AVシステム・2008

その9・LINN&Squeezeboxの導入



DLNAベースで構成される、LINNのDigital Streamingシステムを導入(一番安い、Sneaky DSだけど)。



<10-09-27>

LINNとは無関係だが、同種のネットワークミュージックプレーヤーとして定番の、Squeezeboxを導入したので、番外編ということで紹介。
Squeezboxは、今はlogitechから販売されているが、元々ベンチャーの米Slim Deviceの製品。スピーカーレスの製品から、モノラルスピーカーのもの、タッチパネルインターフェースのもの・・と多種のラインナップがあるが、導入したのはラジカセスタイルでステレオスピーカーを搭載した、Squeezebox Boom。日本では販売されてないが、モデルによってはamazon.comで購入可能。幸い、自分の欲しかったBoomは、日本から購入可能だった。
届いた本体は思ったより小型で、なかなか質感もしっかりしている。無線LANクライアント機能を搭載していて、PCで動作するサーバソフト上の、mp3やflac形式の音声ファイルを再生する。インターネットラジオの再生も可能。コントロールは本体のボタンや付属のリモコンで可能だが、有償でサードパーティから提供されるiPhone/iPad用のコントロールソフトから操作するのが一番やり易い。



Sqeezebox Boomを箱から取り出す。

電源を入れるとメニュー言語の設定が。

無線LANの設定も、ダイヤルとボタンで行う。

基本セットアップが完了して、再生。

ベッドの上サイドに棚を作り、そこに設置。

つづいて、Squeezebox本体の表示の日本語化。
C:\Program Files\Squeezebox\server\Graphics
の下の、CODE2000.TTFと、FreeSans.ttfを、ARISAKA_AA.ttfとmeiryob00.TTFで置き換える。ARISAKA_AA.ttfは、
http://smart-pda.net/useful7+index.id+5.htm
ここに入手法が。
meiryob00.TTFはメイリオを、breakttc.exe でttfに分離する。breakttc.exeの入手先と利用方法は、
http://www.xlsoft.com/jp/products/indigorose/autoplay_readme_02.html
このあたりを参考に。これで、本体のLED表示パネルがまともな日本語に変わった。


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Squeezebox Severの設定画面。


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共有フォルダの設定等もここで行う。


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設定用アプリケーションソフトも用意される。


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サーバ上の、TrueTypeフォントを入れ替えると、まともな日本語表示になる。

コントロールソフトには、iPengを使用。iPhone/iPod用のもので、for iPadも最近リリースされている。リモコンや本体のボタンで操作するより遥かに操作性はいい。


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iPengの再生画面。


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iPengのアルバム一覧。


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iPengの曲目一覧。




<10-09-26>

LINN周辺を少し整備。Mac用のSongBookは、3.0にバージョンアップ。しかし、うまくDSを探してくれなかったりして、陥る。ユーザーサポートにメールして、コンフィグファイルをリセットしたりするがうまくいかない。色々やったあげく、DSの電源を再投入したら、認識するようになった。何だったんだ・・。しかし、相変わらずSongBookはDSを見つけてくれない事が多い。DSの電源を再投入すると治るのだが、原因不明。そうした時でも、iPad用のPlugPlayerは問題ないので、さらによく分らない。さらに言うと、このSongBookを起動すると、NTTのルータのポートが異常な点滅を始めて、ルータの機能が停止してしまう。ルータ側のuPnP機能をdisableにしてみたけど、効果はなかった。これもサポートにメールしてみたが、ルータ側の問題だ・・みたいな回答で、解決にはいたらなかった。Buffaloあたりのルータならまだしも、NTTの純正だしな・・。しかし、同様の症例はWebでは見つからないので、うちのLAN環境に何か問題あるのだろうか・・。まあ確かに、ルータが二つあったり、バックアップ用の別LANがあったりするが・・。
続いて、iPad用のSongBook DSも購入してみる。以前は1万円くらいしたけど、半額くらいになった。それでも高いけど。これはもの凄くUIとか綺麗で、使い易いんだけど、Mac版と同様に、DSを見失う事が多い。DSを再起動すると治るのも同じ。うーん。この問題さえ解決すれば、クライアントソフトはSongBook DSで決まりなんだが。
ところでLINNは順調にバージョンアップを重ね、毎月のようにマイナーバージョンアップのファームが提供される。凄いね。




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Mac用のSongBookは良く出来ているが、DSを見失う。


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iPad用のSongBook DSはもっと格好良いが、やはりDSを見失う。


