2021年12月の物欲



<21-12-31>

今年の総括


今年も、一年を振り返る日がやってきた。早いものだ・・。まさか今年も、コロナウイルスに振り回されることになるとは、夢にも思わなかった・・。 今年は、例年のような50万円級の大きな買い物をすることはなかったが、それでも、細々と中クラスの買い物を複数していて、それなりに散在している。小遣帳を確認すると、PC/AV関連の出費で、160万円を超えている。ただ、オクの売却で542,787円ものバックがあったので、差し引きは100万円程度だったようだ・・。

ということで、今年のムーブメント、ベスト5を振り返る。




まず、第一位。
今回は、これだ!というものを選定するのは難しいのだが、年末にかけて取り組んで、今時点でもホットである・・という点から、メインPCの更新を上げたい。
メインPCについては、年初の段階では特に不都合もなく、今年もそのまま更新見送りで5年目突入で良いかな・・と思っていたのだが、AMDに押されて劣勢なIntelが、起死回生の新しいプラットフォームを市場投入することを知り、熱が入る。
それが、Alder Lakeで、CPU自体も、高性能コアと高効率コアという、二種類のコア構成で、昨今のAppleシリコンなんかに近い構成となっている。 その他、チップセット側の機能も含めて、PCI Express 5.0やDDR5メモリのサポートと、新規格目白押しだ。これは、更新するしかないでしょう・・ということになり、10月末の予約開始の段階で、速攻で突入することになる。
想定外だったのは、新規格のDDR5メモリの入手難。国内はほぼ壊滅で、自分は何とか、米尼で早期に予約注文を入れていたのを、11月中旬に入手することができた。
マザー、AIOクーラー、SSD、HDDも更新し、それこそグラボ、光学ドライブ、電源以外はすべて一新することとなった。ちょっと排熱処理に苦慮しているが、電力や温度にリミットを掛ける設定にして、現在は安定動作するように至っている。余談だが、ほぼ同時期に市場投入されたWindows 11も、このAlder Lakeに最適化されていて、久方ぶりのWindows OSのメジャーバージョンアップにも、少しだけムネアツになったりした。





第二位は、サブスクのApple Music初体験と、デジタルミュージック環境の整備。今年はAppleが突然、Apple Musicのほぼ全ての音源のロスレス配信を開始した。これまでサブスクの音楽配信サービスはどうしたものか・・と様子見していたのが、これを期に、Apple Musicについに加入した。
使ってみると、目から鱗。ロスレス音源の効用は置いといても、世界中の膨大な音源から何時でも自由に楽曲を選択して聞くことができる手軽さは、素晴らしすぎる・・。自分は最新のJPOPなどの楽曲にはあまり関心はないのだが、貧乏学生時代に買うことのできなかった70-80年代のアルバムには俄然興味があり、片っ端からダウンロードして聞きまくった。ジャズ・ファンクの巨匠、マイルス・デイビスなんかも、この年になって初めて聴いて、その凄さに今更ながら感銘を受けた。エレクトロニックな楽曲をランダムに就寝時に流しておく、なんて使い方も気に入っている。
これに端を発して、今年更新購入したApple TV 4Kを、昨年末購入のMajik DSM/4につないで、Appleのロスレス音源を手軽にメインスピーカーで聞けるようにした。さらには10万円もするAKGのモニタリングヘッドホンまで購入し、深みにはまっていった。
余談だが、これまで停滞していた、手持ちCDのFLAC化もこの機会に一気に推し進めて、全CDの取り込みが完了した。





第三位は、久しぶりのメインモニタの更新。それまでのメインモニタはEIZOの32型4Kモニタだったが、6年が経過して、そろそろ更新か・・と、昨年あたりからタイミングを見計らっていた。
当初、同じEIZOの後継機、EV3285を購入しようかと思い、株主優待価格もWatchしていたのだが、年始早々にDELLから、40型Curved、5120×2160の、意欲的なモニタ(U4021QW)が発表された。
EIZOも同様のCurvedモニタ(EV3895)はリリースしていたが、解像度が乏しく(3840×1600)、価格も考慮して、DELLに軍配が上がった。 モニタアームなどはそのまま流用して、余計なサブモニタは撤廃、シンプルにデスクトップに取り付けを行った。広大な湾曲したモニタ空間が眼前に広がり、爽快感は極まりない。久しぶりに、モニタの更新で感動を得ることができた。このモニタは気に入ったし、欠点も見つからないので当面使い続ける予定だが、次の更新時はどのような仕様のモニタが市場に投入されているのか・・現状では全く想像できない。





