホームゲートウェイのルーター側で「DHCPv6クライアント取得情報(IPoE)」機能が約3時間おきに動作します。その際、HUBと並列で繋がっているDS-Liteの接続も同時に切断されるためです。 と書かれている。 対処法としては、HUBを介してHGWとIPoEルータを並列で繋いでいる場合は、HGWの配下にIPoEルータをぶら下げろ、とある。 ![]() また、HGWのWebコンソールで、IPv6 PPPoE設定の、LAN側プレフィックスの選択を、自動設定から手動設定に変える対処法も記されている。 結線を変えるのはちょっと面倒なので、まずはこの、LAN側プレフィックスの設定を変える方法で様子を見てみる。 ![]() <20-05-23>
IPoE接続で難航する
スピード測定のために、閲覧PCのデフォルトルートを、IPoE接続のルータからPPPoE接続のルータに切り替えたりすると、気がつくと接続がおかしくなっていたりする。IPoEルータを再起動すると治るのだが、何がいけないのかよく分からない。 朝になって無線LAN経由のインターネット接続ができなくなっていたり、家族用のVLAN経由の接続もできなくなっていることが判明。 前者はルータの再起動で復旧するのだが、後者はうまくいかない。 仕方なく、一旦PPPoE接続のconfigに書き戻し、configを眺めて頭を悩ませる。 IPフィルタを無効にしたりと、いくつか試してみたがうまくいかず。 ふと、DNS周りかも・・と思い、WebコンソールのDSNサーバ設定を見直してみる。 すると、一箇所気になるところが。ホストのアクセス許可で、VLAN設定したLAN1/1(VLAN201)のチェックボックスが外れているのだ。 ![]() 試しにこのチェックをONにして接続してみると、VLAN経由のインターネットアクセスが可能になった。 家族用のVLANからの無線接続ができるようになったので、取りあえずの急ぎの問題は解消した。 早朝のIPoEのスピード測定の結果を掲載。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 早朝は、夜間ほどの向上ではないが(向上の余地もないが)、下りで概ね600Mbps程度のスピードで、800Mbps以上出ているサイトもある。PPPoEより高速なのは間違い無いだろう。 早朝のスピード測定に続いて、勢いでBB.exciteのIPoEサービスの申し込みを行う。 Webから、既存のアカウントでサインインして申し込みを行う。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 注意すべきは、IPoEのサービスを申し込んでも、既存のPPPoEのサービスから脱退する訳ではないので。別途脱退処理を行わなければならないとの こと。また、IPoEサービスは2ヶ月間の無料期間になる。毎月1日スタートなので、6月末までは無料となる。既存サービスは5月末までに脱退すれば十分だろう。 ちなみにこの後で知ったのだが、IPoEの契約は、PPPoEのデュアルセッションとは別カウントとなるそうで、一つのフレッツ回線で、IPoE x1と、PPPoE x2の、計3つの接続ができることが分かった。 申し込みが終了したところで、ルータの設定を行う。 事前に、ヤマハRTX1210でのDS-Liteの設定方法は、INTERLINKやインターネットマルチフィールド社のWEBサイトで確認済みだ。基本はGUI設定を使い、数行のコマンドを追加してあげれば良いようだ。 RTX1210のWebコンソールを開く [簡単設定]→[プロバイダー接続]を開く 既存の接続設定を削除する ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() コマンド実行画面で、以下のコマンドを入力する。 ip route default gateway tunnel 1 tunnel select 1 tunnel encapsulation ipip tunnel endpoint address 2404:8e00::feed:100 tunnel enable 1 ※2404:8e00::feed:100はNTT東日本のこの時点でのアドレス ![]() ダッシュボードで接続状況を確認。 