常時接続環境の日々・2017
![]() 準備したケーブル、アダプタ ![]() ![]() アクティブ型DP to DVI 2000年前に、おそらくATENのOEMと思われる4ポートのものを購入したのが初めてで、すぐに動作がおかしくなり、当時から結構高かったぷらっとホームブランドの富士通コンポーネント製品を、2003年から2004年にかけて二台購入した。それ以降、メインPC用にはATENのデジタルなものを購入したりしたが、サーバ関連用としては、ぷらっとホームのものを使い続けてきた。 それ以来の更新。今回、DVIとアナログ混合型の富士通コンポーネント製の導入を予定しており、既に発注もしているのだが納品は年明け。しかし、その前に配線替えだけ先に行うことにした。 用意をしたのは、DVIケーブル5本、RGB-DVIAケーブル2本、DisplayPort-DVI変換アダプタ1個、そしてUSBケーブル7本。 既設のKVMケーブルを撤去し、二日がかりで新しいケーブルを敷設。余談だが、これを機会にメインPCもこの新しいKVM配下に収納することにした。新しいKVMスイッチの到着まで10日程度あり、それまでメインPC、サブPCが使えないのは困るので、それまでMacとメインPC用に使用していたATENのKVMスイッチを暫定でメイン&サブPC用に使用することにした。 ケーブル敷設は順調にいったのだが、一点問題発生。ファイルサーバ用のDP to DVIアダプタがうまく動作しない。画が出ないのだ。別頁で書くが、アクティブ型のアダプタでないとダメなことが分かり、急遽追加発注。無事に動作を確認することができた。 あとは、年明けにKVMスイッチが納品されるのを待つだけだ。 ![]() 受信感度を確認 ![]() 向きを直したアンテナ ![]() スカイツリー方向を向く ということで、嫌々ながらまたも屋根の上に上る。案の定、アンテナの向きが変わっていて、南寄りに向いていた。前回同様、監視カメラで自室のテレビの感度インジゲータをスマホでチェックしながら方向を調整。今回は、ほぼ東京スカイツリーの向きにアンテナをセットした。ポールを締めるネジも、より強固にラジペンで固定。受信状況はクリアになった。 ![]() 暫くはディスカウントの価格で契約できるようなので、Businessに切り替えようとも思うが、悲しいのはデータの移行が5TBを上限としており、それ以上は一旦クリアされるということ。既に1●TBをアップしており、苦労して何年もかけてUPしたデータを、イチからとは言わないまでも、またチマチマ上げなおさなければいけないのは正直がっかりだ。Businessプランにして、アップロードのスピードが上がれば良いのだが、それはあまり見込めないかもしれない。 ここらで思い切ってBackBlazeあたりに鞍替えするのも良いのかもしれないが、BackBlazeは外付けHDDのデータは30日アクセスがないと消えてしまうのが何とも・・。いっそのこと、クラウドバックアップは諦めて、昔検討したトランクルームとかの選択肢も再検討するか・・。期限まであと3カ月。残された時間はあまりないので、どうするのか練ることにしよう・・。 一週間たち、BS/CS受信障害復旧の第二幕。前週のアンテナ本体交換では不具合は解消せず、問題があるのは混合ブースターの本体であるとほぼ特定している。交換するのはブースターだけで良いのだが、悪い癖が出て、ついでだから・・と、その他周辺も新調することにした。具体的には、UHFアンテナ以外のほぼ全て。屋根馬やマストは、おそらく30年前からのものを流用していてボロボロ。支線に至っては3Cの同軸ケーブルを流用していた。ケーブルは10年前のカナレのLS-5CFBだから変えなくても良いのだが、これから10年を見据えて自室への主線だけはフジクラのS5CFBに変更することにした。ちなみに、自室以外の同軸ケーブルは、おそらく30年前からの5C2Vを使っている。 今回購入したのは、ブースター混合器、4分配器、マスト、屋根馬、支線、同軸ケーブル。また、支線用のターンバックルやケーブル用インシュレータなどの小物も用意。あらためてアンテナ設置ガイドみたいなものをWebで読み漁り、ポイントをおさらい。注意点は、ブースターとUHFアンテナを1m離すのと、ブースターの入出力ケーブルは束ねたりしないことくらいか。 それから、傾斜のついた屋根に屋根馬を設置するため、勾配角度の測定器と、パイプカッターも手配した。これで、今回の修繕でかかった費用は工具も入れると5万円を超えることになる。業者に頼むのと変わらないのでは・・とんだ出費だ・・。 ![]() パイプカッター ![]() ダイアル式勾配計 ![]() 4分配器 ![]() インシュレータセット ![]() 支線止め金具 ![]() ターンバックル ![]() 5Cプラグ ![]() アンテナ支線 ![]() ブースター梱包 ![]() 建材店ルート用パッケージ ![]() ブースター本体 ![]() 給電部 ![]() フジクラ同軸ケーブル ![]() S5CFB ![]() コーキング剤とガン そして作業当日、土曜日朝。明け方まで雨が降っていたが晴れ間がのぞいてきた。作業は決行できそうだ。前回、午後から初めて時間に押された経験から、今回は朝8:30過ぎから作業を始める。梯子登りは多少慣れたが、今回は屋根馬やマストなど、屋根に上げる機材が多い。紐で結わえて屋根に引き上げ、何とか作業準備完了。 ![]() 屋根に登る準備 ![]() 脚立と梯子で登る まずは、既設の地デジアンテナの方向を参考値としてマーキング。そして、続いて早速、既存アンテナの撤去。