常時接続環境の日々・2016
![]() ![]() pp select anonymous ip pp remote address pool 192.168.1.140-192.168.1.149 VPN接続が可能なことを確認。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() lan link-aggregation static 1 lan1:1 lan1:5 これで、ポート1と5が束ねられる。 ちなみに、削除する場合は、 no lan link-aggregation static 1 でいいみたい。 この後、10GbEハブの方も設定。RTX1210はスタティックLAGのみ対応のようなので、Staticに設定する。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 変更前のメインPCの構成 ![]() 変更後のメインPCの構成 ・SATA Mode ConfigurationをM2 >> SATA Expressにする ・Primary Display設定をAuto >> IGFXにする ・PCIe16 #3Bandwidth設定をAuto >> x4 Modeにする といったところ。 特にリソースの競合や、不明なデバイスはなく、セットアップは完了する。 ![]() ![]() ![]() ・Boot/Secure Boot設定をWindows UEFI mode >> Other OSに変更 ![]() ![]() ![]() ![]() こうなると、選択肢は限られてくる。 ・光学ドライブを減らす ・RAIDコントローラをx2で運用する ・別のSATAカードを購入する 等か・・。 結局至った結論は、全てを妥協せずに成立する方法。 ・M2 SSDをSATA接続のSSDに切り替え、データ用HDDx1台をRAIDコントローラに繋ぐ という方法。M2から通常のSATAポートでスピードがMAX転送スピードは落ちるような気もするが、世間の評価では、ほとんど変わらないという。こうすれば、光学ドライブもx3台繋げることができる。結構、苦肉の策だ。 選んだ交換用のSSDは、CrucialのMX200。M2タイプと同じモデルだ。これなら、パフォーマンスの変化も軽微だろう。余るM2のMX200は、サブPCに回す予定。 LANを新たに引き直したら、USBデバイスサーバを使いたいな・・と思い、LANケーブルを一本追加することにする。カシオとブラザーのUSBプリンタをこれに繋げる。ちなみに、デバイスサーバはIODATAのETG-DS/USという古いモデルで、Win8用のドライバをインストールしたが、ドライバの署名の関係でうまく完了できない。アプリはインストールされたように見えるが、プリンタに接続しにいこうとすると失敗する。仕方ないので、開発元のSilexで、別機種の最新ドライバをダウンロードする。GbE・無線対応の、SX-DS-3000WANという機種の、Win10まで対応したドライバをダウンロード。モデルチェックとかあるかな・・とか思ったが何もなく、インストール完了。プリンタの接続も問題なく完了できた。ラッキーだった。 ![]() 続いて、環境構築。新規インストールした、Win10 1607ベースのメインPCの動作を確認する。HWiNFOをバスの使用状況を見ると、案の定・・といったところだが、MegaRAIDのカードがx2で動作している。取説を見ると、x4動作にはBIOS設定が必要・・とあるので、BIOSで3番目のPCIex16ポートを、AUTOからx4に変更する。 ![]() が、しかし。この設定を行うと、SATA5/6に繋いだ光学ドライブが見えなくなった。マニュアルに、PCIex16の3番スロットとSATA5/6は排他、とあったのはこのことか・・。排他まではいかないが、共有しているので、帯域に制限があるようだ。MegaRAIDはPCIe GEN2になるので、x2では10Gbpsくらいが上限になる。以前RAID HDDのベンチマークを取ったら、500MB/s以下だったので、問題ないような気もするが、やはり気になる。悩んだ末、HBAカードを一枚追加して、SATA5/6に繋がる光学ドライブを移すことにする。選んだカードは、以前使っていて今は死蔵状態の、AreaのTWIN TURBO HYBRIDというx1のカード。x1なら大丈夫だろう・・と高をくくっていたら、ここで躓く。BIOS起動時に、このカードの表示で暫く固まる。2台繋いだドライブが一台しか表示されない。この場合、Windowsの起動に妙に時間がかかり、イベントログを見ると、SATAポート絡みの警告が出ている。うまく2台とも認識する場合もあって、その場合はブートプロセスもサクサク進む。RIPもできた。何の拍子におかしくなるのか、今一つ分からない。