第四位は、4Kデジタル/ビデオカメラの購入。年始早々に、SONYの1インチセンサーのコンパクトデジカメ、ZV-1を購入した。VLOGをターゲットにした昨年の人気商品だが、自分の用途は〇〇撮り・・。このZV-1は、既に5年以上使っていた同じ1インチのRX100の派生製品でもあるのだが、内容的には4K30pの録画に対応し、大きく進化している。内蔵ストロボが省かれているなど、自分の用途的には少し機能的なマイナス面もあったため、結果的にはクリップオンストロボを追加購入するなど、さらなる散財へと繋がった。
これに触発されて、秋には同じシリーズのレンズ交換式、ZV-E10、さらにはハンディカムのAX45まで購入してしまった。ZV-E10はAPS-Cセンサーで、画質はさらに向上したが、流石に本格的なカメラだけあって、フルオートの設定ではなかなか望んでいる画質が得られない。ホワイトバランスやシャッタースピードをマニュアル設定にして、何とか好みの画を得ることが出来た。
最後に購入したAX45は、ZV-E10が十分な画質を得られたこともあり、事実上のお役御免となり、箱に入ったまま眠ることとなた。このソニーのHandycam、スマホやデジカメに押されてか、すっかり影が薄くなり、ここ数年新機種がリリースされておらず、AX45に至っては事実上の受注生産になっている始末・・。今後もこの傾向は強まりそうで、もしかすると40K60pの家庭用ビデオカメラが市場投入されることは無いのかもしれない・・。





最後の第五位。これは悩ましいところなのだが、強いて上げるなら、今年更新の予定だったのだが、コアとなるSoC一体型マザーが発売に至らず、来年に持ち越しになった仮想サーバの更新だろうか・・。
昨年からパーツの購入をコツコツと進め、今年の春には、RAIDに必要な最後の2台のHDDと、NVMe SSDの購入にまで至り、残るはSoCマザーのみとなった。しかし、肝心の心臓部である、Ice Lake-D CPUがリリースされず、必然的にそれを搭載したマザーの発表もなかった。秋になると、Supermicroから、同CPU搭載マザーのOS互換情報が発表されたので、リリースは近々であるとは思うのだが・・。今年最大のトピックとなると思われていただけに残念な結果となったが、来年の楽しみとして待つことにしよう・・。

来年の展望だが、件の仮想サーバの更新は当然として(年始早々のCESでの発表に期待)、恐らく年末に控えているのは、Apple SiliconベースのNew Mac Pro。現行の2019モデル購入からたったの3年で・・ということになり、勿体ない事この上ないのだが、リリースされたら、買い換えることは間違いないだろう。その他、本来なら、ファイルサーバが5年経過することになるので、更新を見据えても良いのだが、マザーやCPUは現行で十分だし、弾についても、もう1-2年延命しようかと考え始めている。16TBのHDDが3万円前後の価格になるようなら、一考の余地ありかもしれない。

これら既定路線以外だと、何だろうか・・。AV関連の物欲は小休止に思える。無線LANをWi-Fi 6に更新しても良いのだが、2024年には、Wi-Fi 7が実用化されるようなので、もう少し待っても良いのだろうか・・。プリンタ類はかなり年数が立っているが、実用的には困っていないので、これらを更新するかも、怪しいところだ。



<21-12-29>

UGREEN USB-C LANアダプター 40322 1,937円@amazon.co.jp






仕事で使っていたCable MattersのUSB-C LANアダプタをどこかに紛失してしまった。無いと困るので、代替品を探す。同じCable Mattersのがよかったのだが、日尼が在庫切れ。米尼は送料入れると高く付く。
前回、1300円くらいで買ったようなので、同じような金額で信頼できそうなのを探すが、Gigabitのものはない。Anker、UGREEN、Amazon Choiceあたりが候補で上がるが、1700-2000円くらいの価格帯となる。
その中からUGREENで、AX88179Aチップ搭載を公言している製品を選択する。新旧2種類あるが、少し高いが新しい、ナイロン網ケーブルを採用したモデルを選定した。iOSやAndroidでのドライバレスでの使用も可能となっている。