IPIP接続とIPv6 IPoE接続の状態を確認する。 ![]() ![]() これで接続しているのかな・・と思い、Webページを開いたりしてみるが、全くインターネットにアクセスできない。色々試したが。改善の見込みはない。 ![]() その後、exciteからの申し込み確認メールをよく読むと、 1. 利用開始タイミング BB.exciteコネクト IPoE接続プランのご利用が可能となるまでは、お申し込み完了より1時間〜24時間後となります。 ご利用可能となりましたら、メールにてご連絡いたします。 との記載がある。 な、なんだ・・まだ開通してないんじゃないか・・。 ということで、開通メールを待っていると、午後にはメールが届いた。 帰宅し、夜になり、再度ルータの設定をやり直す。 手順は朝と一緒。 接続後のダッシュボードのガジェットの表示は朝やった時と変わらないようだが、インターネットへの接続は問題なくできているようだ。 IPv4およびIPv6での接続確認をするために、 http://ipv6-test.com にアクセスし、状態を確認する。すると、やはり接続は問題ないことがわかった。 ![]() 接続が完了したため、IPoE接続でのスピード測定を行う。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テストするタイミングによって変動は結構あるが、概ね数倍程度は、PPPoEよりスピードが速いようだ。 その後一度、IPv4限定のサイトと思われる接続先へのアクセスができなくなり(googleなど一部は開ける)、ダッシュボードにもエラー表示が出ていたが、ルータを再起動したら解消した。何だったのだろうか・・。 もうしばらく、問題ないか様子見する必要がありそうだ。 サービス切り替えを直前に控え、その効果を定量的に観察するために、現行のインターネットのスピード測定を、夜間、早朝と実施する。 夜間は、21時前後。体感的にも感じていたが、ここまで遅いとは思わなった・・。特に下りが酷い。上りが下りより速い、という体たらくだ・・。サイトによってスピード表記は違うが、多くで数Mbpsとなっている。ADSL並みのスピードだ。2つのプロバイダ(INTERLINKとExcite)による違いはあまりないようだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そして翌早朝。これは速い。軒並み100Mbps以上で、500Mbps以上を叩き出すサイトもある。これが本来のスピード何だよな・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ということで、現行スピードの魚拓は取ったので、いよいよDS-Liteサービスの申し込みへと駒を進めることになる。 引き続き、IPoE導入の検討。 INTERLINのPPPoEに、ExciteのDS-Liteの併用が可能か、少し気になるので、NTTの116116に電話して聞いてみる。 結果は、プロバイダや機器構成にも依存するので、回答できない。プロバイダに聞いてみてくれ、とのこと。 まあ、単一プロバイダ内でのPPPoEとDS-Liteの併用なら、各プロバイダで答えるだろうし、実際にINTERLINKのFAQでもできる(ただし、二つのサービスの契約必要)と書かれている。 ダメもとで、Exciteの問い合わせフォームで投げかけてみるが、明確な回答は期待できないだろう。 並行して、5chにこのことを書き込んだら、プロバイダは違うが、二つのサービスを併用している、というレスがいくつかあった。 具体的に報告があったのは、IIJmio/DS-Lite+とくとくBB/PPPoE。ルータも、RTX1210一台でやっている(プロバイダは不明)との書き込みもあった。 これは多分、問題なく併用できそうだ。 ルータは仮に1台に集約できたとしても、障害時に強く、設定も分かりやすいので、プロバイダごと分離の2台体制でいった方がいいだろう。 ということで、サービス切り替えの準備として、ルータのファームウェア更新を行う。 