一旦作業は中断して、あらためて対策を模索することとする。 LAN配線の方は一通り完了で、整線作業も行い、綺麗になる。ハブのファーム更新や、接続ポートの調整がまだだが、これはおいおい仕上げていくことにする。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() また、従来のモール配線だとケーブル追加や変更が大変なので、ネジ止め式のケーブルクランパーを用意して、インシュロックで固定することとした。 予想通り、ケーブル配線には難航するが、何とか最低限必要な配線は完了する。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Dual Image Configuration 画面の「Current-active」を確認する。 ![]() File Type: Archive Image Name:項目 2 の「Current-active」が Image1 の場合は「Image2」 Image2 の場合は「Image1」を選択する Select File: ファームウェアファイルを選択する ダウンロードが完了後、「File transfer operation completed successfully.」が表示されることを確認する。 ![]() ![]() ![]() ![]() Device Reboot 画面から「Check this box ...」にチェックを入れ APPLY をクリックし、再起動をおこなう。 ![]() 10GeBハブの、S3300-28Xを設置。元々あったNetgearの24ポートハブ・GS724Tを撤去する。同じ大きさかと思っていたら、元のハブは奥行き204mm、新しいハブの方が257mmで奥行きが大分長い。 まずは、DACケーブルを配線する。初めて使うケーブルで、eBayで3mと5mの物を輸入した。3mの物は一応のパッケージ箱入り。 ケーブルは同軸ケーブルでいうとことの4Cくらいか。ケーブル自体は結構固めで、屈曲率は低めで、配線はし辛い。 残りは既存のGbEのケーブルを仮配線。通信を行うために、チーミングの設定を行う。設定方法は従来のNetgear製品と同じ。専用のツールでS3300を見つけて、IPアドレスを変更する(NIC-2ポートのPCだと正常に認識しないので、片ポートを無効にする)。そして、LAG Membershipを作成し、使用するポートを選択する。最後に、LAG Configurationで作成したMembershipのLAGタイプをStatic→LACPに変更する。Hyper-VサーバとMacがチーミングで通信できることを確認。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 不良なのか切り分けるため、もう一枚のパチモンぽいX520と換装する。こちらは、問題なく起動。し、しかし、OSからNICが見えない。壊れているのか・・と思いつつも、二枚も不良とは考え辛いな・・と、切り分けのため、HBAを外し、空いたPCIex16スロット1番目にX520を挿してみる。すると、NIC上でX520が認識された!スロットの競合なのか?理由は分からないが、NICとHBAの位置を入れ替えたら両方共認識するようになったので、これで良しとする。 続いて、メインPC。こちらは、DELL取り外し品の方を充当。元々INTEL 1000PT DUALが挿さっていた、PCIex16の3番目のスロットに装着。起動はするが、またまた認識しない。再び切り分けのため、グラボとRAIDカードを外し、X520をPCIex16の1番スロットに装着。すると、あっさり認識。やはり、このPCでもコンフリクトが起きていたのか・・。まあ、いずれにしてもNICの不良ではなくて良かった。 あとは、他のカードとの位置の調整。何故か、一番最初に認識しなかった、1-グラボ、2-RAID、3-NICの組み合わせで認識するようになったので、これで一旦まとめることにする(初めの起動時は、挿しが甘かったのか?)。蓋をしめ、ケーブルの配線準備を始めたところで、問題発覚。SFP+のコネクタが入らない。一番下のスロットだと、ケースの凹みと干渉するのだ。仕方なく、NICを2番目のスロットに移動。RAIDが一番下のスロットになり、後付け増設した空冷ファンがケースギリギリの位置にはまり込む(干渉するので、プラ製のケーブルガードを外した)。この構成で、起動・認識もすることが確認できたので、まとめることする。 ![]() ![]() ![]() ![]() 夜になり、ハブのファンを交換する。 交換作業自体は超簡単。収まりも全く問題ない。電源を入れると静かに回転。4000rpmだが、耳を近づけなければ分からない静音。ちなみに、回転コントロールはなく、定回転しているようだ。