<21-12-25>

Western Digital 8TB WD80EAZZ 14,750円(POINT22%)@コジマPayPayモール店


先日メインPC用に購入したWD80EAZZが、HGSTベースで低速回転でなかなか良かったのだが、ヤフショのセールで結構ポイントが付与される。近々ファイルサーバの、レンタルDVDのISOイメージを格納しているHDDが溢れそうなので、事前に購入しておくことにする。
買ってから気づいたのが、別のクーポン券を使えば、13,990円+POINT22%で購入できた・・。800円・・昼飯一食分なのだが、なんだかショボーン・・。



<21-12-24>

Apricorn Aegis Secure Key USB Flash Drive 32GB ASK-256-32GB 8,523+送料2,232円@eBay










仕事で、Apricornという会社の10キーPINコード入力のセキュアなUSB HDDを使用した。なかなか良好な使用感で、仕事用に10キーロック付きのUSBメモリ版を手元に置いておきたくなった。同じApricornの製品を探すと、eBayで1万円前後の製品が出品されていた。
同様の仕様の製品は、Aliexpressで3,000円くらいから販売されていて、それでも良いか・・と思ったが、折角なのでApricornの製品を購入することにした。最安の1万円切りのものは4GBで流石に容量が小さいので、32GBのものを選んだ。USB2.0仕様でスピードは期待できないが、そこは目を瞑ろう。

購入後に国内のAmazonで調べると、IODATAやKingstoneからも同じような製品はリリースされていた。比較的安いのはIODATA製で、8GBで1万円を切っている。この製品のオリジナル・・と思われるiStorage製品は5,000円台で販売されている。また、使い物になるかは分からないが、指紋認証のLexar製品は64GBで3,300円でアキバおーで販売されていた。これも安いので、秋葉原に行くような機会があれば買ってもいいかもしれない。



<21-12-24>

Mellanox QSFP/SFP+ Adapter Kit 655874-B21 4,000円+送料210円@ヤフオク




先日買ったQSFP/SFP+変換アダプタを、もう一つヤフオクで購入。全く同じ出品者からだ。 CX354Aの空きのQSFPポートに挿すつもりだが、将来的にもう一枚CX354Aを買った場合は、そちらに差し直し、CX354A同士をQSFPで直結しようか・・などと妄想してしまう。



<21-12-17>

Mellanox QSFP/SFP+ Adapter Kit 655874-B21 4,000円+送料210円@ヤフオク
Mellanox ConnectX-3 MCX311A-XCAT 4,528円@eBay
QSFP+防塵プラグストッパーカバー5個 680円+送料454円@eBay
SFPプラグストッパーカバー10個 307円+送料70円@eBay




QSFP/SFP+変換アダプタは、CX354AのQSFPポートに、10GのDACケーブルを接続するために購入。
これが問題なければ不要なのだが、SFP+なConnectX-3アダプタも、もう一枚手元に置いておきたいのと、1ポートモデル非常に安いので、購入。MCX311Aで、バックアップサーバに挿しているのと、同じモデルだ。
QSFPとSFP+用のプラグカバーも、埃防止用に購入しておいた。



<21-12-16>

LSI Logic LSI00291 BBU BRACKET-05 1,464円@eBay


RAIDコントローラのCacheVaultのバックアップキャパシタ固定用のPCIブラケットを探したら安かったので、購入。当初、ケースの底面に転がすか、両面テープか何かで接着しようかと考えていたが、きちんと固定した方がいいでしょう。何時になったら新しいRAIDコントローラを使って仮想基盤を構築できるんだろうか・・。



<21-12-15>

Lenovo ThinkPad X1 Ethernet Cable 01YU026 910円+送料227円@eBay






仕事で使っているThinkPad。出先でのLAN接続は、普段はUSB-CのLANアダプタを使っているのだが、それとは別にIntelのチップが内蔵されていて、専用コネクタを介したLANアダプタで接続できるようになっている。
特に必要性もないのだが、eBayで安く買えるので注文してみた。