運用開始時から更新をしていなかったので、かなり版数が上がっている(14.01.11→14.01.36)。インターネットからダイレクトに更新ができるため、特に面倒な部分はなかった。 ![]() ![]() ![]() そして、現行のconfigのバックアップ。これは、以前の自分の設定を振り返り、TFTPを使ってコマンド操作でダウンロードした。 tftp 192.168.1.253 get config/****** d:config.txt ******はルータの管理者パスワード d:config.txtはダウンロード先ファイル名 値段が高すぎて、光クロスの導入に躊躇している話は以前書いた。 当面見送る予定なのだが、検討の過程で、色々勉強して、IPoEについて少なからず理解した。主回線は光ネクストのままで、IPoEとPPPoEの併用であれば、今すぐにでもできるのではないか、という事に気づいたのだ。 すなわち、固定IPが必要なINTERLINKの契約は現行通りPPPoEの接続のままとし、もう一つのBB.Exciteの方を、どこかしらのプロバイダのIPoEの契約に切り替える、という事だ。 以前も書いたように、IPoEの方式には、現在大きく分けて、V6プラス(MAP-E)とDS-Lite(transix)が存在する。現在使っているBB.exciteについて調べると、DS-Liteのようだ。月額料金は税抜き700円。現行と比べると200円UPとなるが、無視できる範囲だろう。 ![]() ちなみに、INTERLINKもDS-Lite方式を採用しているが、PPPoEと同一プロバイダになるのは回線不調時などのリスク対応上あまり良くないので却下したい。料金も税抜き1,000円と、BB.exciteより若干高い。 ![]() その他の主要プロバイダの状況を調べてみた(税抜き)。 GMOとくとくBB・・991円・・V6プラス*対応ルータとのセットのみ @nifty光ライフ・・1,000円・・V6プラス*2年割価格、無しは1,200円 OCN光・・1,100円・・OCN v6アルファ(MAP-E) このように、大方、1,000円前後の価格のようだ。 これを見ると、価格的にはexciteが悪くなさそうだ。 続いて、DS-Liteか、V6プラスか、の問題。対応ルータで見ると、V6プラスについては以前から、NTTのHGWが標準でサポートしている。 DS-Liteについても、今年1月のFW更新でHGWで対応したとのリリースがあるが、INTERLINKやExciteのFAQによると、"対応したとの案内があるが、使えない"との記載が見受けられる。 まあ、今使っているHGW以外のルータである、YAMAHA RTX1210はDS-Liteで使用できるよう(コマンドでの設定が必須)なので、大きな問題では無さそうだ。 また、環境は違うが、Internet Watchの連載記事、イニシャルBで、V6プラス導入でハマって、結局DS-Liteに切り替えた、との話があり、DS-Liteの方が融通は利くのかな・・とも思ってしまう。 ということで、INTERLINのPPPoEに、exciteのDS-Lite、という二本柱での体制移行に本格検討していきたいと思う。ルータの設定方法など、もう少し裏を取ってから、環境の変更に着手したい。 今更ながら、インターネットプロバイダのINTERLINKの契約内容を見直す。 きっかけは、先般より行っていた光クロスへの移行検討。プロバイダ費用のベンチマークを行っていたら、INTERLINKの現行の価格表と、実際に払っている月額費用が合わない。 現行の価格表では、フレッツ光ネクストの固定IP1個のサービスが1320円となっているが、毎月の請求額は2200円だ。どうにも納得ができないので、オンラインで問い合わせをしてみたら判明した。な、なんと、自分が払っていたのはZOOTサービスというもので、現在は新規受付無し。後継のZOOT NEXTサービスはシレッと値下げしてたのだ。しかも、自動移行も案内も無し(案内はメールであったかもしれないが、気付かなかった)! いつからこの不要な880円を払っていたのかは不明(今更掘り返したくない)だが、不要な支払いはすぐに止めなければ・・・。 