<10-06-19>

その後、ゆっくりとセットアップを進めた。RIP環境は、当初EACを使ってみたが、TAG情報のヒット率が良いとの事で、有償だけど、dbPoweramp CDRipperに変えた。iTunes程ではないけど、日本のマイナーな盤でもまずまずヒットする。タグ編集は、Mp3tagというフリーウェアを使用。
再生ソフトは、Mac版としてSongBookを導入。iPad/iPhone版としてはPlugPlayerとKonductorを購入。SongBookのiPad版も購入予定。
DLNAサーバには、AcerのH340 Windows Home Serverを導入。DLNAサーバソフトとしては、ASSET UPnPをセットアップ。
これで、Sneaky DSの使用環境は、完成したこととなる。




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RIPはdbPowerampを使用。タグ情報もそこそこヒットする。


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タグ編集はMp3tagを使用。


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iPad用のDLNAクライアントとして、PlugPlayerを使用。
操作性はイマイチだが、接続性等の安定度は一番。


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Konductorは、安いので購入したが、iPad用ではなく、しょぼい感じ。


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iPad/iPhoneの向きを変えると、画面表示や機能が変わるようになっている。


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DLANサーバは、RIPソフトと同じASSET UPnPを使用。


<10-04-15>

Sneaky DS用のサーバ選定のために、テスト的にWindows Home Serverをセットアップする。セットアップ中は、PS/2接続しないとDVDブートがうまくいかなかったり、WHSがWindows Server 2003ベースであるため、AHCIのドライバがなくブルースクリーンが出たり、と小トラブル。WHSをセットアップしてあらためて驚いたのは、ボリュームが一つしか選べない事。ブートパーテーションとデータパーテーションを分けたりできない。今回は単一ディスクでのテストだが、複数のディスク構成の場合も、単一パーテーションに統合される筈。このあたりが、少々使い難い。それと、2003ベースなので少し古めかしい感じが・・。DLNA絡みのテストはこれから。



Windows Home Serverのセットアップ中。

設定を行う。


<10-03-22>

Snealy DSの音出しテストを行う。TVの裏にDSをセット。DSは立て置きもできるので、かなり狭いところにも置けるのがいい。
LANケーブルと、アンプへのアナログ音声出力を接続して、PCにKONFIGという設定ツールをインストール。DHCPでIPアドレスを取得済みのDSがすぐに画面上に表示される。問題無さそうなので、KinskyDesktopというコントロールソフトをPCにインストール。しかし、DSが表示されない。色々試していると、PCがブルースクリーンで落ちたりする。不安定だ。結局、KinskyにDSが表示されないのは、インストールしたPCにNICが二枚刺さっていたためのようで、バックアップ用のLANをdisableにしたら、認識されるようになった。だが、音は相変わらず出ない。今度はKonfigで色々設定を見ていると、音声出力関係の設定があり、外部アンプを使用する設定に変えたら、音が出るようになった。今回はテストだけだけど、なかなか音も良さそう。でも、LINNの標準ソフトは不安定でイマイチだな・・。



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KonfigはDSの基本設定を行う。


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Kinskyは純正のWindows用再生ソフト。
操作性はイマイチ。


<10-03-21>

Sneaky DSを開梱する。質素な梱包だけど、必要充分な感じ。本体はスチール製で質実剛健。それほど高級感はないけど、なかなか強靭な感じ。脚は別添になっていて、横置きでも立て置きでも可能。取りあえず、仮設置をしてテスト運用を行う。本運用は、QNAPとか天井スピーカーを取り付けるGW以降。



海外製品らしい、質素な箱。

中は、本体の他、電源ケーブル、脚、ターミナル、LANケーブル。

黒光りするボディが出現。

アンプ内蔵なので、スピーカー出力も有り。

縦置き、横置き兼用の脚。

DSを立ててみた。

端正なフォルム。


<10-03-17>

Sneaky DSがイギリスから届く。配送便はFedex。関税とかはないけど、消費税は請求されるらしい。今のところ、どこから請求がくるのかわからない。


航空便で送られてきた。


<10-03-12>

ようやっと、stoneaudioからSneaky DS出荷の連絡が入る。Sneakyは在庫有りの表記だったので、とっくに発送されているものだと思っていたのだが、そうではなかった。それにしても、Fedexの伝票番号等の記載もないし、いい加減だなぁ、イギリスの会社は・・。


発送連絡のWebメール


<10-03-09>

Sneakyを発注して10日ほど経つが、いまだに届かず。まあ、急いでないのでいいのだが。クレカの決済だけはすぐにされていた。ちなみに、Sneakyが導入されたら、下のような構成にする予定。メインのオーディオシステムのトランスポータとして動作する他、内蔵アンプを使用して、天井スピーカーからBGMを鳴らそうとも思っている。DLNAサーバは、QNAPを導入する予定。RIPはEACを使うつもりだけど、導入までにもう少し調べてみる。



<10-03-01>

一年振りのポンド安に突入し、思わず、Sneaky DSを購入。元々は夏休みくらいまでに買おうか・・と思っていたのだけど、半年くらい早まってしまった。


購入したstoneaudioのwebページ