<21-12-13>

Visual Studioの年額支払い後の処理


今年もVisual Studioの契約1年延長分の振込を行ったのだが、昨年行った電子署名の処理の案内メールが届かない。
nPress担当者に問い合わせすると、この処理は、3年ごとの契約更新時に必要なもので、3年契約の年次の支払いの際には不要、何もしなくて良いそうだ。安心した。



<21-12-12>

SAMSUNG 980 PRO 1TB w/ヒートシンク MZ-V8P1T0C/IT 23,480円(+POINT34%)@Joshin Web





全く、必要性がないのに、ポイント還元が34%と強力なのに惹かれて、SAMSUNGのヒートシンク付きのSSDを買ってしまった・・。
ヒートシンクなしの同モデルをメインPC用に先日買ったばかりで、特に必要性はないに・・。実質15,000円台は凄い・・。

構築が遅れている、仮想基盤のVM格納領域用に使うかもしれないが、元々買っていたSeagateの1TB SSDもあるし、どうしようか・・。Seagateを、サブPCのデータ領域に回すか・・。悩ましいところだ。



<21-12-12>

Adobeベーシック講座1ヶ月間+Adobe Creative Cloud (メールでID送付・教材発送なし・eラーニング付) 39,980円@ヒューマンアカデミーたのまな

今年も、Adobe Creative Cloudの更新。直前のAdobeのキャンペーンでも、AmazonブラックフライデーのキャンペーンでAmazonカード支払いをすれば42,600円に8%のポイントバックがあるので、39,120円相当となり、例年のヒューマンアカデミー。たのまなでの学割パックより安くなった。
しかし、Amazonカードをわざわざ作るのも何だし、42,600円のAdobe CCはオンラインコードのみの、クレカ登録必須版。このクレカ登録は、一度登録するとオンライン上では削除することができず、年次の自動更新が適用となってしまう。
これなら、たのまなの方がいいか・・ということで、今年も通信講座を申し込む。

例年通り、A8.netのセルフバックの5%還元を狙う。








A8のマイページから、[Adobe]のキーワードで検索すると、たのまなの通信講座が出てくる。セルフバックを行う、を選択し、リンク先のたのまなのページから、ベーシック講座1カ月のAdobe CC付きを選択する。





購入処理を終え、1-2時間後にA8のマイページを確認したら、きちんと1,999円の報酬額がカウントされていた。これで、Amazonのキャンペーンで購入したより安かったことになった。



<21-12-11>

Brother 純正インクカートリッジ4色入 LC211-4PK 3,533円(POINT11%)@ヤマダデンキPayPayモール店





年賀状の印刷をしたら、インクカートリッジが少なめになってきた。まだ交換時期ではないが、早めに購入することにする。昨年はインク製品関連のクーポンで安く買えたが、今年はキャンペーンを確認することができず、高めの購入となってしまった・・。



<21-12-11>

Belkin USB-C PD 32W(20W+12W)急速充電器 WCB004dqWH-A 1,323円@amazon.co.jp









ダイソーで770円のUSB-C PD対応充電器が販売されている、というので、地元の店舗に行ってみたが、在庫はなかった。 ということで、同等のものをAmazonで物色。1ポートのPD対応であれば、Belkin製が意外と安く、1,000円台でいくつか存在する。その中で、CとA、各1ポート搭載した充電器が、中古品(返品品か?)ということで安く販売されているのが目に付いた。コンセント部が回転しないのも残念だが、部屋内で固定で使う予定なので、大きな問題はない。この値段ならお試しでも良いだろう、ということでポチってみる。

翌日にはものが届いたが、シールされた新品にしか見えない製品。ただ、パッケージに、[Amazonアウトレット検品済み]のシールが貼られている。本体には傷はないし、保護シートも貼られていた。確かに、今時の20W PD対応製品と比べると大きく、回転しないコンセント部は気になるけど、室内で固定で使う分には全く問題無さそうだ。



<21-12-06>

ロジクールヘッドセット H111r 1,250円@amazon.co.jp





会社でTeams会議に参加する際、BeatsのBluetoothイヤホンを使っているのだが、たまにうまく認識しなかったり、充電がされていない時がある。イラッとするので、そういう時の対策用に、有線のヘッドセットを今更ながら購入する。