固定IP運用している側のWANプロバイダのインターリンクから、オープンリボルバ対策をしろ、との警告メールが届いている。あまり詳しくないのだが、DNSが外部からアクセス可能になっていて、DoS攻撃の踏み台などに利用されている(あるいは可能性がある)とのこと。ということで、インターリンクからのメールでの対策や、Webでの事例を参考に、対策を講じる。
まずは、WindowsのDNSの対策。DNSのプロパティから、"再帰を無効にする"にチェックを入れろとのこと。これだけで良いのかな・・と思っていたが、これだけだとダメで、ルータ側の対策もしたほうが良いとのこと。WAN側からのDNS要求を遮断しろとのことで、そのようなフィルタリングを適用する。この対策を行ったことにより、3つの対策確認サイトいずれでも、オープンリゾルバではないとの判定になった。
 DNSの再帰設定
 ルータのDNSポートも塞ぐ
 チェックサイトで確認
 別のチェックサイト
 もう一つのチェックサイト
しかし、この設定にしてみたら、外部から当サイトにアクセスできなくなってしまった。原因は、ルータのポート塞ぎ。コンテンツサーバとキャッシュサーバがあって、前者は権威サーバと呼ばれ、自身のドメインのレコードの情報を管理する。後者は通常内部のDNSクライアントからの名前解決に利用される。ルータのポートを塞げ、という話は、後者のキャッシュサーバ運用を行う場合に、内部クライアントからの問い合わせにだけ応答させるために行うのであって、コンテンツサーバにこれを施したら、自身のドメインの名前解決ができなくなる。今回、ウチの場合は再帰設定を無効にしたことにより、キャッシュサーバの機能がなくなったので、ポートを塞ぐ必要はない。ということで、当サイトへのアクセスも可能で、オープンリゾルブ状態でもなくなった。
だが実はもう一つ、インターリンクから警告が。もう一つは、NTPリフレクション攻撃対策。NTPのUDP123番がオープンになっているとのこと。しかし、これについてはルータの設定をみてもそれらしい項目はなく、対策確認サイトでチェックしても異常無しと出る。なぜ警告が来たか、不明。
 NTPリフレクション攻撃対策の確認サイト
全然ノーマークで知らなかったのだけど、BフレがWAN側200Mから1Gにスピードアップした新サービスを初夏から開始していた。802.11acのルータ購入を検討していたら、このギガサービス用のホームゲートウェイがacに標準対応・・ということで、偶然サービスの事を知った次第。調べると、新しいルータはONUとルータが一体型で、5GHz帯のアンテナは本体に内蔵。2.4GHzのアンテナはExpressカードで機能、という変則的な構成。無線部分はNECだが、本体は沖電気製と三菱電機製があるよう。ONUがルータと一体、ということは現在ウチで構成しているような、ルータ二台の構成は取れないのか・・と懸念を抱いたら、本体内部にONU部とルータ部を結線があり、必要に応じて間にハブを挟み分離できる事が判明。これなら移行できそうだ。工事費は9600円+ひかり電話の移行費用で2000円とのこと。ただ、ONUの位置を変更するため、ファイバの配線も変更になりそうで、追加料金取られる可能性があり。まあこれは、工事当日に交渉かな。休日工事だと割増料金なので、10/20の夕方に工事を依頼。それまでに構成や配線をFIXさせておこう。
Netgearのハブに変えてやりたかった、リンクアグリゲーションの設定にトライ。以前、QuadのINTEL NICを買ってトライした事もあったのだが、もの凄く不安定で断念したことがあるのだが、それ以来なので、5年ぶり以上か?
Netgear GS724TにIPアドレスを設定して、WebコンソールからLAGの設定。設定自体は簡単そうで、LAGメンバーシップを作成し、そこに使用するポートを追加するだけ。

まずはWindows 8.1環境でチーミングを設定。INTEL PROSETドライバの機能を使用してチーム化の設定。こちらも、新しいチームを選び、構成するNICを選択するだけで簡単。しかし、チームかした途端、チーム化した仮想NICが通信不能となる。




取りあえずWindowsは保留にして、Macで設定。Macは、ネットワーク設定画面から、"仮想ネットワークを管理"を選び、次のダイアログで+ボタンを押し、新規リンクアグリゲートを選択。チーム化(Macではボンドと呼ぶ)するインターフェースを選ぶだけ。しかし、こちらも通信ができなくなる。


ハブ側の問題か・・と半分諦めつつ、もう一台チーム化設定が可能な、ファイルサーバの設定にトライ。Windows Server 2012 R2は、OSレベルでチーム化の機能があるため、ここではOSの機能を使い、チーム化。半分諦めていたのが、何とこれはうまく通信ができる。何かしらの設定の影響なのか・・とさらに悩み、調べる。
調べている過程で、Macの仮想インターフェースの、ボンドの状況と言うタブで、ハブが802.3adに対応していない・・というメッセージを発見。やはりハブの設定なのか・・と、ハブのLAG configを見直す。その中の、LAG Typeという設定が気になり、defaultがStaticなのをLACPに変更。そうしたら、Windows 8.1とMacのチーム化されたNICも通信可能となった。