変更しても、ログインIDが変わるだけで固定IPの変更もないとのこと。更新手続きはWeb上で5分程度で完了した・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ということで、光ネクストの検討が、思わぬ恩恵(恩恵というか、無駄な出費の止血だが)をもたらした・・。 ![]() ![]() ![]() 金具はL字で、M3のネジ二箇所でパトライトの底面に固定することになる。 取説だと、M3ネジはパトライト本体に付いている物を使うように書かれていたが、実際には金具にも3個付属していた。 先にL字金具を木ネジで固定。パトライト本体をその後でM3ネジで取り付けた。 ![]() ![]() ![]() ![]() これまで使っていたパトライトと設定項目はほぼ同じで、TVレコーダと録画先のDLNAのping死活監視を行うように設定した。 ![]() ![]() 代わりに、DLNAサーバの共有フォルダの空き容量監視を行いたいのだが、良い方法が見つからなかった。 Windows標準のSNMPでは空き容量管理はなく、サードパーティの拡張ソフトを追加すれば実現できそうなのだが、設定は結構面倒そうだ。 もっと簡単なツールはないか探したが、メール発報のフリーウェアはあったが、SNMPトラップやソケットで通知するようなものは見つからなかった。 この辺りは、今後の課題。時間をかけて勉強してみようかと思う。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体はそれなりの使用感はあるが、汚い・・という感じはしないので良しとしよう。また、表示灯も小柄で、全体に小さくて可愛い感じだ。威圧感は全くない。 ユーザー登録して、取扱説明書をダウンロード。工場出荷時への初期化方法を確認。 VOLをオフの状態で、CLEARボタンとTESTボタンを押しながら電源投入。 LED全点灯の状態でブザーが鳴動。ブザーが鳴り止んだらボタンを離す。 暫く(1-2分かかったので心配になった)してLEDが消灯すれば起動完了。 初期IPアドレスは192.168.10.1で、Webブラウザでアクセスすると、コンソールが表示された。本体は正常に動作しているようだ。安心した。 ![]() ![]() ![]() ブラウザ画面でファームウエアアップデートを選び、ファームウェアファイルを選択。[アップデート]ボタンを押す。 ![]() 走行していたら、更新画面が、このページを表示できません、に変わった。 ミスったか・・と少し青くなったが、少し待っていたら、表示等が全点灯が数十秒開けて二回繰り返され、その後管理画面が表示されるようになった。 ファームも1.46に更新されていた。 ![]() ![]() もう少し色々調べてみた。 前回、光クロス対応プロバイダで、V6プラスの固定IPを提供しているところはない、と書いたが間違いだった。 オープンサーキットが4/1から、v6Direct-Xという名称で固定IP1つのV6プラスサービスを提供している。 値段はそれなりで、月額6,600円(税込み)。現在、プロバイダ費用はExciteとInterlinkで2750円しかかかってないので、4000円もupになってしまう。 ちなみに、一つの契約でマルチセッション接続(v6Direct-Xとv6Neo-X)が上記料金内で提供され、自宅公開鯖の折り返し接続確認なんかもできるようだ。 しかし、注意事項を見ると、二台のルータが必要で、NTT提供のHGWは対応していないようなのだ。これでは、肝心の10G接続ができなくなってしまう。 念のため・・と思い、質問を問い合わせフォームで投げかけてみたら、その日のうちに丁寧に回答が届いた。 それによると、NTTのレンタルルータとYAMAHAのルータで、v6Directとv6Neoの両接続、折り返し接続はできる筈、との内容だった。 ![]() 少なくとも1Gbpsのv6サービスではできていて、クロスの10Gでも同じ筈、とのこと。 接続は、まずHGWでv6Neoで接続して、HGWのLANポートにYAMAHAルータをぶら下げ、v6Directで動作させるようだ。 さらに質問あれば電話もOKという丁寧な対応で交換が持てる。でも、広島の事業者なのね・・。