エアフロー的に、少し心配も残るが、ハブの外側からDCファンで強制空冷も掛けるので、これで行くことにする。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そこで、分解。左右4か所、背面1か所、そして、フロントパネルとの結合部2か所の7本のビスを外す。トップカバーを開けると、ファンが確認できた。NIDEC(日本電産)の、W40S12BS4A5-57と言う、40x40x28mm、DC12Vのファンだった。最大回転数は18000rpmで、55dBの騒音。これは煩い。以前、会社にあるNetgearのPoEハブを分解した時は、DELTAのEFB0412VHDと言うファンが二基搭載されていたのを確認している。こいつは9000rpm、32.5dBなので、それよりも煩いことになる。まあ、2→1基に減ってはいるわけだが。NIDECなのも、少しポイント高いかな。 それはそうと、この爆音ファンの交換候補。40mmファンで調べると、AINEX、XFAN、オウルテックのSANYO製あたりが上がってくる。どれも5000rpm以下。NIDECの物はPWM制御もありの4PIN仕様だったが、PCアフターマーケットで選択できるのは3PINの物のみ。しかし、一応ピンアサインも調べたが、互換性はあるようなので、3PINの物から選択することにする。SANYO製のSF4-S5と迷ったが、価格と静音製でAINEXのCFZ-4010SAを最終チョイスする。 そして、その他、配線用のLANケーブルを選定する。事前に検討していた配線図を元に、不足しているケーブルの長さ、種類、数を確認。上述のファンと共に、yodobashi.comで注文する。 半年以上前に購入して、お蔵入りになっていたYAMAHAルータ、RTX1210。一念発起して、開梱して設定を始める。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず、起動してWeb管理画面にアクセスする。初期アドレスは192.168.100.1。IPアドレスを自宅のネットワークアドレスに合わせて再起動。 ![]() ・Webブラウザで初期アドレスにアクセス ![]() ・かんたん設定⇒基本設定を選択 ![]() ・基本設定⇒LANアドレス⇒設定を押す ![]() ・変更するIPアドレスを入力し、次へを押す ■ ファームウェアの更新 続いて、ファームウェアの更新から実施する。ファームウェアの更新は、USBメモリにコピーしたものをWeb管理画面から読み込ませて適用する。 ![]() ・管理⇒保守を開き、参照ボタンを押す ![]() ・FWのバイナリファイルを選択する ![]() ・実行を押す ![]() ・ファームウェアの更新が始まる ![]() ・ファームウェアの更新が終わると再起動する ![]() ・ファームウェアが更新されている ■ プロバイダー接続 PPPoEによるプロバイダ接続を行う。かんたん設定があり、ウイザードに従っていけば悩むことはない。 ![]() ・かんたん設定⇒プロバイダー接続⇒新規をクリック ![]() ・LAN2を選択、次へ ![]() ・フィルターですべてのアプリケーションを許可するを選び、次へ ![]() ・接続種別の選択で、PPPoE接続を選び、次へ ![]() ・設定名、ユーザーID、パスワード、PPインターフェース=自動を入力し、次へ ![]() ・DNSは自動取得を選び、次へ ![]() ・設定の確定をクリック ![]() ・接続状態で、接続するを押す ![]() ・接続が開始する ![]() ・プロバイダー接続状態を確認 ■ IPマスカレード設定Mr 続いて、IPマスカレード(NAPT)の設定を行う。 ![]() ・詳細設定⇒NATを選択 ![]() ・NATディスクリプター番号1000の設定ボタンを押す ![]() ・IPマスカレード/IPCP/自動/破棄するを確認 ![]() ・静的IPマスカレードの設定を開く ・識別番号=1/内側アドレス=192.168.1.30/プロトコル=TCP/ポート番号*** ![]() ・確認ボタンを押して、静的フィルターの設定更新を行う ![]() ・設定の確定をクリックする ヤマハ提供のダイナミックDNSサービスを利用する。 ![]() ・かんたん設定⇒ネットボランチDNSを選択 ![]() ・ホストアドレスサービスで設定ボタンを押す ![]() ・インターフェースで接続しているPPPoEサービスを選び、任意のホスト名を入力して、次へ ![]() ・利用規約で、同意するを押す ![]() ・設定を確認 リモート接続のためのVPN設定。 ![]() ![]() ・かんたん設定⇒VPN⇒リモートアクセスを選択 ![]() ・新規をクリック ![]() ・L2TP/IPSecにチェック ・接続種別を設定(認証鍵(=事前共有鍵)/認証アルゴリズム/暗号アルゴリズム) ・ユーザー認証方式を設定 ![]() ・ユーザー名/パスワードを設定 ![]() ・設定の確定ボタンを押す ![]() 管理サイトを開く ![]() onmicrosoft.comのアカウントでログイン ![]() office 365 Businessポータルページ ![]() 管理ページを表示 ![]() サブスクリプションページ ![]() インストールステータス ![]() インストールの管理 ![]() PCのOneDriveフォルダ ![]() OneDriveのコンテクストメニュー ![]() OneDriveのアカウントタブ ![]() 記憶域管理ページ ![]() 記憶域管理ページ ![]() clashPlan設定ページ ![]() clashPlanバックアップフォルダ ![]() clashPlanバックアップ履歴 Office 365 for Businessを導入してから1年半ほど経過するのだが、その特長の一つ、OneDrive Businessを全く使ってない。ふとしたことで、最近、OneDriveのアプリが次世代型となり、使えるようになったことを知り、あらためて運用を検討する。 用途は仕事で使っているMacBook(BootCamp運用)のWindowsファイルのバックアップ。以前よりWindowsの標準機能(バックアップと復元)を用いて、週一程度のフルバックを行うように心がけているのだが、忘れることも多く、今一つリスクマネジメントとして機能していない。仕事ファイルの中身は、Office系の一般ファイルと、メーラ・Becky!のアーカイブだ。 まずは新しいOneDriveアプリを試す。MacBook(BootCamp起動のWindows 10)には既に新しいクライアントがOffice 365の一環としてインストールされており、特に追加の必要はなかった。タスクトレイに常駐しているOneDriveの設定を開き、認証とフォルダーの選択を行うと使えるようになる。旧クライアントアプリでは対象フォルダの選択ができず、アップロードできるのも20000ファイルまで、1ファイル最大2GBという制限があった。新クライアントアプリはフォルダ選択が可能で、ファイル数は無制限、ファイルサイズも@10GBまで拡張されている。Office 365契約によるOneDriveの容量制限は1TBだが、仕事で使っているマシンの対象ファイルは100GB程度で、ファイル数は無制限になったので運用上特に問題になることは無さそうだ。 同期フォルダは当初、個人プロファイルの直下をそのまま指定しようかと思ったが、フォルダ構成がごちゃごちゃになると今後何かと面倒そうなので、デフォルト設定どおり、個人プロファイル下のOneDriveフォルダに集約することにした。Documents、Pictures、Videosのフォルダを作成。メーラのBecky!のフォルダもここに移動する。ちなみに、バックアップ対象を複数のドライブに点在させることはできないようだ。単一フォルダ下で指定する必要がある。 しかし、早速問題発生。OneDriveではファイル名の制限は結構厳しく、/あたりはもちろん、#,%,”なんかも使えない。Becky!ではこの手の文字がファイル名やフォルダ名にかなり使われており、リネームは困難。早々に、メールバックアップの利用は諦めざるを得ない状況に追い込まれた。 一方、通常のドキュメント系。これは、いくつかファイル名やパスの長さの規定に引っかかったものがあったが数えるほどで大きな問題は無し。約60GBのファイルが、それほど時間かからず、おそらく数時間で(あまり意識していなかった)アップロード完了していた。 ちなみにBecky!のファイルバックアップはというと、諦めるのは癪なので良いバックアップソフトがないかあらためて物色。灯台元暗しで、有料クラウドバックアップで使っているCrashPlanの無償版が、ローカルHDDへのバックアップが可能で、今回のニーズにあっていそうなので試してみる。バックアップ先を会社のUSB HDDに設定したら、30GBオーバーあるフォルダが数時間(一度にアップできなかったので推定だが、4-5時間か?)程度でバックアップ完了していた。 OneDriveへのビジネスドキュメントのバックアップが一通り完了したので、折角なのでこれを同期する端末を作ろうと、自宅のMacにWindows 10のFusion仮想環境を構築。こちらにもOffice 365をインストールする。OneDrive for Businessで同期しようとすると、何故かファイル容量が大きすぎると警告が出て失敗する。色々調べると、同期クライアントが古いようで、BusinessでないOneDriveのクライアントアプリの設定から、仕事用のアカウントを追加、で同期設定したらうまくいけるようになった。同期そのものは2時間もかからず完了した模様。