既に交換済みのBS/CSアンテナと、流用するUHFアンテナを取り外し、残ったVHFアンテナとマスト、屋根馬を撤去だ。同軸ケーブルで代用している視線をペンチでカットし、マストを外そうとする。しかし、屋根馬の固定ネジが錆びていて、モンキーレンチではびくともしない。VHFアンテナを固定している蝶ネボルトも同じく錆びてうまく回らない。時間を要しそうだったので解体は諦め、屋根馬、マスト、VHFアンテナ一体のまま倒して離してしまう。解体は後で行うことにした。 ![]() 既設の支線は3Cケーブル ![]() 既設の屋根馬とマスト ![]() 支線の固定部分 ![]() 既設アンテナを倒す ![]() 新しい屋根馬 ![]() マストを装着 ![]() 勾配計で測ると6度 ![]() パイプカッターで回す ![]() パイプをカット ![]() 屋根馬を水平に設置 ![]() 水平を確認 ![]() 支線用リングを装着 ![]() 支線を通す ![]() ターンバックル ![]() 屋根馬、マスト仮固定完了 ![]() 既設UHFアンテナの輻射器 ![]() UHFアンテナを固定 ![]() 同軸ケーブルをインシュレータで固定 ![]() ブースターも固定 ![]() 既設分配器を撤去 ![]() 新しい4分配器を固定 ![]() 衛生方向確認 ![]() スカイツリー方向確認 ![]() IPカメラでTV画面を視認 ![]() 地デジの受信感度を調整 ![]() 地デジの方向を調整 ![]() 地デジの方向を調整 ![]() 利得調整 ![]() アンテナから同軸ケーブルを延ばす ![]() ケーブルは接触しないように注意 ![]() 支線にも這わせる ![]() UHFとBS/CSアンテナ ![]() アンテナは完成 残作業の手始めは、自室に引く同軸ケーブル交換。屋根のひさしを超えるところはPF管を通して保護するようにする。そして残りの部屋用の同軸ケーブルも分配器に繋げていく。ここで、うっかりミスを発見。今回、4分配器一つあれば、3分配2段になっているのを一つに集約できると思っていたのだが、完全に単純な計算ミスだった。3分配2段は5分配が必要だった・・。情けない・・。ということで、前回新規に取り付けした3分配器も活かしつつ、4分配-3分配で結線を行う。細かい整線なども完了し、一通りの作業は終わる。 周辺のゴミを片付け、いよいよ作業終盤の山場となる、既設アンテナの撤去だ。この、未解体状態のアンテナを、どのように地上に降ろすか。まず、そのまま家の前側から、紐でしばり一気に地上に降ろすことを試みた。しかし、アンテナの反射器や導波器が四方八方に出っ張っている物体を、周囲が見えない状態で地上に降ろすのは非常に怖い。しかも、重さも結構ある。下手すると、途中で架空配線してあるNTTの光ファイバーなどの引き込み線を切ってしまう恐れすらある。家の後ろ側からどうかな・・と試みたが、こちらもモノが大きすぎて難しそう。万策尽き、途方にくれたところで登場したのが、設置時に使ったパイプカッター。これで可能な限りアンテナを切り刻もう。やってみると意外と簡単で、八木アンテナ本体は、ほぼバラバラに解体できた。マストと屋根馬はそのままだが、これなら何とか降ろせそうだ。3梱包に分解して、紐で縛り、一つずつするすると降ろしていく。無事に作業完了し、ほっとする。その他の工具類はデイパックに背負い、梯子を下りる。慣れたおかげで、前回よりもスムーズに降りることができた。時間は16時半 ![]() ケーブルの最終交換と整線 ![]() 分配器を二段 ![]() PF菅で保護 ![]() 反対側から ![]() ひさし部分もPF菅 ![]() UHFアンテナを最後に撮影 ![]() アンテナ全景を最後に撮影 ![]() 最後にブースター給電部を取り付け 部材も揃ったので、日曜日にアンテナ交換。実は、ギリギリまでアンテナチェッカーが届かなかったのだけど、日曜日の朝にポストに投函されていた。アンテナ本体も日曜日の朝到着。 この日のために新たに買ったアルミ製の二段梯子を投入して、屋根の上登る。毎度だけど、高所作業は辛い。しかも、ブロック塀の上を足場にして梯子を立てたり、屋根に上る際の足場も若干斜めのひさしだったりするので、ずるっといかないか、ドキドキする。でも、今回購入したアルミ梯子のおかげで、従来の木製のぼろぼろの梯子に比べたら安定性は格段に向上している。梯子の取説によると、屋根などに梯子を掛ける際は、上部足掛け部の2段目と3段目の間は、屋根に当たるように・・と書いてあるが、はじめそのようにして登ったが、最上部で屋根に足をかけるのが上手くできない。梯子のへりが邪魔して登り切れない。仕方ないので、梯子を少し短くして、最上部は少しでっぱる程度にして掛けなおす。それでもやはり一番怖いのは、屋根の上に上がる最後の一歩。 なんとか屋根に上り、既存の環境を確認。撤去する古いアンテナを外し、新しい4K/8K対応のアンテナを開梱する。従来のが横長楕円だったのに対し、今回は縦長楕円。5cm径がupしただけで、かなり存在感は大きくなる。 ![]() BS/CSアンテナを開梱 ![]() 同軸ケーブルを接続 ![]() 準備完了 ![]() BS/CSアンテナを取り付け ![]() アンテナチェッカーで測定 ![]() ブースターは生きているようだが、BS/CSへの給電がNGのよう ![]() ブースターの故障と判断 ここで気づいたのが、自室には、アンテナ >> ブースター >> 3分配器を経由して配線されていると思っていたのだが、実際には、アンテナ >> ブースター >> 3分配器 >> 2分配器、と、分配が一段多くなっていた。何かで間違えてしまったようなので、ここも修正。