ローカルで、そこが少し気になる。Webも、個人のサイトみたいな作り出し。資本金も300万円だし、有限会社。回答をくれた人も社長さんだった・・。 いずれにしても技術的な障壁はない、ということが分かったのだが、問題は価格だ。年間8万円という金額は相当だ。光クロス自体が月額6,930円。プロバイダ料金と合わせて162,360円になってしまう!現在の光ネクストベースの契約料金が込み込みで年間101,664円。6万ものUPだ! サービスが開始したBB.ExciteのIPoEが月額2200円。不明だが、来年光クロスがPPPoEにも対応したら、INTERLINKあたりがZOOT Next+IP1相当のサービス(現在2420円)を同等の金額(実際には推測だが1000円くらいは上がるのか?)で提供してくれたとして、合計で月額5000円弱。悩ましいな・・。しかし、PPPoEのIPv4固定サービスが想定よりも1000円以上上がったらオープンサーキットと大差ないな・・。 うーん・・どうしよう。まだ暫く悶々としそうだ。 以前、IPoEの考察で、v4の固定IPとv6爆速を併用しようとすると、IPoEとPPPoEの二つのコース契約が必要・・と書いたけど、それはINTERLINKの場合の話で、他にも選択肢はあるようだ。 具体的に言うとVP6プラスという日本ネットワークイネイブラーが提供するサーバの固定IPサービスを使うと、IPoEの一つの回線・コース契約でV6環境でもV4の固定IPで鯖公開もできるようだ。 そもそも、IPoE境下でのIPv4 over IPv6には、このV6プラス(MAP-E)とDS-Lite(transix)という2つのサービスがあるようだ。 ![]() V6プラスは、先のネットワークイネイブラー社(JPNE)が提供していて、グローバルアドレスへの変換が自宅ルータで行われるそうだ。 一方のDS-Liteの方は、アドレス変換はサービス提供業社であるインターネットマルチフィールド社で行われる。 固定IPで鯖公開を行う場合は、自宅内ルータ設定でポート解放などが設定する必要があるため、必然的にV6プラス形式を選択せざるを得ないようだ。 V6プラスで固定IPオプションを用意しているプロバイダは、調べると、オープンサーキット、かもめインターネット、21ip、IPQuickなどがある。どこも弱小プロバイダだ。月額料金もオプション込みで5000円を超えて、結構高い。 また、これらのプロバイダは現在のところ光クロスへの対応は表明していない。 余談だが、都内の光クロスプロバイダだが、先月のぷらら、ASAHIネットに、BB.Exciteが加わった。ただ、いずれのプロバイダもDS-Lite方式のようだ、 こうなると、V6プラス+固定IPでクロス対応のプロバイダを待つか、来年のクロスでのPPPoEサービスの提供を待ってPPPoEとIPoEのデュアル契約をするか、どちらかということになる。いずれにしてもすぐに回線契約をすることはできず、暫く待ち、ということになりそうだ。 NTT東は20年11月以降とのことだが、レンタルルータでの対応は21年2月とのこと。 これは実質、来年まで自分環境的には10G移行が果たせないこととなる。 いずれにしても、30か月割引キャンペーンも適用外のようだし、あまり急ぐ必要は無さそうだ。 しかしながら、昨今、コロナウイルス対応でテレワークや引き籠りの人口が急増して、インターネットの接続スピードが著しく低下している。IPoEだとこの速度低下がかなり緩和されるらしいので、早めになんとかしたいものだ・・。 ちなみに、現時点でも、NTT東Web上に掲載される光クロス対応プロバイダは、ぷららとASAHIネットのみだ。 ![]() ![]() 当日の9時にはまだ、coming soonの表示。10時を回ったころだろうか?トップページをリロードしたら、申し込み画面へのリンクが有効になっていた。 住所、電話番号を入力し、戸建てを選択。〇の表示と、"ご指定の住所はフレッツ光の提供エリアです"のメッセージが。 次に、対応プロバイダーの確認。トップの料金タブから、プロバイダのリンクボタンを辿る。東京を選択すると、ぷららとASAHIネットしか出ない!しかも対応予定の△マーク! 