60GBオーバーのファイル(66000ファイル)があったので、100Mbps近いスピードが出ていたのではないかと思う。 これで仕事用ファイルのバックアップが自動で行われ、会社にMacBookを置いて帰っても自宅で何時でもファイルを参照できる状態になった。これで不測のデータ消失の事態にも対応できるようになった。 ![]() ![]() ![]() 選んだのは、サーバ用の保守用パーツとして仕入れて不要になったというX520。出品写真で見る限りの貼付シールは、純正品と同一に見える。ロープロOnlyというのも信用性が高まる。米国からの出品なのも安心できる。値段も1万円以下と安かったので、Buy Nowで購入。また、実際に取り付けるPCがスタンダードプロファイルのため、追加でロープロブラケットのみ、別の出品者から落札。これは偽物でも構わない。 10日ほどしてブツが到着。梱包は粗末で、開封済みの静電防止袋に入っているだけ。PCIスロットの差込口には傷が無いので、確かに未使用ではあるようだ。SFPのトランシーバ部のところに指紋みたいのが付いてたのと、基板裏に埃が付着しているのが残念だが、価格相応なのだろう。以前購入したパチモノぽいX520と比べると、基板のパターンが微妙に異なる。実装部品も背面で一つ、明らかに違う部分がある。シルク印刷の位置も異なっている。YottaMarkはないが、QRコードシールが背面に貼られている。これはOEM用の本物であることは、まず間違いないだろう。そうなるとますます怪しくなるのはパチモノぽいX520。中国あたりで違法で製造されているのだろうか。まあ、本物とほぼ同じ部品構成のようなので、動けば問題無さそうではあるが、気分的にはちょっと嫌なところではある。 先行して発注していたX540-T2含め、2枚のNICが手元に揃い、あらためてまじまじと観察。すると、いくつか気になる点が浮上する。 まず、2枚ともYottaMarkと呼ばれるホログラムシールが貼られていない。Intel純正リテール品はこれが貼ってある(茶箱のCT等は貼られてないようなので、これがないからと言って必ずしも偽造品である訳ではない)。また、カードの入ったプラケースに、Intelロゴのエンボス加工がない。さらに、DA2の方は、背面に製造月と製造国を示したシールもない。ただし、両機種ともシリアルシールはあり、MACアドレスはIntelを示している。生産国はともにマレーシア。気になるのは、逆に製造月シールの貼ってある、T2の方。製造月シールは15年6月となっているのだが、シリアルシールから製造月を読み取ると、14年16週となる。これは1年ほどずれがある。過去に購入したIntel NICで調べてみたが、製造月シールとシリアルの製造週の時期は一致しているようで、通常はこれほどずれる事はなさそうだ。 基板上のシルク印刷や部品からは怪しい部分は感じられないのだが、パッケージや貼付シールは怪しい。そもそも、格安の10G NICをこれほどまでに潤沢に供給できるのはおかしい。eBayでもかなり出回っているようだが、出元は中国と考えられる。Webで同様のパチモン事例はないかと情報収集するものの、I350世代での情報はあるのだが、X520/540系はほとんど偽造品に関する情報がない(海外のフォーラムで2-3件あるのみ)。正規品の実装部品の写真などがあれば比較もできるのだが、それらも少なく、判定が難しい。はたして、これらの格安10G NICは偽造品なのだろうか? ![]() ![]() ![]() ![]() ということで、急にX520-DA2購入モードに突入してしまい、数時間後にはポチってしまっていた・・。いやあ、早くも10G関連製品、2製品目のget。 ![]() ![]() ![]() ![]() そんなことを考えていると、3月下旬になり、10G NICの定番・X540-T2が2万円近くまで下がっている。マケプレの2店舗が競い合っているようだ。迷いながらも、ここで買っても宝の持ち腐れかも・・と躊躇していると、乱高下して22000円くらいまで上がってしまった。ここで一旦物欲は治まったのだが、一度気になると関心は高まり、価格watchしていると、再び年度末決算の締日・3/31に20,000円ジャストまで下がってきた。こうなると我慢できない。本来2枚は欲しいところだが、そこはぐっと我慢して、物は試しに・・と結局一枚だけポチってしまう。まあ、eBayや米尼より安いし、この値段はなかなか出ないだろう。案の定、次の日から値段は戻し、24,000円くらいになってしまった。 翌日にはブツが届き、すぐには使わないが、真偽判定のために開封。見た限りは本物にしか見えない。使ってはみたいが、ハブも無し、対向のNICもないため、何もできず。取りあえずは箪笥の肥やしか・・。しかし、タガが外れたとも言えなくもなく、今後なし崩し的に10G関連製品を買ってしまうのでは、という恐れがある・・。どうなる事やら・・。 |