ちなみに、最近の分配器類はFコネクタでの結線が主流になっているようだ。防水キャップも新構造のものにで、ビニルテープなどは水が溜まるのでしないように、との注意書きがされている。 分配器を挿入し、1階への追加配線も完了。14時に開始して、時計は既に17時を回っていた。30度を超す真夏日ではあったが、風が結構吹いていたので涼しく、熱中症になることはなかった。 ![]() 旧BSアンテナに繋がる分配器 ![]() 1Fへの配線を繋ぎ変える ![]() 新しい3分配器で1Fと接続 日曜日に、家族の者からBS/CSが映らなくなったとクレームが。特定のTVのことかと思ったら、全部NGだった。日曜からなのかと思って、TV録画のデータを遡ってみると、土曜日の日中は大丈夫で、夜になるとダメになっていることが分かった。 土曜日は不在ではあったが、特に何か室内を工事したり、強風や雷といった外部環境の変化もないので、機器の故障が疑わしい。同じラインの地上波デジタルは大丈夫なので、同軸ケーブルの幹線の疑いは低い。 久しぶりのTV系インフラの問題なので、すっかり配線を忘れていたが、古い資料を紐解くと、混合器兼ブースターがアンテナ直下にあって、BS/CS/UHF/VHFを混合、ブーストしている。BS/CSアンテナへの電源供給もこのブースターが担っている。ブースターの主電源は1Fの居間にある。このブースターの主電源を入り切りしても復旧はしない。電源供給はブースターなので関係ないが、念のためTVからの電源供給の設定を変えてみるが、これも変化なし。故障したのはアンテナ本体のコンバータ部か、マストに取り付けてあるブースター本体。地デジのブースト機能は有効なので、普通に考えたらコンバータ部の可能性が高いように思える。 高所恐怖症だし、作業には手間がかかるし早く復旧したいので、切り分けのために屋根に上っている暇もない。これはアンテナ本体だと判断して、代替品を手配することにした。 当初、何も考えずにマスプロかDXあたりの45cmの普通のアンテナを5000円くらいで買おうかとも思っていたが、どうせアンテナを交換するのら、これから先数年、新しい4K/8Kの規格にも対応したものを・・と色気が出てきた。 調べると、マスプロ、DX、日本アンテナから対応製品が出ている。右左旋円偏波に対応したタイプだ。八木アンテナ製品がさっぱりなくなってて、潰れたか・・と思ったが、調べたら日立傘下に入ってコンスーマ向けからは撤退したようだ。八木アンテナ好きだったんだが・・。 製品的には違いがないように思えたが、DXが、通常の45cmよりも一回り大きい50cmの製品を出しているのが目に留まった。もちろん、60cmとか大型のものも各社出しているのだが、値段がガンと跳ね上がる。DXの50cmは45cm製品と大きく変わらない。市場の評価も高いようで、アンテナ本体はDXのこの、BC503Sにした。 ![]() DXアンテナのBC503S ![]() アンテナチェッカー NL30S ![]() 無線LAN返却キット VLANのDNSの件、ヤマハに確認。これも当日中には回答が来た。相変わらず仕事が早く、内容も的確だ。 以下、いずれでもいいそうだ。 例1) LAN側全て(タグVLAN含む)許可 dns host lan 例2) 指定した複数インターフェースを許可 dns host lan1 lan1/1 lan1/2 ... 例3) IPアドレス範囲で許可 dns host 192.168.100.2-192.168.200.254 まあ、やはり無難に例1か・・。 configがまとまったので、最終形をここに記載する。今回の変更点にはマーキングがしてある。 また、今回のVPN、無線LANのネットワーク構成概要を以下に記載する。 ![]() ・・クリックで詳細が見れます・・ <17-05-08>
VLAN経由無線LANの不具合解消
冷静になってWebで関連ワードを検索すると、似たような事例がchiebukuroに。DNSの設定が間違っていて、名前解決ができないようだ。自分のRTXの設定を見ると、DNSが有効になっているのがLAN1となっている。VLANはこの設定ではDNSが有効にならないようだ。取りあえず、 dns host lan1 の設定を、 dns host lan に変更。これで、全てのLANがDNSアクセス可能になる。VLAN-ID毎に個別に設定もできるようなので、後日試してみることにする。 無線APの設定の続き。 無線監視カメラの接続設定を移行するのが一番の難関。無線接続だけに、設定を間違えて接続不能に陥ると、有線接続に切り替えなければならない。 仮設定したUbiquitiの無線APを設置場所の1Fに移設し、設定変更を行う。PoE給電による起動は問題なし。既存の無線APは活かした状態で、監視カメラの設定ページに入り、接続先のSSIDやパスフレーズを変更する。 ![]() AXISのカメラ設定 ![]() FOSCAMのカメラ設定 どうにも行き詰ったので、脚立に登り軒先に吊ってあるカメラの有線LANを引き出し接続して設定を確認する。有線LANだと接続はOKで、再度無線設定の更新を試みるが、うまくつながらない。電源入切したり、何度か試しているうちに、何故だか突然接続できるようになった。原因は不明。まあ、この軒先の一台は5年経過したので、そろそろ買い替えてもいいかもしれない。 軒先の一台も含めてすべての無線カメラの接続が正常に行えたので、無線APの基本設定は問題無さそうだ。 1FのAPの壁付けも終わって、両方のAPが正常に稼働していることを確認。1Fの既存の無線APだけは不要になったので撤去。2Fの無線APは移行完了までもう少しかかりそうだ。