使えないじゃん、これ・・。 さらに言うと、30か月割引のクロススタート割引にも、[現在フレッツ光をご利用のお客さまがフレッツ光クロスに変更される場合は対象外となります。]の文言が・・。 やはり、しばらく様子見だな・・。 IPoEについて、少し調べてみた。 お気楽に、IPv4/v6変換は自動処理されると思っていたが、そういうものでもないようだ。IPoEの場合は、確かに変換はされるのだが、ポート番号を指定できないようなのだ。 なので、Webサーバの公開など、ローカル側の機器にInternet側から繋げさせるのは厳しいようだ。 現実的には、Webサーバの公開などはPPPoEを介した方が間違いないようで、だとすると光クロスのPPPoEサービスの開始まで待たなければならない。 また、InterlinkのFAQを読むと、IPoEとPPPoEを一つの回線で共用はできるが、その場合、プロバイダ料金はそれぞれのサービス分が必要となるようだ。 Webサーバ公開用など、固定IPサービスを活用する使い方はPPPoEを使用して、通常のインターネットアクセス用には高速なIPoEを使う、といった使い分けになるのだろう。 具体的には、固定IPを使用して、Webサービスを公開している回線にはInterlinkのPPPoEのサービス(ZOOT Next)を、通常のインターネットアクセス用にはExciteのIPoEサービス(BB.exciteコネクタ)を使うのが良さそうだ。 いずれにしても、光クロスがPPPoEのサービスを提供しないとどうしようもない。受付開始しばらくしても、この準備が整わないことにはどうすることもできない感じだ。30か月割引のキャンペーンは5/31受付分までなので、それまでにサービス提供されるといいのだが・・。 AUやNUROの後塵を拝し、もはややる気がないのか・・と思っていたNTTフレッツの10G対応だが、スマホの5G対応が加速する中、ようやく重い腰を上げた。 2月にNTTが発表した新サービスはフレッツ光クロスで、3/16受付開始、4/1提供開始となっている。自分の住む世田谷区もサービス提供エリアにはなっているが、受付開始してみないと本当に提供可能かは分からない。 価格は月額5100円(税抜き)となっているが、割引適用後なので、実際は6300円(税抜き)。割引は30か月適用され、初期費用として、工事費18000円、契約料800円(ともに税抜き)が別途かかる。 現在契約しているフレッツ光ネクスト・ハイスピードは、 月額4500円(2年割適用)、ルータレンタル0円、ひかり電話500円 となっている。割引適用時であれば目を潰れる価格UPだが、30か月後に割引がなくなるとしたら、ちょっと痛い。 注意すべき点は、 ・ひかり電話は使えなくなる ・ルータは月額500円レンタル(WiFi6対応) ・開始当初はPPPoEは使えず、IPoEのみの提供 あたりだろうか。 光電話はほぼ不要なのだが、自宅から稀にフリーダイアルで電話をする際に利用することもあるので、少しだけ残念だ。でも、頻度からすると、問題にはならないだろう。 ルータのレンタル費用が別途かかるが、10Gに対応したルータはなかなか入手が困難なので、現時点ではレンタルを選択するしかないだろう。WiFi6対応なのが、救いではある。 IPoEしか使えない・・というのはネックなるのかと思ったが、調べてみると現在契約しているプロバイダのInterlinkもExciteも、IPoEに対応している。逆に、IPoEにすることにより、回線スピードのボトルネックが解消される可能性が高い。少々気になるのは、IPoEがIPv6ベースである点。このあたりはまだ不勉強でよくわからないが、IPv4 over IPv6というものがあって、特に気にすることなく利用はできるようだ。 自分は外部にWebサーバを公開しているが、このあたりも問題なく継続できるのか、プロバイダの固定IPサービスはどうなるのか、などは今後もう少し勉強する必要がありそうだ。 いずれにしても、受付開始までもうすでに一週間を切った。サービス提供エリアでなかったらそもそもどうしようもないのだが、エリア内だった場合は、今年はWAN回線10Gに切り替える、ブレークスルーの年になる可能性が高そうだ。 |