LACPとは自動でネゴしてポートグループの登録を行うプロトコルのよう。スタティックはその名の通り静的にポートをあらかじめ固定する設定のよう。どうも、802.3adといっているのは、LACPのことのようだ。確かに、Windows 8.1の設定で、静的/802.3adの選択画面があった。
一方で少々疑問なのは、Windows Server標準のチーム化機能。LAG TypeをLACPにしたら、ハブのLAG config画面で、ポートがリンクダウン表示に変わってしまった。しかし実際にはリンクしており、通信も可能。MS謹製のチーム化は、802.3ad対応ではないのか?



それまで使っていた(実際には、調子が悪いので電源入れっぱで使っていなかった)居間に置いてある無線LAN中継機が、ACアダプタの抜き差しをしたら、全く電源が入らなくなり、ご臨終。代わりの無線中継機を探す。中継機はあまり種類が無く、amazonでLogitecとPlanexの製品に絞りかけるが、BUFFALOとIODATAから中継機が近日発売であることを知る。さらに調べると、BUFFALOの製品は、発売済みのWHR-300HP2/Nをベースにしたようで、同製品にも中継機の機能があり、しかも値段も安いので早速ヨドバシで購入。
早速取り付けて設定。中継機の設定はなんなく完了したが、中継機を経由してインターネット接続すると、接続が安定しない。しばし悩んで調べると、まずは中継接続先のAPのMACアドレスフィルタリングで弾かれていることが判明。それを修正しても今ひとつ調子が悪いため、SSIDの名称を、中継元と中継先で替えてみたら、安定するようになった。弱い方の中継先のAPの電波を掴んでいたのかもしれない。
余談だが、前述のLogitecやPlanexの中継機は、MACアドレスフィルタリングが使えないが、BUFFALOはOK。SSID名を中継先と中継元で変えられるのもBUFFALOだけ。無線ルーターのおまけ機能程度に思っていたけど、この機種は意外と良かった。
導入以来、謎のフリーズ現象に悩まされる。その後わかったことは・・・、
・イニシャライズの旋回動作中は正常に動く
・定位置に停止すると、画面がフリーズしている
・夜間は何故か正常に動作する
・フィクサーから外して動作確認すると正常に動作する
・天吊りがいけないのかと思い、上向き設置をするものの同じようにフリーズ
・天井付近を映している状態だと正常だが、猫の居る床近傍にカメラを動かすとフリーズする
・チルト角度に起因しているのかと思い、フィクサー自体を下に向けるものの、ある一定の画角にはいるとやりフリーズする
ということで、絞り込まれるのは、ある画面パターンになると映像がフリーズするのでは?という疑惑。そう言われると、画面には照明が大きく映り込んでいる。もしかして、この逆光のような状態がJPEGエンコーダあたりに悪影響を与えて、固まっているのか?
論理的に考えると、これくらいしか考えられない。試しに、同じチルト角でも照明が映り込まないようにパンさせると、フリーズしない。うーん。しかし困った現象だ・・。設置場所を変えるしかないのだろうか・・。
・・クリックで拡大・・スカイツリーは原宿の方向だ
・・クリックで拡大・・遠くに新宿副都心や代々木のDoCoMoタワーが見える
・・クリックで拡大・・スカイツリーより大分南の方向で安定する
2ヶ月ほど前から東京MXテレビの受信状況が悪化。ついに、ほぼ映らなくなった。スカイタワーへの移行はとっくに完了しており、何故今になって受信感度が低下したかは不明だが、MXは他の在京キー曲よりも出力が1/3というから、そうなってもおかしくない。ということで久々に屋根に登る。
あらかじめ、スカイタワーの方向を確認。ウチからだと原宿の方向だ。東京タワー方向を向いているアンテナを、新宿副都心のビル群等を見ながらスカイタワーの方向に修正。しかし何と、逆に感度低下。BRAVIAだと在来キー曲でも感度30台に落ち込んでしまった。今のTVではNHKが激しいノイズで視聴困難な状況に。再度修正のため屋根に登り、携帯電話でTVの受信感度を確認しつつ、アンテナを回す。すると、驚いた事に、東京タワー方向の南に向けた方が感度上がることが判明。東京タワーよりも南なのでは、という方向にまで回し、ステイが邪魔でそれ以上回転できなくなったので、そこで固定。屋根からの確認では50台の受信感度だったが、降りてみると40台後半に。でも、受信には全く問題無さそう。肝心のMXテレビも40台前半で受信は問題ない。ということで、この状態でFIXとする。何故、スカイツリーに向けると感度が落ちるかは不明。障害物や大きな建物があると、反射波の方が強くなるため、そのようなことがあるというが、ウチからはスカイツリーが視認することができるのに、何故このようなことになるか、謎。まあ、結果オーライとする。
|