チャンネルも見直すので、取りあえずは仮の設定。 ![]() 壁面にAPを取り付け ![]() スルー用のLANポートから監視カメラにケーブルを渡す ![]() 各APのDetails項目でステータスを見れる ![]() ConfigurationのAliasで名称を設定できる ![]() 各周波数ごとにチャンネルやチャンネルボンディング (HT、VHTなど)、出力を設定できる ![]() 2G、5GそれぞれにWLANグループを登録する ![]() WLANグループはSETTINGS >> Wireless Networksで設定 新規で作成する場合は"CREATE NEW WIRELESS NETWORK"を選ぶ 既存のグループを編集する場合は右上の WLAN Groupのプルダウンから選ぶ ![]() 2G用のWLANグループを表示 ![]() こちらは5G用のWLANグループ ![]() HOME共用のSSIDにはVLANを設定 ![]() WLANグループごとに接続ユーザーと転送スピードを一覧表示できる ![]() こちらは1FのAPのユーザー一覧 ![]() 2GHz帯域のチャンネル分析結果 ![]() 5GHz帯域のチャンネル分析結果 ![]() 固定IPに設定する場合は、Configuration >> NETWORKから行う DHCPとVLANの設定は完了しているので、後はIP Filter周りだけだ。現行のconfigを取得して、残りの変更箇所を追記していく。最後に、configの先頭に記述されている。 #clear configuration のコメント[#]を外し、 最後に記述されている #save のコメント[#]を外す。 保存したconfigファイルを以下の要領でtftpで書き換える。 tftp 192.168.1.253 put rtx1210config_170507r.txt config0/[password] 書き換え完了後、RTXのWebコンソールから再起動を行う。その際、configファイルがconfig0に指定されていることを確認する。 再起動は問題なく完了。 特にエラーもない。VLANもうまく通っているようだが、HOME用のSSIDから接続すると、Internetに出られない。ルーティングの設定が抜けているのだろうか? いよいよ無線APの取付だ。それに先立ち、NetgearのPoEスイッチを設定。ここで少々はまる。ファームを最新に上げようとしたら、TFTP転送が途中で止まってしまい、以降、先に進めなくなってしまった。スイッチ側はTFTPの転送待ちの状態になってしまったようで、管理画面や設定アプリから何をしようとしても、TFTP転送待ちの画面が表示されてしまう。その画面から再度ファームを上げようとしても、ある程度は進行するのだけど、スピードが非常に遅くて途中でタイムアウトしてしまう。 再起動したり、ファムトリーリセットしてもだめ、最後はPCを変えて、Web管理画面のファーム更新画面からアップロードしたら、ようやくうまくいった。ファーム更新後は、動作は正常に戻った。 続いて、VLANの設定。トランクポートを3つ登録する。今回のような設定例はメーカーサイトにはなかったため、今一つ自信はないのだが、3つのポートをトランクポートにして、VLANとデフォルトVLANを登録。残りの5ポートはUntaggedでデフォルトVLANのみを登録した。 そしていよいよ無線APの取付。まずは開梱。非常にシンプルな筐体で、仕上げも良好。PoEハブに繋いだら電源が入った。びっくりしたのは、本体の裏面に技適のシールが貼られていて、日本語で屋内使用専用と書かれていた事。総務省のWebを見ると、確かに載っている。ラインナップのうち、-PROモデルだけが昨年の7月に取得しているようだ。これは朗報だ。UAC-AC-PROを国内で使用しても違法にはならないということだ。 ![]() UbiquitiのAPを二つ購入 ![]() 12月にテストとある ![]() パッケージの背面 ![]() 開梱 ![]() 綺麗なオフホワイトのボディ ![]() PoEアダプタも付属 ![]() 取り出したところ ![]() 裏返す ![]() なんと、技適取得済み ![]() 配線カバーを外す ![]() 回転して裏面カバーを外す ![]() LANケーブルを接続 ![]() 動き出すと白く発光 ![]() PoEアダプタ ![]() 設定が進むと青く発光 Mac上だとすぐに認識し、設定を開始する。今まで使ってきた無線APは個別にIPを振ってWeb管理画面で設定をしていくタイプだが、今回のこのUbiquitiはUniFi Controllerというコントローラアプリ(実際には、Web頁に飛ばされるので、Webベースではあるが)で全般の設定をして、複数のAPに設定を適用していくような流れで、はじめよくわからず苦労した。 また、無線chも個別設定ができないようで、新規WLANを作り、新規SSIDを登録すると、2.4Gも5Gも両方アクティブになり、個別にON/OFFするような設定がない。取説も、スイッチやVoIPなども含めた総括的なものとなっており見にくく、詳細な記述もない。ヤマハのような設定事例の紹介ページもなく、コミュニティの掲示板でのやり取りくらいしか見つからない。 設定画面と乏しい情報のマニュアルを見ながら格闘して、ようやく設定手順を理解した。流れ的には以下になる。 ・新規WLANの作成 ⇒2G用と5G用に二つ作る ・新規SSIDの作成 ⇒2Gと5GのWLANグループの下に作成 ・各APのConfiguration画面から、2G用と5G用のWLANグループを選択する ![]() 専用アプリ経由でブラウザでアクセス ![]() とりあえずスキップ ![]() 管理者アカウントを登録 ![]() 確認画面 ![]() ログインする ![]() ダッシュボード画面 ![]() APのバージョンを確認 ![]() ファームウェアを更新中 ![]() 更新完了 ![]() SITE設定 ![]() 新規Wireless Network作成 ![]() SSIDやパスフレーズを設定 ![]() 細かい接続設定が可能 ![]() 新規ネットワークを作成 ![]() ネットワークアドレスなど設定 ![]() APをもう一台接続 また、全般のSite設定では設置場所のロケーションを設定するのだが、ここで選択した国設定によって、APの挙動は変わるようだ。 各APのConfigurationのRADIOS設定で使用する無線chを設定できる。当初、ここをAutoにしていたら、日本では使用できないW56よりも上位の周波数帯で5Gの無線が使用されていた。inSSIDerという無線可視化アプリで確認していて、5Gの電波が立たないな・・と思っていたら、ここが原因だった。ちなみに、Siteを日本にしても、この上位周波数帯に電話が出ていたようなので、国設定と実設定は必ずしも一致しているわけではないのか? 一方で、Japan設定で制約を受けたのは、WHT(Wi-Fi High Throughput)というボンディング設定。今回のAPは2Gも5Gも3本のアンテナがあるので5GならWHT80まで行けるはずなのだが20しか選べない。また、今回は使うことはない機能なのだが、Zero-Handoffというシームレスローミングの機能をONにすると、無線チャンネルを明示的に指定しなければいけないのだが、Japan設定だと、5Gの場合W52しか選択肢に出てこない。 何だか、釈然としない部分が多いのだが、Site設定はUSにして、チャンネルは手動で国内の周波数帯で設定をするようにした。ちなみに、くだんのWHTだが、日本ではこれを行うと無線のパワーを落さなければいけない規約になっているそうだが、海外ではそのような制限はなく、最大出力で電波を出せるようだ。実際に出している出力が国内の無線機器よりも強いのかは、判断が付かない。inSSIDerの表示上は既存のNTTのホームゲートウェイと出力自体は変わらないように思われる。 ![]() APをもう一台接続 製品には、壁裏に取り付ける下地用の金具までついているが、当然そんなものは使えない。本体をねじ回し、プラスチックのベースを外し、5箇所あるマウント用穴に、M3の皿ネジで直接揉んでいく。脱落の心配も無さそうので、LANケーブルをつないだ状態で、そのままAPを固定する。ちなみに、再度外す際は、ペーパークリックでベースのノッチ部を浮かせる必要がある。 ![]() 底面カバーを外す ![]() 底面カバー ![]() カバーに皿ねじ ![]() 天井にカバーを取り付け ![]() LANポート2つとメンテ用USB ![]() LANケーブルを接続 ![]() 天井に取り付け ![]() モールでカバー ![]() 通電し青く光る 5/4から5/5に掛けて、LAN配線の残り作業を行う。 今回初めて購入したヘララップを試す。バックアップ用LANに繋がるLANケーブルを、専用治具を使って、スススーっとカバーしていく。通常のスパイラルチューブに比べると遥かに楽だ。 ![]() ヘララップのスタータキット ![]() 専用治具をはめる ![]() ヘララップをはめて、スススーッと ![]() 簡単にスパイラルカバーが装着 ![]() backup用ハブへ ![]() ヘララップを俯瞰1 ![]() ヘララップを俯瞰2 ![]() 右サイドへの配線 ![]() ケーブルを通していき・・ ![]() サイドにもヘラダクト ![]() PoEハブのACアダプタはでかい ![]() 通常の8pハブと比較 ![]() ケースは色違いだが同じ ![]() 背面も同様 ![]() PoEでDC流すところは少し太めのLANケーブルで ![]() 壁貫通のダクトにケーブルを通す ![]() バックアップサーバに接続 ![]() その下にはMac Proがある ![]() 壁貫通ダクト部 ![]() 綺麗にまとまったメインハブ周辺 ![]() 左サイドへの渡し ![]() ハブとルータ ![]() タグも全て装着 ![]() ヘラダクトでの配線 ![]() 木棚板底面のヘラダクト ![]() マネジメントパネルを近接 ![]() カバーを装着 ![]() カバーを左から ![]() カバーを下から ![]() これで一通り完成 ![]() サブPC、Hyper-Vも配線 LAN改修2日目。主に、左側(メインPCやファイルサーバ)の配線を中心に行う。というのも、ここをクリアしないと、TV録画ファイルの視聴もできないからだ。 今回の目玉である、ブラックボックスのパネルを介しての、ハブへの結線を部分的に行う。いい感じに綺麗に収まる。ケーブルも、極細やわらかケーブルなので配線しやすい。ハブやサブPCの電源ケーブルも、ヘラダクトに通し、配線がむき出しにならないように注意する。 ![]() 今回10G用に用意した細身のCAT6Aケーブル GW休みの初日、予定していたLAN配線の改修を始める。以下は事前に検討した配線計画。 ![]() ・・クリックで詳細が見れます・・ ![]() ・・クリックで詳細が見れます・・ まずは、LANスイッチが鎮座する木の棚板を取り外し、配線用ダクトを取り付ける。既設の配線モールの接着テープが協力で、棚板の表面が一部剥がれてしまうというアクシデントがあったが、補修用テープでリカバーする。 ![]() 混乱状態のハブ周辺 ![]() ハブ、ルータを撤去 ![]() ヘララップを準備 ![]() 中にLANケーブルを配線する ![]() 棚板に木ねじで取り付ける ![]() 縦横に取り付け ![]() 一部に既存モール撤去時の剥がれが ![]() 木目テープで補修 続いてブラックボックスのケーブルマネジメントパネルを、自作のEIA金具で棚板に固定。自作の金具の寸法もバッチリで、非常に綺麗に取り付けることができた。 ![]() 自作したEIA金具 ![]() タカチの黒いラックビス ![]() ブラックボックスのマネジメントパネル ![]() EIA金具を取り付け ![]() 表側から ![]() 棚板に固定 ![]() 棚板へのダクトやパネルのマウント完了 サーバが動作するようになったので、棚板を元に戻す。 ![]() ダクトの付いた棚板を取り付け ![]() 綺麗な仕上がり ![]() 正面から ![]() サーバの敗戦は仮の状態 ![]() 棚板の奥にはハブの排熱用ファン ![]() 配管ダクトを下側から ![]() ハブを設置 一部のケーブルを通したところで、この日は大分作業して疲れたので、翌日に持ち越し。 Ubiquitiの無線APは発送され、あとは到着を待つばかり。配送業者のi-parcelは遅くて評判悪いが、4/25にはアメリカからエア便で発送されたようだ。後は国内配送業者のSAGAWAグローバルに期待だ。 それはさておき、GW中の配線、LAN変更に伴い、RTX1210の設定変更が必要となる。configの書き換えが必要となるため、事前に準備を進める。 まず、configのget/putの手順を確認する。事前準備として、tftp環境を用意する必要がある。Windows OSの場合、機能の追加でTFTPクライアントを簡単に追加導入することが可能だ。 ![]() TFTPクライアントの導入 tftp host any と入力し、実行する。これでTFTPでの接続が許可される。 ![]() TFTPアクセスを許可 tftp 192.168.1.253 get config/[password] d:config.txt のように入力して実行する。[password]には管理用パスワードを入力する。 ![]() configの取得 configとconfig*の書式だが、後者はコメントアウト行を削除して、圧縮した内容になっている。前者はコメントアウト行に説明文が織り込まれているので、初心者にはわかりやすい。 まずは、現在の設定をgetコマンドで取得する。 取得したconfigを分析して、今回追加・修正する箇所を検討する。 変更箇所としては、 ・VLANの設定 ・IP FILTERを追加 ・IP FILTERを登録、修正 ・DHCP SERVERを設定 いきなり全部書き換えでは怖いので、当たり障りのない箇所から修正を試みる。 まずは、VLANの設定とDHCP SERVERの設定を行う。 ![]() VLANの設定 ![]() DHCPサーバの設定 実行後のconfigをgetして、追加コマンドが適用されていることを確認。 以上で、コマンド実行のテストは完了。 前日朝までYAMAHAのWLX202を買う気満々で、週末にでも発注!と意気込んでいた。その先兵として、4/19の朝にはNetgearのPoEハブをNTTXに発注していた。稀に、Netgearのハブは品切れを起こすことがあるからだ。 で、出勤途中に2chのヤマハの無線ルーターのスレを読んでたら、エンタープライズ向けの無線APの話に逸れていて、CISCO、アライド、Ubiquiti、Aruba、Ruckus等が紹介されていた。CISCOも改めていいかな・・等と再考したりしたのだが、その中でも、UbiquitiのUAP-AC-LITEというのが、一万円以下と激安で人気であることを知り、驚いた。 少し調べると、Ubiquitiはシリコンバレーのベンチャーで、起業して10年ちょっと。エンタープライズ向けWiFi製品では、米国ではかなり知名度があるようだ。実際、amazon.comではランキング上位に並んでいる。CISCOのエンタープライズ向けWiFi製品を駆逐して、Cisco Startって中小企業向けの低価格ラインをラインナップせざるを得なくなったのも、このUbiquitiの台頭が大きく影響しているとのこと。 ![]() Ubiquiti UACP-AC-PRO 一番安いUAP-AC-LITEは$82。こいつはWLX202と同様、2X2 MIMOだが、二つ上位に3X3 MIMOのPROという機種があって、これでも$129。LITEでも必要十分だが、給電が専用のパッシブPoEインジェクター(同梱される)のみで、802.3afとかは対応していない。折角NetgearのPoEハブを買ったのに、無駄になってしまう。 少し考え、1.5倍程度の値段差なら、3X3 MIMOで802.3afにも対応、おまけにセカンダリのブリッジLANポートもついているPROの方が良いような気が猛烈にしてきた。も、もちろんこの製品、並行輸入なので技適は通ってないので、国内の電波基準に準拠したチャンネル、出力設定で使う予定だ・・。 まる一日考え、マニュアルなども読み漁り、翌日の朝にはamazon.comで2台ポチリ・・としてしまっていた・・。送料、手数料込みで35,000円弱。WLX202一台分の値段か。5/4-11到着予定となっているが、何とかGW前に届かないもんだろうか・・。 ネイティブVLANの意味が今一つはっきり分からないでいたのだけど、chiebukuroの回答に、結構的確なものが載っていた。侮れないな、chiebukuro。 それによると、ネイティブVLANとはポート単位で決まり、ポートでタグが付かないものを指すとのこと。そして、同義のように使われる管理用VLANとは、管理用VLAを流すVLANのこと。実際には管理用VLAをネイティブVLANに流すことが多いので、同義のように使われるようだ。 配線変更に伴い、無線アクセスポイントも一新しようかと検討。今は、ホームゲートウェイも入れると3台のアクセスポイントと1台の中継器があり、それぞれ別のSSIDで動作していて、混乱気味。セキュリティも確保するため、VLANも使える業務用機の導入を考えることにする。 当初検討していたのは、仕事でもよく使う、Buffaloの業務用の11AC対応機。しかし、kakaku.comやamazonでの評判はすこぶる悪い。評判の良いものを探すと、昨年リリースされたYAMAHAが好評だ。2x2MIMOのWLX202と、その後リリースされた3x3MIMOのWLX402がある。 WLX402は値段が10万近くするのと、ガタイがデカイのもマイナス。kakaku.comの評とか見ても、ファームが固まってないのかすこぶる評判が悪い。今のiPhoneは2xMIMOだろうし、現実的には202で十分だろう。 ちなみに他にも意外なところでCiscoのWAP150が約25,000円とお手頃。しかし少し敷居が高そうで躊躇してしまう。 ![]() YAMAHA WLX202 ![]() YAMAHA WLX402 ![]() CISCO WAP150 タグVLANとIPフィルターで実現しているのだが、自分の望む構成と若干違うのは、有線LAN、専用無線LAN、ゲスト用無線LANの3つにネットワークが分かれてる点。自分としては、有線LANと専用無線LANは同じセグメントで良い。 どう変更すれば良いのか、設定サンプルを色々見ていたら、一点分からない事が出てきた。無線LANは二つLANに分けるのでタグVLANを二つ登録するものだと思うのだが、サンプルを見てもVLANは一つしか登録してないのだ。 VLANをきちんと勉強した事がないのて改めて調べると、タグVLANにはUntaggedなネイティヴVLAN(管理用VLANとして使われる事が多い)と言うものがある事が分かった。 考えられる構成案を3つ書き出し、ヤマハの問い合わせフォームで質問してみる。前回も PN接続の不明点をメールしたら丁寧に回答してくれて非常に好印象だったが、今回もその日のうちに、レスがあった。素晴らしい。3つの構成案のうち2つは実現可能とのこと。一番望ましい案1は専用無線LANはタグなしで、ゲスト用はタグ付きVLANで設定すれば良いようだ。言及はなかったが、このタグなしは、ネイティヴVLANのことだろう。 ![]() ・・クリックで詳細が見れます・・ ![]() ・・クリックで詳細が見れます・・ ![]() ・・クリックで詳細が見れます・・ 一点気になる点は、RTXとWLXの間にNetgearのハブを挟むところ。このネイティヴVLANと言うのはベンダー間で設定が微妙に違うようなのだ。 CiscoやアライドはVLAN1がネイティヴVLANのようだが、NetgearはVLAN0との記載がユーザー調査の一覧に書かれていた。 まあ、いずれにしてもここらへんは実機で弄ってみないと分からないだろう。 ついでに暇をみてRTXのconfigを、サンプルを元に記述してみる。ここまでくると、そろそろ機材手配か・・と心が揺らいでくる。どうしようか。 RSオンラインの発注分は、4/14には届いていた。海外取り寄せもあったが案内通り4営業日内で、非常に迅速に届いたことに驚かされた。 また、必要なLANケーブルの選定を行い、入手に時間に要しそうなものから発注を始める。 前回、興和とPANDUITのダクトを買おうと思っている、と書いたが、その後も延々と検討を続けた結果、RS OnlineというFA向けのオンラインサイトで、同社の純正ダクトと、ヘラマンタイトンのヘラダクトを買うことに落ち着いた。前者は角形で、後者は円形となっている。ヘラダクトは、yahooショッピングなどのサイトの方が安いのがあるのだが、10本セットとなっている。RSだと一本単位で買える。口径を変えて30mm、40mmが欲しくて、合わせて場所によって角形と円形を使い分けたい(というか、興味本位で両方とも試したいというのが強かった)、というのがあり、RSでのまとめ発注と相成った。ついでに、昔から気になっていたヘラマンタイトンのスパイラルチューブ、ヘララップも頼んだ。これは工具を使って一気にラッピングできる商品だ。 ![]() RS PRO ケーブルケーシング ![]() HellermannTyton ヘラダクト ![]() HellermannTyton ヘララップ ケーブルパネルと金具の手配は済んだので、次は配管ダクトの検討。配管ダクトは、手軽なものだと興和化成という会社のものがバリエーションも豊富で、安い。2mのダクトが1000円台で購入できる。側孔のサイズも各種ある。星和電機のカッチングアクトシリーズというのも良さそうだが、梱包数が10本と、購入の敷居は高そう。 続いて、前回も書いたPANDUIT製品。これも種類はたくさんある。しかし、高い。興和の3倍くらいする。しかもカバーとダクトが別売だったりもする。おまけに入手性が悪い。通販サイトで見ると、ASKUL、ミスミなどがあるが、個人向けではない。個人向けで手軽なのはモノタロウくらいか。 PANDUITの配管ダクトの中では、ヒンジタイプのものが気に入った。カバーを外しても脱落がないのだ。 ![]() 興和化成 KDシリーズ ![]() 星和電機 カッチングダクト ![]() PANDUIT Panduct ヒンジタイプ ここしばらく、LANケーブルの整線について考えていた。こことか、ここの、素晴らしいLAN整線の匠の技に感動し、ここまではいかなくても、少しハブ周りのLANケーブルを綺麗に整えたい、と考えていたのだ。 ケーブル整線には、ケーブルマネジメント系の金具や備品があると良い。PANDUIT等が色々と品揃えが良く、電子カタログを物色。ケーブルマネジメントパネルや、配管ダクト等、見ていて飽きない。 気になった製品としては、ヒンジダクト型のWMPシリーズや、水平管理型のCMPシリーズなど。さらに色々探すと、昔懐かしいBlackBoxの製品もなかなか良いという話が。ラックマウントケーブルレースウェイというシリーズが自分的には一番のお気に入り。BlackBoxは基本、法人向けのビジネスをやっているのだが、個人でアカウントを作り、4月に入ってすぐに注文。 ![]() PANDUIT WMPシリーズ ![]() PANDUIT CMPシリーズ ![]() BlackBoxケーブルレースウェイシリーズ しかし、自宅にはEIAラックがある訳でもないので、ラックマウントするには何らかの金具が必要となる。木製の棚板に付けるための丁度良い金具がある訳もなく、これは自作することに。もちろん、設計だけして、製作はいつもの日本プレート精工に依頼。左右合われて4,400円に税+送料。まあ、手間も考慮すれば、こんなもんだろう。これも注文。 ![]() ・・クリックで詳細が見れます・・ いずれも、1〜2週間程度の納期のようなので、気長に待つことにする。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回もfoscamだが、同じ機種だと面白みがないので、画素数のupした新しい機種を物色。FI9803Pは安くて1Mで最有力だったが、amazon.comでの評価が著しく低い。レンズが悪いのか? FI9900Pは2Mだがちょい高い。FI9800Pは1Mで1万円前後。一番無難そうなのだが、webcamXPでのサポートがない。1.3MのFI9805Wはサポートされているが、機種が古い。調べると、ぴったりの画素数ではないが、FI9800も、FI9805と同じプリセットで動作はするようなので、結局FI9800Pに決める。 仕事も少し落ち着いた、正月の二日に交換作業。悩ましいのは、どう設置するかだ。形状的にはどのようにでも開店するようになっていて、メーカー宣材写真のように壁面につけることはもちろん、天吊りでも問題ない。これまでのカメラは屋根の裏側に天吊りしていたので、同じ場所に取り付けるのが配線など考えると楽。ただ、今回の機種は取付マウントの台座本体と一緒になっていて、屋根の裏側に取り付けるには、かなり手を延ばさなければならず、怖い。悩むこと1時間。結局、従前の場所とは異なる、二階窓の下の壁面に取り付けることにした。 そうなったところで問題は、ゴツゴツした壁面にビスを打ち込めるか・・。しかし、これは案ずるより生むがやすし。あっさり取り付けられた。 続いて、設置場所が大きく変わったため、配線のし直し。従前のケーブルを外すと、な、なんとLANケーブルが断線しかかっている。一昨年のネズミによるサイバー攻撃の被害が、こんなところにもあったとは・・。もしかすると、カメラの画が出なかったのも、ケーブルのせいかも・・。しかし、今更劣化した古いカメラを再利用する気もないので、このまま突き進む。 屋外への配線は、従来の天井付近のダクトではなく、エアコンのドレン用のダクトを利用する。配線が終わり、画出し。しかし、画が出ない。pingも帰らない。何故??と、配線も終わったカメラを再び外し、動作確認。色々調べたら、悪かったのはACアダプタ。従前機種用のACアダプタを流用していたのだが、な、なんと出力電圧が従来機種と変わっていた。FOSCAMの付属ACアダプタは1-2年で必ず壊れるので使いたくないのだが、今回は仕方なく使用。いずれ秋月で別のものを購入して交換予定。ACアダプタの交換で画は出るようになった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() FOSCAMの標準ツールでIPアドレスを変更し、ブラウザ経由で画が出ると、その綺麗さにびっくり。IRカットフィルターが搭載になったので、日中の色合いの良さは、前機種と比較にならない。画素数もVGAからHDに、4倍くらいに上がっている。夜になり、赤外線投光の確認。LED数は前機種より減っているので大丈夫か心配だったが、全く問題なし。夜間もバッチリ明るく映っている。 ![]() ![]() ![]() ![]() 最後に、録画ソフトの設定。冒頭に書いたように、録画に使っているwebcamXPはFI9800Pはサポートしていない。動くとの情報のFI9805で設定。確かに、画は出る。しかし、サポート画素数が違うので、クロップか、ボックスになってしまう。しかもたちが悪いのが、クロップの原点が左上端になること。マスクが出ないように800x600にすると、右側が大きくケラれてしまう。結局、画面下部にマスクが出るのは覚悟の上で、1024x768の設定で録画することにする。このあたり、プリセットのカスタマイズができないかと、webcamXPの設定やら、インストールファイルを探ったが、無理そうだった。後継のNetCamStudioだと、HD解像度のFOSCAMのカメラがサポートされているようなので、落ち着いたらソフトの変更も視野に入れるか、どうするか・・・。 |